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週報9月①


リッピングしたもの

Vinyl


  • Buari - Buari(1975)

ガーナ出身のシンガー/コンポーザーAlhaji Sidiku Buariによるアフロ・ファンク。ジャケットの底抜けの笑顔がよい。パーカス飛び交うアフロファンクが悪い訳がない。"Oh!Africa"のようなピースフルなレゲエもある。ドラマーのBernard Purdieはアレサ・フランクリンやスティーリー・ダンなどのバックを努め、サンプリングも多数されてきたという伝説のドラマー。

  • Coil - Musick To Play In The Dark²(2000)

サイキックTVのジョン・バランスとスロビング・グリッスルのピーター・クリストファーソンによるユニット2000年作。ジャーマンのコスミッシェに影響を受けたというシリーズの2作目。Ashraやタンジェリンみたいな瞬間はあるがインダストリアル的な冷えた感じと、ゴス的な耽美もある。ごく小さい音からゆっくり始まっていく1曲目が印象的。

  • Klaus Weiss Rhythm & Sounds - Sound Inventions(1978)

60年代から活動してきたジャズ出身ドラマーで、Niagaraやクラウス・ドルディンガーのバンドにも参加している。ジャーマン・プログレのSunbirdsのドラマー・プロデューサーとしても。Niagaraのファンクネスをちょっと感じるがライブラリー向けなので短い曲の色んな作風が詰まっている。

GAME

  • デビルサマナー ソウルハッカーズ - アトラス(PS/SS,1997,アトラスサウンドチーム*)
    *…目黒将司、青木秀仁、増子司

アトラスの看板シリーズ「真・女神転生」のPS以降のスピンオフシリーズとして始まった「デビルサマナー」シリーズの2作目。PS以降は全く触ってないのでゲームにあんまり言及できないんですけど、重苦しいテーマからドラマっぽいものになって、サイバーパンク要素をマシマシにしたような…FF7とかクーロンズゲート等のPS期のソフトにあったようなあの感じ。サントラですが、インダストリアル・シンセウェイブといった様相でかなり良いです。特に"天海空港(ビジョンクエスト)"なんかはVaporwaveのようなイーサリアル感がある。"パラダイムX(通常)"も量販店の音楽っぽい後ろに喧騒っぽいノイズが流れててそれっぽいですね(パラダイムXっというのはサーバー上の架空都市とのこと)。"アルゴン本社"も遅回しっぽいリズムが良い。もっともインダストリアルっぽい面が出てるのは"レッドマン"。もちろん80年代のハードロックっぽい戦闘BGMも健在。


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