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2023年の年末に

40代も半ばともなると身体に不具合が出てくるのは致し方ないことで、過日の人間ドックで食道裂孔ヘルニアを指摘された。そういえば最近運動もしていないしぽっこりお腹も目立つ。夫からは姿勢の悪さを指摘され、そろそろ腹筋を鍛え直さにゃならんかな、と朝食後ごろりと横になったところ「にゃおん」と鳴く声。はて、隣に小花さんがいたっけかと見回すも姿が見当たらない。さては胃の声かとようやく理解。「食っちゃ寝はいけねぇよ」ということかしらね、とやおら起き上がると、今度は明らかに身体の外から「にゃおん」の声。今度こそ小花さんであった。

老いてますます可愛さ増す小花さん

小花さんは今年の4月に緑内障の診断を受け、一時は眼球摘出という話も出たが、なるべく彼女にとって負担のない治療をいうことで現在も日に3度の点眼を続けている。当初は嫌がっていた点眼も慣れたもので、現在では点眼後のおやつを楽しみに自ら目薬を要求してくる。それが先ほどの「にゃおん」だ。

年末は忙しい。小花さんの目薬を済ませて風呂に入る。今夜は2023年最後の忘年会。さっさと掃除を済ませて万全の体制でお酒を迎えにいかねばならんのだ。 

そういえばつい昨日、9月にゲストとして招集された「GR Bar in 大阪」のレポートがアップされた。今年の前半まで記事をぼちぼち書いていたGR Blog である。

酒が好きだと言い続けていると良いことがあるものだ。

当日はスナップダイモンにいつも参加してくださる方や、関東近郊からわざわざ来てくださった母校の先輩もいたことから張り切ってしまい、バーのマスターが「お客様にたくさんお酒を勧めていただいて感心しました」と言っていたとか。さらには「あの女性の写真家さん、すごい勢いで飲んでましたね…」とも。いやいや、お客様にお酒を勧めておいて、自ら飲まないわけにはいかぬ。

2次会は日本酒好きの女3人が揃ったもんで本町まで移動して日本酒専門店へ行き、GR Barでバーテンダーさんに我儘言って作ってもらった宮城峡のハイボール(濃いめ)からの流れも手伝ってそこそこの酔っ払いとなって新大阪のホテルへ帰り着いたのだった。

今年から始めたWS、スナップダイモンでもよく飲みました

翌日は朝から上野で撮影会の予定があったため、朝イチの新幹線で東京へ。のぞみの揺れが二日酔いの身体に響く。ランチ付きの撮影会ということもあり、当然のように「大門先生はビールですよね?」と勧められる。昼になっても酒は抜け切ってはいないが、素直に生ビールを受け取り飲み干す。私の肝臓は寛容なのだ。

結局酒の話になってしまった。(だって好きなんだもの)

GR Bar in 大阪にて。(R社 朝倉氏撮影)

近頃では「ママ業のほうはどうですか?」なんて聞かれることもあるけれど、税務署への届は写真業でございます。ということで何年かぶりにnoteに投稿しましたが、今後も書いたり書かなかったりということになりそうです。不真面目ながらこと写真に関しては真摯に向き合いつつ変わらず楽しんで参りたいと思いますので、2024年もどうぞよろしくお願いします。


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