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本日1/18の決算銘柄トリアージ、#ブロンコビリー 好調続く!?の巻

本日発表の決算銘柄を私視点でトリアージしました。ポイントはアラ探し。アラが無いのに不当に評価されている、私はそんな銘柄を狙いたいので、アラを探して日々メモしています。株探のコメントとの違いをお楽しみ下さい。



✅2024/1/18決算発表4件🇯🇵


✅業績と今期予想が前年比で増収増益かつコンセンサス超えは0件


ということで、今回は、コロナ5類移行後、順調に客数が回復している外食、名古屋地盤で関東進出中のステーキ&ハンバーグ、家族に人気の #ブロンコビリー (時価総額536.8億円)を見ていきます。


✅注目銘柄: 東証P 3091 #ブロンコビリー 本決算

■前期業績

◽増収増益☀
Y/Y 売上+19.8%、営利+120.4%、経利67.5%、
純利46.0%
◽IFISコンセンサス+2.9%☀
◽増収増益要因1/5「品質の維持にもっとも重要な主力のパート・アルバイトの雇用維持に努めることで客数の回復にも状態を維持しながら営業」→冒頭で品質に言及☀
◽増収増益要因2/5「コロナ禍以前の集客水準に回復したランチタイムに対応できるようにランチメニューの絞り込みによる生産性向上と収益適正化とともに、さらなる集客増を狙った新メニュー追加で来店動機の創出を行い」
◽増収増益要因3/5「ディナータイムでは原料の調達幅を広げ、数量限定での高品質なお買い得ステーキ投入を加速させ、また、2022年から全店展開中の季節感を感じる贅沢スープのメニュー改定など、引き続き高付加価値商品の魅力を提供することでディナー集客の改善に努め」
◽増収増益要因4/5「2022年7月に子会社化した株式会社松屋栄食品本舗では店舗向けソース・ドレッシングなどの製造を本格稼働…ソース・ドレッシングの店頭販売も開始…今後、松屋栄食品本舗の製造ラインでさらなる商品品質向上と店舗数増加に対応できるように生産体制を整えており」
◽増収増益要因5/5「販促面では自社アプリに登録してもらうお客様の数を増やし、季節イベントを通して新規顧客並びにコア顧客層の再来店を促す取り組みを強化し、着実に実績を積み上げ」
◽配当18円(中間配当実績8円+期末配当予定10円)、前々期実績は16円

■今期業績予想

◽増収増益予想☀
     Y/Y 売上+6.94%、営利+18.6%、経利17.1%、
     純利19.6%
     (短信ではY/Y 売上+106.94%、営利+118.6%、
     経利117.1%、純利119.6%となっているが誤記と思われる🌧)
◽配当予想20円(前期18円に対して2円増配☀)
◽IFISコンセンサス△7.4%🌧

■財務健全性

◽自己資本比率 81.55%☀
◽流動比率 281.66%☀
◽営業CF対負債比率 61.87%☀
◽営業CF Y/Y +57.03%☀
◽フリーCF Y/Y +708.12%☀
◽負債比率 22.17%☀
◽有利子負債比率 2.40%☀
◽有利子負債4.45≪利益剰余金146.8億円☀
◽固定長期適合率 67.58%☀
◽固定比率 70.01%☀
◽一般的なガイドラインと比べ良好、盤石

■収益性

◽売上高営業利益率
     Y/Y 3.83→7.03%☀
     Q/Q 6.79→7.03%☀
◽同総利益率
     Y/Y 67.32→65.48%🌧
     Q/Q 65.09→65.48%☀
◽同販管費率
     Y/Y 63.50→58.45%☀
     Q/Q 58.30→58.45%🌧
◽同営業CF率
     Y/Y 8.31→10.89%☀
     Q/Q 11.21(Q2)→10.89%🌧
◽Q4単期 売上高営業利益率
     Y/Y 3.79→7.76%☀
     Q/Q 10.11→7.76%🌧
◽ROE Y/Y 4.50→5.40%、今期予想6.46%☀
◽ROA Y/Y 4.48→5.38%、今期予想6.44%☀
◽ROIC Y/Y 3.44→4.77%、今期予想7.16%☀
◽総資産回転率 Y/Y 0.93→1.01、今期予想1.10
◽一般的なガイドラインと比べ良好、販管費率をよくコントロールできている

■割安性

2024年1月18日終値3,560円ベースで
◽実績PBR 2.85
◽予想PER 44.10
◽Mix係数 125.72
◽予想PSR 2.15
◽実績PCFR 21.09
◽予想PEG 2.25
◽配当利回り今期予想 0.562%
    (配当性向 Y/Y 26.7→24.8%)
    基本方針「内部留保の充実に努めるとともに、業績を勘案しながら安定的な配当を行う」
◽一般的なガイドラインと比べ割高

✅私のための投資メモ

◽決算短信の今期業績予想の増減率誤記、要注意
◽円高恩恵だが、売上、利益共にコロナ前の水準に肉薄
◽業績数値上はQ/Qで収益性は頭打ちに見えるが、食材価格、水光熱費、(労働力不足による)人件費上昇等を抑制できているし、今期予想はコンセンサス届かずも資本効率は右肩上がり基調
◽とはいえ今期予想がコンセンサス届かずというのはネガティブ、そして割安性がいまいち…財務は盤石なので更なる株主還元にも期待したい…引き続き監視継続

✅参考

株探

本記事は売買を推奨するものではございません。各指標の数値は計算方法の違いにより、他メディア発表の数値と異なる場合があります。

以上

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