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ゴミ捨て場から帰ってこられない話

言い換えると、ロンドン版CATSが好きすぎる話。

 これは電車に乗っている間に書く、ただの感情の発露なので、また改めてどう好きかどこが好きかをちゃんとまとめたいと思います。とりあえず愛の告白だけ先に済ませますね。

 四季版CATSに心奪われて一年と半年、ようやくこの秋に2度目の観劇を果たしました。これで熱も少しはおさまるかと思いきやヒートアップする一方で、これはいかん応急処置をとらねば思い、手を出したのがロンドン版のCATS。1998年に作られた、少し古めの映像作品です。公式がYouTubeに動画をあげてくれているのでチラチラと観てはいたのですが、通しで観たことはありませんでした。

 とりあえずアマゾンプライムで48時間199円のレンタル版をカートに入れて、ササッとカードでお会計。そのまますぐに再生です。素晴らしい世の中。

 とまぁこれが、10/22の出来事なんですけども。

 そこからの記憶があまりなくて、通勤時間なんかも使って結局48時間中に3回は通しで見た挙げ句、期間が切れた瞬間に1,000円で永続版のデータを買った事実だけが、Amazonからの請求書とともに私のアカウントの情報に刻み込まれているわけなんですね。ちなみに、Blu-rayもこれを書き始める直前に注文しました。特典映像あるなんて知りませんでしたよ。

 (四季版との比較では断じて無いです。比べるものじゃあないと思っているし、今すぐにでも東京に行く交通手段押さえてチケット買って観に行きたいもの。)

 再生したらすぐに、暗闇の中に猫の黄色い目が浮かび上がる演出がきて、あっという間にそこはゴミ捨て場でね。古めかしい少しだけぼやけた世界の中に、色褪せることとは無縁のような、色鮮やかな景色が広がっていました。

 びっくりしたの、『古い作品だから』なんて、失礼なこと考えてた自分が間違いなくいたんだね。人間の表現力にそんな概念は無縁で、人の演じる【猫】がとにかく美しくて、美しくて、愛らしくて、愛しくて、何度繰り返してもぜんぜん飽きが来ない。今もまだ飽きていないんです。

 確かにヒトなんだけど、猫のしなやかさ、猫の仕草をするんです。でもヒトの魅力が根底にあって、いいとこ取りのキメラ(合成獣)みたいな………あれ?これちゃんと褒められてますか?

 見るたびに新しい発見があります。猫の名前と容姿を覚えてくるとそれぞれの動きも見えてきて、この子こんなことしてる!って気づくのでたいそう楽しい。四季版との思い出と合わせたり、四季版との違いを楽しむのもまたアリです。

 曲やそれぞれの猫の好きなところとか、細かすぎて伝わらない可愛いポイントとか、マンカストラップが好きすぎる話は次か次の次のnoteで書けたらいいな。

 まとまりがなくてごめんなさい。CATSが大好きです。読んでくださってありがとう、ではまた!