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チリも積もれば

支払は基本的に銀行振込でお願いしていましたが
元金によってはかなり長期間にわたるので
振込手数料だけでかなりの金額になってしまいます
このあたりを計算して減額交渉をすることもありました

どうしても毎月支払いたい人
ご本人によると、収入はあるものの
他への支払いもあり毎月2,000円しか払えないとの話
総額を減額して支払回数も年4回に減らすことを
提案してみましたが、とにかく毎月支払うと…

その後連絡がつかなくなってしまいましたが
毎月2,000円ずつ入金されていました

この入金額だと振込手数料を本件とは関係ない銀行に
支払い続けるのはもったいないなと思いながら
管理していたことをふと思い出したので
改めて計算してみます

元金は28万ちょっとだったので、28万にまるめて
¥2,000 × 140回 = ¥280,000
年間弁済額:¥2,000 × 12回 = ¥24,000
振込手数料:他行宛ATM、都市銀行では¥220前後
年間支払額は¥220 × 12回 = ¥2,640
→これが金利だとしたら年利11.0%相当
完済までには¥220 × 140回 = ¥30,800 を
支払うことになります

完済するまで12年弱かかることを考えると
元金を24万にして年4万×6年とか年3万×8年あたりで
着地したかったなと今さらながら

なんでそんな少額ずつしか払えないのかと
疑問に思われるかもしれませんが
解決しがたい事情を抱えている方は多く
そのなかで誠意をもってご対応いただけることは
ありがたいことなんです

ただ、クライアント側では多少の減額を許容してでも
早めに償却したい事情があったりもします

支払金額や支払期間によっては
お互いのためになる場合もありますので
支払途中でもダメ元で一度支払計画の見直しについて
ご相談されてみることをおすすめしたいと思います

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