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週報9月④

リッピングしたもの


Vinyl

  • Jane - Germania(1982)

Janeは70年代から活動するドイツのプログレ/ハードロックバンド。Brainレーベルから出ているので割と知名度はあるほうなのだろうか。国内盤も何枚か出ている。初期にはサイケな感じもありクラウトロック好きにはそこがリーチするぐらい?でもAC/DCみたいな腰の据わったドラムが好き。触れられる事のあまりなさそうなこのアルバムも割といい。なにげにBorisとMerzbowの共演盤『Klatter』で『III』収録の"Jane-Session"が"Jane"としてカヴァーされていたりする。

  • Elon Katz - The Human Pet(2016)

Powell主宰のロンドンのレーベルDiagonalからリリースされた、LAのプロデューサーによる作品。IDM/EBMなトラックにやや気持ち悪いボーカルが乗り、ジャケ通りのちょっとクレイジーな感じがある。

  • Gail Laughton - Harps Of The Ancient Temples(1969)

アメリカのジャズ・ハーピスト。ブレードランナーにハープ曲"Pompeii 76 A.D."が使用されていたり、2013年のLight In the Atticのニューエイジコンピ『I Am The Center』に収録されたり。 ソロ・ハープという形式上、同コンピに収録されたJoel Andrewsとも似たような感じ。あとこれ公式再発じゃなくてブート再発のようで、カッティングもなんか質が…(穴が小さい、レコードの端にヒゲがついてる)

GAME

  • SELECTION 選ばれし者/ケムコ(1989,GB)

素のファミコンの音源では使える音色も限られているのにも関わらず、そのメーカーの音だという印がはっきりわかるものがあってすごい。スクウェアのゲームはともかく、ケムコ(コトブキシステム)のゲームもそれとわかる印みたいのがある。このセレクションもそういうケムコのファミコンのゲームのひとつで、作曲者がわからんのですけど、シャドウゲイトや悪魔の招待状と同じなら増野宏之氏。ケムコっぽさっていうのは何か存在し、まあ言うなら疑似ディレイがかかったアルペジオと、あと何か曲のあやしい感じなのかなと。


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