私がPTAに携わることになったきっかけ

そもそも私はPTAというものに対して、「機会があればやる覚悟を持とう」と子供が生まれる時に考えたことだったと思います。

それは私が子供の頃に母が比較的積極的に活動をしていたこともありますし、父も運動会の準備や片付けに積極的に出ていたことを覚えていたからで、自分も子供がかかわるところのお手伝いをするべきだという意識があったからです。

では実際になんでかかわるようになったかですが・・・幼稚園に入園してから、積極的にイベントには参加をしていました。

運動会ではビデオカメラとスチルカメラを持って、子供達のそばで撮影をしたり、自分の子供とはなしをして盛り上がっているうちに周りの子供たちが「〇〇パパ~」と話をしてくれるようになりました。

そうすると彼らと普段でも会話をするようになり、またサッカー大会などのイベントや、運動会でのお父さんが走るシーンなどで活躍することで、子供たちはより私のことを知ってくれるようになりました。

幼稚園の先生方も私が係や役員ではなくてもお手伝いすることに対して好意的にいていただいたことも幸いしていました。

先生方の言うことを聞かない時には「おーい、ちゃんと先生の言うことを聞け!」と特に男子には強く言っていましたが、それが後々小学校に入ってからも良いものになってくれました。

子供が小学校に入学し、子供達とのかかわりはどこにあるんだろうかな?と思っていたところ、妻(当時のという表現が面倒なので妻と今後も書きます)があるプリントを出しました。

6月のペットボトルロケットを飛ばすイベントが「おやじの会」主催で行われるのでボランティア募集と書かれていました。

子供に「ペットボトルロケット飛ばしてみたい?」と聞いたところ「やってみたい!」という元気な返事をもらったので、では自分も参加しようと子供と一緒に申し込んだのです。

当日はおやじの会の面々と、PTAの役員さんの数人がいらしており、イベントが楽しく行われた後、おやじの会のイベントに行ったところ「おやじの会で活動してみないか?」というスカウトを受けたのです。

それがPTAと?という意見もあるかもしれませんが、実はPTAの男性役員とおやじの会は当時あまり仲がよろしくなかったため、そこではまだPTAのことは意識することはありませんが、きっかけになったのは明らかです。

夏休みのイベントや、その他おやじの会主催イベントで活動するうちに、当時のPTA副会長がおもしろそうなやつがいるということで、結果としてスカウトされることになりました。

最初は会計監査であるためPTAの役員という形ではない状態で入ることとなり、PTAの第一歩を二年目から踏むことになりました。

ところが実際はPTA役員と大差ない状況となり、会計監査であるにもかかわらず、会議などでは司会進行を務めるなどしており、またPTA主催イベントもお手伝いしていたため、他の役員とやっていることは変わりがありませんでした。

まあ、自分としては会計監査でも子供たちが世話になっている学校の手伝い、親としての手伝いをする目的であったため問題がなかったわけですが、もし万が一会計監査しかやらないという方でしたら嫌になったのかもしれません。

しかし、自分はそうではなくむしろ積極的に飛び込んでいった方ですので、やることすべてに興味を持って行っていました。

ちなみに会計監査になると決まった数日後、子供の同級生のおばあちゃんから「あんた、PTAはやるのに子供会(町会傘下)はやらないのかい?」と聞かれ、あわてて子供会の役員になりました。

初年度は副会長で翌年度から会長となりましたが、子供会の役員を積極的にやると手を挙げる保護者などはほぼいないため、あっさりと副会長になったことを覚えています。(既に副会長は決まっていたのに・・・です)

さて、会計監査を二年務めた後、PTA会長に推薦をされることになり、さらにはその翌年には区立小学校PTA連合会の運営ブロックが回ってくるというたいへん忙しい時期に会長となることになりました。

実は当初、私の口の悪さが会長にすすめられないという方もいたそうで、かなりの心配をされたそうです。

今だから言えますが(というか今もそうなんですが)、私の口の悪さはかなり計算をしてやっています。

当たり前ですが仕事や公の場では極めて丁寧な言葉をつかうため、なにか思いがある時に「わざと」口が悪いことを言うのです。

それをやめろと今の妻もたまに言いますね^^;

で、会長になって会長の先輩たちは私の変わり身に驚いたわけです。

まあ私としては会計監査のうちに言いたいことをズバッと言っておいたので、会長になってからは考えて発言をするようにしたのは普通のことです。

ありがたかったのは、前会長を含め先輩たちのほとんどが私に協力的だったことで、過渡期にあったPTAを変えることを少しずつ進めることができたのがその後の数年間、活動させていただくことに役立ちました。

というわけで、PTA参加の導入部分はこんな感じでスタートします。


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