東大当局に対する抗議文(音だめ主宰氏)

 東大教養学部当局は2023年10月19日、前日に発生した小火を口実に、駒場キャンパス内での勝手耕作を一方的に禁止した。

 小火の発生した場所は、シャワー棟を挟んで勝手耕作地の反対に位置することから、当該土地での耕作と小火騒ぎが全くの無関係であることは火を見るより明らかであり、本件をもって勝手耕作を禁止する理由には当たらない。

 また、東大当局は勝手耕作を禁止するに当たり、学生自治体や耕作を行った者に対する事前の交渉・通達を行わず、禁止の根拠となる規則も明示しなかった。これは学生自治の原則を蹂躙し、また、手続的正義をなおざりにするものに他ならない。

 そもそも大学当局の職分は、学生がつつがなく大学生活をおくれるようにすることであり、それを越えて学生の自主的な活動を弾圧するようなことは到底許されない。

 弊会は、東大教養学部当局による不正義極まりない勝手耕作の弾圧に対して厳重に抗議し、当該措置の速やかな撤回を求める。

だめライフ愛好会 音大生有志連合 主宰

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