女性の創られ方 (1)(子宮筋腫、子宮癌、生理痛、等)

人間の女性は誰もが、決して、「生理がはじまったから女性になった」ということではない。

既に母親の胎内にいた時から両方の卵巣の中に卵子を持って産まれてくる。

そして一定の年齢に達した時、子宮壁が充血して基礎体温をあげ、排卵があり、受胎態勢を整える。

受胎がなければ子宮壁に充血した血液は汚血となり生理として下る。また、受胎があった場合は子宮壁に充血した血液は羊水に変わる。

そのような子宮という臓器は常に動く臓器である。

生きているから、人間の心臓や胃も動くかも知れないが、他の臓器は それほど動くということはない。

肝臓も心臓も、人間の女性の子宮のように、小さくなったり大きくなったりはしない。

生理の時にも正常な位置で正常に子宮が動くなら、通常の女性の月経、生理というものは、最初の日は少なくて、翌日は多くなり、たとえば三日なら三日、その体に負担がかからない量で出て、

四日目にはきれいになってしまう。その量も、出る時間帯も、人によって誤差はあっても、通常は、三日なら三日、四日なら四日のうちに汚血はちゃんと出て、それ以上に、それほど長くかかるものではない。

それは、自分自身の臍から、手の指で三本下の位置。そこに子宮の中心があるという人間の創られ方であり、定め方であり、

その人に合った定位置に子宮があるからである。

本来、女性であれば、誰もが、そのように創られているはずである。

   

そして子宮とは、本来どの女性においても、脾臓(おなか全体の筋肉)によって、

しっかりと支えられており、それを安定させておく筋肉の上にあって、四本の筋肉(靭帯)でしっかりと吊ってあるから、

それが月に一度の生理であっても、受胎して妊娠したとしても、自分の定位置にある。

人間の女性は決して、その子宮が初めから下腹部の下の方に位置して生理が来るように創られてはいない。

ところが今、現代人のほとんどの女性の子宮が、自分の恥骨のすぐ上の位置、下腹部のずっと下の方へ下垂している。

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