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鬱endした子供向けアニメ デュエルマスターズチャージについて語りたい②~不亞城突入と不亞家のデュエリストとの激闘編~

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ストーリー

ザキラにより白凰の記憶が奪われた。仲間達のこともデュエルのことも全てを忘れてしまっていた。
さらに、記憶を失ったことにより幼児退行してしまい、無邪気な子供のようになってしまった。

ミミやジョージは現状をなんとか受け入れ、白凰の面倒を見ながら日常を過ごしていた。しかし、勝舞は親友であり最大のライバルでもある白凰の変わり果てた姿を受け入れられずにいた。

ザキラを倒せば白凰を元に戻せる。

勝舞はザキラの居所である不亞城の場所を聞き出すため幽とバケツマンの所を訪ねる。2人の記憶から不亞城の場所は消されていたが、わずかに残っていた断片的な記憶を頼りに、不亞城への道のりを記してくれた。

ザキラを倒し白凰を取り戻すため、不亞城へ行くことを決意した勝舞。だがそれは、勝舞を不亞家の一員に加えるというザキラの思惑通りでもあった。

出発の日の早朝、1人旅立つ勝舞の前にれく太が現れた。危険な戦いに身を投じる勝舞を助けるために同行する決意を固めていたのだ。さらに、勝舞を激励するために白凰やミミ、幽達が見送りに来てくれた。不亞家の強さをよく知る幽は、不亞城から盗んできたというある2枚のカードを勝舞に託して勝利を願う。そして、勝舞とれく太の白凰を取り戻す戦いの旅が始まった。

旅の道中、2人はとある村に迷い込んだ。そこはバトルアリーナで勝舞と対戦したカブト丸の故郷だべべ村だった。再会を喜び、再戦に意気込む2人だったが、謎の男の介入によりそれは潰える。謎の男の前で意識を失っているカブト丸、その場面に遭遇した勝舞は激高。その男を不亞家のデュエリストだと断定しデュエルを挑む。

クロスギアを巧みに操り、勝舞のドラゴンを封じる謎の男。一方、勝舞もクラスギアを展開し攻撃態勢を整える。しかし、クロスするクリーチャーがいなければ意味がない、クロスのコスト負担による動きの遅さといったクロスギアの弱点を謎の男に指摘されてしまう。だが、勝舞はそれらの弱点を帳消しにするクリーチャーを持っていた。
ボルベルグ・クロス・ドラゴン
それは、幽から託された2枚のカードのうちの1枚である。新たな切り札の活躍により勝利を掴んだ勝舞。するとその直後、ボルベルグ・クロス・ドラゴンが光に包まれた。2枚目のカードの覚醒だ。それと同時に新たな2人のデュエリストが勝舞の前に現れた。

イメルダヘンドリクス
カードの覚醒を感知し、奪取するためやって来た不亞家のデュエリストだ。2人に対して、警戒心を見せる謎の男。実は彼は不亞家のデュエリストではなく、彼らに敵対する存在であり、勝舞の協力者であったのだ。

れく太を人質に取られてしまい、イメルダとの覚醒したカードの争奪デュエルが始まった。自らをラッキーデュエリストと名乗るイメルダは呪文ラッキーダーツを駆使し、強力な呪文の力で勝舞を苦しめる。しかし、これまでの戦いの中で着実に力をつけていた勝舞は、ドラゴンの力を存分に発揮し、ボルベルグ・クロス・ドラゴンによってイメルダを打ち負かし、カード争奪デュエルを制した。

だが、そこでヘンドリクスが強硬手段に出る。敗北したにも関わらず、勝舞のボルベルグ・クロス・ドラゴンを強奪したのだ。そして、そのまま不亞城へ逃げ帰ってしまった。

カードを奪われるという苦境に陥った勝舞だが、この状況は不幸中の幸いであった。謎の男によると、覚醒したカード同士は共鳴し、光を放つのである。つまり、勝舞の持つもう1枚の覚醒したカード、ソウルフェニックスが放つ光を頼りに進めば、不亞城に辿り着くことができる。謎の男を加えた一行はカードに導かれ不亞城へ歩みを進める。

一方、Dr.ルートの屋敷で過ごす白凰達の前に不亞家のデュエリスト、ジェイソンキルミーが現れた。ザキラの命により白凰を不亞城に連れていくため派遣されたのだ。抗戦の構えを見せるミミとジョージだが、相手の2人は不亞家の子供達の教育係であり決して勝てないと幽に止められる。だが、記憶を失くした白凰が勝負の相手を買って出た。それも2人まとめて相手をすると言うのだ。2つのデッキを用意した白凰vsジェイソン・キルミーの変則マッチは真のデュエルとなり始まってしまった。白凰はデュエルを覚えたばっかであり、誰が見ても勝ち目がないことは明らかであるが、不気味な余裕を見せる。ジェイソンの水・光の守備主体デッキとキルミーの火・自然の超速攻デッキの猛攻により白凰のシールドはあっという間に0枚に。敗北が目の前にある中、白凰は自らの勝利を確信する。
2人に対して、「聖霊王エルフェウス」、「聖霊王アルファディオス」を召喚。
相手の動きを完全に封じて圧倒的な勝利を収めた。そして、2枚の聖霊王が同時に覚醒する

圧倒的な才能を見せた白凰のデュエル直後、ミミ達は不亞家のデュエリスト、ゲドーにより気絶させられており、その隙に白凰は覚醒した2枚のカードと共に不亞城へ連れ去られてしまう。

ザキラの目的は勝舞だけでなく、白凰も不亞家に引き入れることであった。記憶を奪うことで白凰の本来の力を押さえつけていた縛りを打ち消し、ジェイソン・キルミーとのデュエルで垣間見せた純粋な子供のような残虐性を解き放ったのだ。
こうしてザキラは白凰と3枚の覚醒したカードをその手にした。

そして、勝舞達は遂に不亞城をその視界に収めていた。

Dr.ルートやナイト、ミミ、ジョージ、幽、バケツマンらも勝舞達と合流、また、協力者であった謎の男はバケツマンの部下、ヤカンマンであることが明かされる。
一行が士気を高めていたその時、不亞城から巨大な光が発生。それは新たな不亞家のデュエリストを誕生させる儀式の光だと幽に聞かされる。
12時間以内にザキラを倒せなければ、白凰は不亞家26のデュエリストの1人、Wの称号を持つホワイトとして生まれ変わる。

先を急ごうとする一行の前に、不亞家のデュエリスト、ブラー・チャッピー・デリシャス・エルリオの4人が現れ、その行く手を阻む。Dr.ルートとナイトは4人の相手を引き受け、勝舞達を先に行かせた。

城の門にたどり着いた勝舞達の前に不亞家の門番フォースが立ちはだかる。クロスギアとアクセル能力を持つクリーチャーにより攻勢をかけるフォース。対する勝舞も強力なクロスギアとアクセル能力を持つドラゴン、「メタル・カオス・ドラゴン」で応戦。この接戦を勝ち切った。

門番を倒した勝舞達は、不亞城へ突入しようと、フォースが守っていた鍵を操作する。しかしその瞬間、用意されていた罠が発動、勝舞・れく太・ヤカンマンミミ・ジョージに分断されてしまい、別々に城へ突入することとなった。

③不亞家のデュエリストとの死闘と決着編-前編 に続く


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