びっくりショコラパフェへの挑戦
・びっくりドンキーのガリバーフェアが10月16日からスタートした。秋になると毎年恒例で開催されるいわゆるデカ盛りフェアであるが、今年はそのラインナップの中に「びっくりショコラパフェ」という、人気のガトーショコラパフェの増量版が登場するという情報を仕入れた。
◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢
— ハンバーグレストラン びっくりドンキー (@bikkuri__donkey) October 16, 2024
今年もこの季節がやってきた。
#びっくりドンキー 恒例
『今年もガリバー！』🏆
◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢
美味さだって、楽しさだってガリバーサイズ❕
今日は小さなことを忘れてでっかくいこう。
さあ、びっくりドンキーでガリバーを体感❕
・びっくりドンキーの期間限定パフェはいちご、桃、マロンが季節ごとに発売されるが、わたしはいつも3種類ある大きさのうちのジョッキサイズのパフェを満喫している。どれも趣向が凝らされていてとてもおいしく、満足サイズのパフェではあるが、夢中で食べ終えたときには少し儚かったなと感じてしまうのだ。そこに入ってきた今回の情報である。これは激甘党のパフェ好きを名乗る以上は発売日に食べに行かなければならないと決意を固めた。
・びっくりショコラパフェの高さは約30cm！A4のコピー用紙の長辺とほぼ同じである。そしてお値段は驚異の3000円！！ファミレスのパフェではそうそう見ない価格で度肝を抜かれてしまった。ジョッキに比べてどのぐらい量が多いのかと考えていたが、この値段の差から大きさにもかなりの差があることがうかがえて一気に期待が高まってきた。
・びっくりドンキーは公式サイトに載っている栄養成分情報で、カロリーに加えて盛り付け量も確認することができる。ガリバーフェアが始まる前日まで発売されていたジョッキパフェ(月見)はカロリーが815kcal、盛り付け量は444gとあった。
・びっくりショコラパフェの価格はジョッキパフェのほぼ倍である3000円だが、個人的な予想としてカロリーや盛り付け量は大体ジョッキの1.5倍程なのではないかと考えた。発売の前日時点(10/15)の予想では、カロリーが大体1200kcal、盛り付け量が750gというところだろうか。わくわくしながら当日の情報解禁を楽しみに眠ることにした。
・そしてガリバーフェア開始当日、さっそく朝に公式サイトで更新された栄養成分情報を確認してみた。その結果、盛り付け量は755gでほぼ予想通りだが、カロリーは予想を2回りほど上回る1858kcalという笑うしかない数値が目に飛び込んできた。フルーツやゼリーなど比較的カロリー低めの具材がなく、ほぼすべてクリーム、アイス、ケーキなどがみっしりと詰まっているからこそ、重さに対してのこのカロリーの跳ね上がり方だと思われる。ますます期待が高まってきたぞ！！
・わたしは比較的よく食べるほうではあるが、大食いといえるほどでもない中途半端な容量の胃を持っている。そのため、ジョッキパフェ以上の大きなパフェを食べるときは他の料理を頼まずパフェ単品で食べることに決めている。胃が圧迫されていない状態で100%パフェを楽しみたいためだ。店内では当然おいしそうなハンバーグの匂いが漂っているのでハンバーグを頼みたくなるが、それを抑えて単品注文する精神力が必要だ。
・今回の目標は「おいしく完食」とした。挑戦すると決めた以上、途中できつくなったとしても食べきれずに残すことは避けたい。そのために朝昼のごはんを控えめに抑え、仕事の退勤までおやつも我慢して極限までお腹をすかせた状態で店舗まで向かった。
入店！
・入店してひとまず売り切れではないことを確認。パフェだけを食べに入店するのはもう慣れたものだが、注文をとる前に渡されるお箸が入ったかごを結局下げてもらうとき、いつもすみませんという気持ちになってしまう。
・「お時間かかりますがよろしいですか」とたずねられたので、「はい！」と元気に返事をする。ジョッキにしても今回のびっくりショコラにしても、見た目からして明らかに作るのが大変そうなデカ盛りパフェを作ってくれる店員さんにはいつも感謝するばかりだ。ありがとうございます！おかげさまで甘味に溺れております！！
・そしてついにびっくりショコラパフェの実物が運ばれてきた。運んでくれた店員さんにぺこぺこ頭を下げつつも、テーブルの上のその圧倒的な存在感に笑いが止まらない。30cmという高さはもちろん、器の直径もものすごいのだ。実際に測ってはいないのだが、体感として直径10cm以上はあったと思われる。本当にこれが今から全部胃の中へ？ そんなことが可能なのか？ と自信を失いかけてしまう。
いただきます！！
・トップにはこんもりと盛られたホイップクリーム、チョコソースと散りばめられたクリスピーチョコ。器の外周にはショコラケーキのキューブがぐるりと8個。そのてっぺんに君臨するアーモンドチョコをひょいとすくって口に入れ、わたしのびっくりショコラパフェへの挑戦が始まった！
・なめらかなホイップとクリスピーのざくざく触感を同時に楽しむ。ショコラケーキはひとつひとつは小さいながらも、しっかり濃厚なチョコの存在感があった。
・ホイップの次にはアイスの層が現れた。こちらもカカオがしっかり感じられるチョコアイスと、びっくりドンキーの専売特許(と勝手に呼んでいる)である濃いミルクが特徴的な北海道ソフトクリームが厚い層になって出迎えてくれた。食べ進めるたびに感じたことだが、このアイスたちの功績はかなり大きかった。塩キャラメルクリームの塩気を除き、ほぼずっと途絶えることのない甘さでも重たくならずに口の中を冷やして次々とスプーンを進ませてくれる効果があった。
・早食いは目的ではないが、ゆっくり食べるとどんどん満腹感に襲われて後半が苦しくなる恐れがあったため、途中で細いほうのスプーンから大スプーンに持ち替えてスピードアップを図る。胃の圧迫を避けるために途中でお冷やは挟まない。食べても食べてもまだまだあるアイスやクリームの塊に、こんな幸せはもうないかもしれないという思いに浸りながらわしわしと食べ進めた。
・後半になって登場したのはシフォンケーキだ。少しわかりづらいが、外から見て中間のあたりにある層である。本来は軽い食感であるシフォンが、上層の重さに押されてみっちりと詰まっているところがいじらしい。こちらは残っているアイスと絡めていただいた。
・そして印象深かったのがそのさらに下のチョコクリスピーだ。序盤以来久々に現れたクリスピーは、群れになってやってくるとかなりの食べ応えがあり、柔らかいものづくしであったこれまでに比べて食感にアクセントを与えてくれる。
完食！！！
・初めこそ永遠に食べ終われないのではと心配したものの、ひとつひとつの具材のおいしさでどんどんとスプーンを進めて無事においしく完食！ほどよい満腹感でお腹も心も満足で終えることができた。完食タイムは15分。1食でとんでもないカロリーを摂取してしまった罪悪感はあるが、当初の目標の「おいしく完食」ができた達成感がそれを上回った。しばらくは野菜中心の食生活に切り替え、運動も欠かさずこなしてあすけんには今日のことを許してもらおうと思う。
・お財布の問題で今年のフェア中に何度もリピートは厳しいところだが、来年もまたびっくりなパフェを発売してくれることを期待したい。もしも胃袋に自信がある、我こそはという甘党がいればぜひ挑戦してみてほしい。