【MTG】フォーゴトン・レルム探訪:プレミアムドラフト 決め打ちの極意

ドラフトのノウハウとかカードリストとか全量把握するのは面倒くさい人用。

17Landでの勝率を見ると黒赤>>>赤緑>白緑≧白赤≧白黒>青黒≧緑黒>青緑>青赤>>>>青白。
決め打ちであれば黒赤一択、弱い色をやらないという概念でいえば青白は絶対に触らないこと。全体の勝率55.5%に対して黒赤は59.2%もあり、白青は48.7%しかない。

単色ごとの評価でいうと赤が勝っていて黒と緑、白、青の順。


・赤黒

あくまで赤黒の話。他のアーキタイプの参考にはしないように。デッキの勝率が59%なので、カード単位のGPWIRも59%くらいが基準になる。

コモンは「忠誠の代価」がGPWIRトップで「命取りの論争」「墓所のグール」と続く。パクったカードをいかに捨てるかといったところか。以下「吸血鬼の落とし子」「不気味な報奨」「群がるゴブリン」「ドラゴンの火」「ホブゴブリンの隊長」「略取するバーバリアン」あたり。このあたりがたくさん取れないと、流行アーキタイプということもあって、デッキが弱くなりがち。特に「忠誠の代価」とそれの「サクり台」はそれぞれ複数枚は欲しい。

アンコモンは「雄叫ぶゴブリン」がダントツで以下「ウォーロック・クラス」「スカルポートの商人」「パワー・ワード・キル」「レイ・オヴ・エンフィーブルメント」「レッド・ドラゴン」「死神のタリスマン」「不気味な放浪者」「ブラック・ドラゴン」「混沌の媒介者」「巨体のバグベア」と続く。

ざっくりとしたイメージは「パクって処す」「ゴブリンで殴る」「コンバット以外でダメージを与える」の3点。

ことゴブリンでいうと「ゴブリンのモーニングスター」や「君は二匹のゴブリンを見つけた」は使ってもいいレベルだけど「ゴブリンの投槍兵」は不要。

あと、アーキタイプ的に宝物が重要でダンジョン探索をほぼしないため、「間に合わせの武器」は入るけど「急な落下」は微妙。ただ、宝物トークンだけでは入れる理由にならない、という観点から「盗人の道具」含めたコモンの装備品は不要。「間に合わせの武器」はプレイヤーにダメージ飛ぶので終盤引いても仕事がある。

なお、レア以上のカードについては試行回数が少ないため今回は記載しない。


・黒赤以外

基本、黒もしくは赤の強カード引いたら黒赤を示唆することになるので、それ以外の強いレアを引いたらどうするか。先の記載と矛盾するが、黒・赤以外のコモンアンコでは現状、他のアーキタイプをやる理由が弱い。

現時点での対象レアは4種類。まず「アダルト・ゴールド・ドラゴン」は白赤即決でいい。「無私のパラディン、ナダール」「レンジャー・クラス」「マインド・フレイヤー」はどれもボム級なのでこれも1色は決まったと思っていい。「マインド・フレイヤー」は唯一青を参入してもいいかな、と思えるカード。勝率ベースでいえばそのまま青黒にしていくのが望ましい。「無私のパラディン、ナダール」「レンジャー・クラス」は赤黒と競合するのを避けるとすれば白緑になるが、赤緑、白黒、白赤はどれも勝率は低い訳でもないので、流れに応じて参してしまうのも悪くない。「忠誠の代価」など、赤黒とそれ以外で価値が大きく違うカードも結構あるので、色が片方かぶっているくらいであれば住み分けはぎりぎり可能。

今回はこんなところ。

P.S.今環境は一応ミシック到達した。

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