チャリ旅を終えて
5日前、ベトナムのホーチミンからカンボジアのプノンペン、シェムリアップを経由してタイのバンコクまで、1,000kmに及ぶママチャリ旅を達成した。
今はバンコクの日本人宿に泊まって、ワイワイガヤガヤと話し、友達を作り、という生活をしている。
ちょっと期間は空いてしまったが、この旅をした理由、結果についてここにまとめておきたいと思う。
日本にいることがしんどくなった
チャリ旅を始めた1番の理由はこの一言にまとめられる。
これが日本にいることが原因なのか、やっていた仕事が原因なのか、両方なのか、それ以外なのか、いろいろな要素が絡み合っていることは間違いないので何とも言えないが、日本にいる間はかなりの頻度で鬱になってしまう。
おそらく日本の閉鎖的な雰囲気、安全すぎるが故に死の感覚を全く感じない、などが背景としてはあると思う。
今回旅を始める前も1ヶ月くらい鬱になっていて、大学の単位も取れず、悶々と実家のベッドの上で何もしない生活を送っていた。
状況が少し良くなってきたので、一旦気持ちをリフレッシュしたいと思いベトナムのダナンへの航空券を取ったのが最初。それから、せっかく海外来たしなんか面白いことしたいなと思ってチャリ旅を始めたという流れ。
世界一周していた時も感じたことだが、何か目標を自分で決めて、達成した時の心理的満足感は計り知れない。鬱で俺は何もできないんだ…と思わざるを得なかった状況だったからこそ、達成感というスパイスが必要だったのだと思う。
自転車自体、中1の頃にママチャリにのって挫折して以来一回も乗ったことがなかったが、9年の歳月を経て乗ってみると意外と乗れた。自転車に乗れるという事実を確認できたことも一つ収穫だったと思う。
結局、信じるものを持つことが一番
そんな流れで実際に12日間かけてチャリを漕ぎ続けた。
途中3回自転車が壊れたし、日焼けで両腕に水疱瘡ができた挙句皮が全て剥がれたし、前ももはパンパンすぎて階段登るのもやっとだったし、最後の最後で野良犬に噛まれたし、、、色々とアクシデントはあったものの、求めていた達成感は十分感じられ、自分に一つ自信がついた気がする。
1人で自転車を漕いでいると、(限界的に辛い時以外は)自分自身のことについて勘が鋭くなり、色々なアイディアが浮かんでくる。
そこで思って、確信となったことが、やはり生きる上で信じるものを持つことが一番精神の安定にもいいし、人生を楽しむ上でもいいことだということ。
日本は無宗教だからこそ、信じるものを持てない人が多い。持つとすれば、社会一般的なレールの上を進んでいくことで幸せになれるという迷信だろう。
もちろんそれで十分幸せを感じる人はいるのかもしれないが、少なくとも僕はそうではない。
そうすると、自分の意思決定を信じるか、宗教を信じるか、占いを信じるか、はたまたサイコロを振ってランダムな運命を信じるか、そんな感じになってくるが、僕の中で一番心から信じられて、達成すれば安心して死ねると思えるのが、南米ペルーで体験したアヤワスカの儀式で言われたことだ。
ここでは改めては触れないが、儀式中に言われた僕の使命&僕がやるといいことは、
家族を作る(使命)
世界中のどこかにいる親友を探す(やるといいこと)
次世代のSNSを作ること or 学校の先生 or 幼児教育 or 奥さんと一緒にサンドイッチ屋を開く(やるといいこと)
の3つ。
この中で1番の家族を作るが達成できればいつでも死ねる。2,3は+α的なイメージ。
また今自分ができる範囲で想像を広げると、やはり奥さんがいて子供がいて、ご飯を一緒に食べて、運動会行って、入学式行って、卒業式行って、たまに一緒に旅行して、、、という生活以上の幸せが考えられない。
イーロンマスクみたいに誰もが使うサービスを作る起業家になっても、HIKAKINみたいに誰もが知っているインフルエンサーになっても、絶対に満足できないと言い切れる。
だから、アヤワスカで言われたことを忠実に理性的に、人間界の欲望に負けずこなしていくことが僕がやるべき1番のことだと思った。
日本に帰ったら
日本に帰る必要があるのか論はあるのだが、やはり家族を作るためには女性との経験が必要で、その経験を大量に積むためには、日本語が使えて、大学に通っているうちは家賃を出してもらえて、仕事に精を出しすぎずに生きていられるような環境がベストかなぁと思う。
正直これまで女性の経験値があまりにも少なすぎて、女性を同じ生物だと見られていないことに気づいた。
日本の女性をそう見れていないんだから、海外の女性なんて尚更。
またここでは書かないが、僕特有の1つ問題があり、その検証をする上でも、一旦は日本に帰ってもいいのかなぁと思っている。
また今回の旅でかなりクレカを使ってしまったので、残りの夏休みの9月いっぱいは住み込みでバイトをしつつ、次のお仕事を見つける時間にしようと思う。資金繰りチャレンジ。
鬱になると思考が全くできなくなりお金が一銭も入らなくなるので、脳死でできる作業が自分にも可能であることを確認する意味でも、こういうバイトはやっておいていいのかなというお気持ち。
10月になったら大学が再開するので、授業は超最低限にして、一人暮らしをし、女性経験を増やしていきたい。ここではその具体的な方法はあえて書かないことにする。(恥ずかしいので)
またそれ以外のこと(主に仕事!!!!)に関しては、ほんとーに最低限にする。変にチャレンジをせず、上記に集中する。じゃないとまた鬱になって海外に飛び出すハメになると思う。
人間界の欲望に負けずにがんばります。
P.S.
ここ最近日本人宿に泊まっているのだが、超面白い子を見つけた。
あまり旅中に出会った人と日本で再度会いたい気にはならない(1回きりの出会いだからこそ思い出とリンクして楽しいとか、僕の友達許容量を超えてしまうとか、が理由)のだが、初めて日本に帰ってからも会いたいと思った。
こういう出会いがたまにあるから人生って楽しいヨネ!!
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