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親が来た

こんなご時世ではありますが、母が大阪から遊びに来たので父親と僕と3人で東京観光に行きました。

ウチは4人家族。
2年ほど前までは4人で大阪に住んでました。
僕と父は仕事の関係で東京に、母と弟は今も大阪で2人暮らし。

物理的にバラバラになると、人生を共有することも少なく、たまに母親からLINEがくるくらい。
一緒に住んでいると、嫌でも互いの存在を気にしながら生きていかないといけなかったのに、今は自分のためだけに生きていける。
そんな風に思う僕は、1人暮らしに味をしめ、大阪にも帰らなくなっていました。

でも、今日改めて感じたことがあります。
僕はずっと自分のことだけを考えて生きてきたかもしれないけど、親はずっと僕のことを想いながら生きているということ。
別に言葉に出してそう言われたわけではないですが、なんとなくそんなことを感じました。

少し昔の話になりますが、、、
僕が高校生くらい、なので10年ほど前からですかね。
父と母の仲がどんどん悪くなり、本当に邪悪な空気が家に流れ続けていました。
それまで家族に対してマイナスの感情を覚えたことは少なかったですが、この頃だけは本当に嫌だった。
「壊れてしまえ」と思ったことすらありました。

でも、時が経ち距離も開いたのが功を奏したのか父と母の関係もよくなりました。今日はそれを強く感じた。
それは言い換えると、僕が嫌いになる前の家族の風景がまた訪れたような感覚でした。

そんな風に思った1日だった。
父も母ももう50半ば。少し見ない内にまた老けたなあ。
あまり目に見える形で親孝行をしたことはないけれど、もう少し家族のことを想いながら生きていこうと思います。

もちろん親だけじゃなくて、おじいちゃんもおばあちゃんも。
弟とも仲直りしないとな。



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