【MTG】イニストラード:真紅の契り プレミアムドラフト 決め打ちの極意

ドラフトのノウハウとかカードリストとか全量把握するのは面倒くさい人用。

17Landでの勝率を見ると黒赤>赤緑≧白赤≧青赤・白青>白黒≧青黒≧黒緑≧白緑≧青緑。ただ、上から下まで4.8%しかなく、かなり団子状態(2021/11/23時点で黒赤が57.4%、青緑52.6%)。タッチを含めた3色以上は著しく勝率が悪いのでお勧めしない。単色もしくは単色タッチαには勝率の高いものもあるが、母数が小さいし狙ってできないので割愛する。

色の決め打ちであれば赤でデッキを作ることだが、吸血鬼や狼男はデザインがわかりやすく人気のため、他家と色被りしやすい。かといって柔軟性をピックに求めるのはこの記事のコンセプトにあっていない、ということで、勝率の高いカードを覚えておいて1-1で取ったカードで方針を決める、というのが一番わかりやすい。

もう少し絞ると、現時点で勝率最高の黒赤が57.4%なので、それから始める、という指針がわかりやすい。

・黒赤

2021/11/23時点でコモンのトップが58.2%で「炎恵みの稲妻」「無謀なる衝動」「進化する未開地」の3種類。これと「削剥」が黒赤の58%台のカードになる。なお、軽い除去2種類は赤の全デッキでトップコモンだが、「無謀なる衝動」だけは黒赤以外はそれほど勝率を稼げていない。黒赤のカードが軽く、構える必要もさほどないことが起因すると思われる。

これより勝率の高いアンコモンは「税血の収穫者」「魅惑する求婚者」「寄生性掌握」「不吉なとげ刺し」「通電の幻想家」と並ぶ。マルチの「税血の収穫者」以外はどのデッキでも人気のカードになる。その後ろに「吸血鬼の復讐」「英雄の破滅」「引き裂く炎」と除去が並ぶ。「寄生性掌握」の方が「英雄の破滅」より勝率がいいのは回復要素か。また、「吸血鬼の復讐」は意外と青赤でも人気。

レアについては両面カードは基本取っていい。吸血鬼でいうと「威圧する吸血鬼」は勝率低い。「オリヴィアの付き人」は57.2%なので悪くはないが、初手クラスではないといったところ。やはり6マナがネックか。黒のゾンビのレアはいらない寄りのカード。神話レアについては「墓所の門番」は微妙で「勝負服纏い、チャンドラ」はゴミ。後は凡そデッキに入る。


・赤緑

コモンだと「炎恵みの稲妻」「削剥」「狼の一撃」が57%台で、クリーチャーは56%からの勝負になる。「狼の一撃」は他の色でも『割と高め』で青緑だとトップコモン。見たら取りたい。

アンコモンは「引き裂く炎」「魅惑する求婚者」が58%台。57%台に「群れ歌の子狼」「通電の幻想家」「バリスタの監視兵」「ハネムーンの霊柩車」「休樹林帯」と続く。「ハネムーンの霊柩車」を高い水準で使えるのは実は赤緑のみだったりする。マナカーブがきれいになりがちで4ターン目から殴りやすい、狼や虫などのトークンが出やすいなどの理由がありそう。また、5/5トランプルなのでコンバットトリックとの相性もすこぶるいい。

レアは56%台が多めでちょっと物足りない。「結ばれた者、ハラナとアレイナ」が60%を超えていて、続く「森のシャーマン」は58.1%にまで落ちる。神話レアも両面の2枚以外は58%以下なので、高レアリティにあまり期待ができないのが残念。反面、それでいて2位の勝率を誇るデッキのため、コモンアンコモンだけでも勝てるデッキが組みやすいともいえる。

ーーーー以下随時加筆予定

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