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有元利夫(1946-85)一度見ると永遠に脳裏を漂い続けそうなジワリとくるプロポーションの人物画でありながら優しい印象を受けるのは、彼の作品が中世の西洋絵画や日本の仏画など「祈り」の宗教画に根ざしているためでしょうか。