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1/22 東海S(G2)

中京 ダート 1800m

チャンピオンズCと同コース
ダートは古豪が多く、昇級組の成績が悪いとかなんとか…
参考にしたいのは22・17・16・13年

22年 東海S

前走チャンピオンズC組がワンツー
スワーヴ・オーベルニュともに重賞実績あり
3着にはシリウスS 3着→武蔵野S 4着と重賞で通用している馬が来ている
血統的には、米国のダート血統持ちじゃない馬が2・3着
サンデー系が1-2-3、5着カデナもサンデー系

17年 東海S

1着 グレンツェントはみやこS 2着馬
2着 モルトベーネは前走みやこS 6着(11人気)から激走(実績なし)
3着 メイショウウタゲは師走S 4着から激走(実績なし)
1-2着馬は父サンデー系、3着は母父フジキセキ(SS系)

16年 東海S

1着 アスカノロマンはダイオライト記念3着・みやこS 4着の実績あり
2着 モンドグラッセは前走みやこS 7着(2人気)から激走(実績なし)
3着 ロワジャルダンはみやこS 1着馬
1-2着馬はアグネスデジタル(芝G1馬)産駒、3着馬はキンカメ×SS

13年 東海S

1着 グレープブランデーはシリウスS 3着・JCD 5着
2着 ナムラタイタンは武蔵野S 1着・東大5着
3着 ホッコータルマエはJCD 3着他実績多数
1着は父SS系、3着は父キンカメ
2着馬は特に芝要素なし(しいて言うなら父父エンドゥスイープ産駒がよく芝G1勝ってたぐらい)
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このことから、
・ダート重賞実績
・血統の芝要素(SS・キンカメ・芝G1馬の産駒などなど…)
が大事そう
コースデータ的には内有利、また4角最後方は厳しいイメージ
混戦なだけに面白そうですね…
前日の中京ダートの傾向としては、1800~1900mでは差し追い込みが目立った印象
古馬戦7・9Rだけ見ても、差した馬が上位を占めており、真ん中あたりの枠からうまく差せそうな馬がよさそうに思える
血統もハーツ・リーチ産駒とSS系が台頭していたし、芝向きの血統から考えたい
気になるのは今のダートは時計がかなりかかっているため、軽いダートでしか買ってない馬は割引きたい
また斤量が+1kgされた影響も考えたい

◎ハギノアレグリアス
時計がかかる今のダートに強そうなキズナ産駒
前走は福永曰く勝ててたレースとのこと
福永→川田はアドだし、重賞実績もある
好枠から中団前目で競馬ができれば

〇ヴァンヤール
前走砂の深い地方の良馬場で2着(1着ペイシャエス)
その前のみやこsでも僅差の6着と力はあり、この人気なら面白そうな気もする

✔オーヴェルニュ
砂被りが嫌
✔ロードレガリス
展開はまるかどうか…
✔ウェルカムニュース
昇級初戦だが、4歳世代は強いので初戦から通用してもおかしくない…か?
✔スマッシングハーツ
前走チャンピオンスCぐらい走れれば面白い
出遅れないで
✔クリノドラゴン
展開待ち


1 ディクテオン セ5 57.0 松山 栗東吉岡
キングカメハメハ×キングヘイロー
父・母父ともにJRAの芝G1勝利
母はJBCレディスを制したメーデイア
今回が昇級初戦であり、ダート重賞実績は特になし
JRAの3勝はダ2400m・ダ2100mと長距離戦
今回は1800mへ大幅距離短縮に加え初の重賞で流れに乗れなさそう

2 オーヴェルニュ 牡7 57.0 団野 栗東西村
スマートファルコン×タニノギムレット
父は米国ダートの血を持たないスマファル(父ゴルアはSS産駒・母父ミシシッピアンは仏の馬)
母父はBT産駒タニノギムレット、代表馬はウオッカ
母母父はフジキセキ(SS産駒)とこの馬もスマファルに輪をかけて米国ダートの血が入っていない
そのせいで中央ダートG1では用がないが、メンツが落ちるG2・G3では実績あり
主な実績は東海S・平安Sであり、JRAの左回りダート重賞では2-1-1-4(G1を除けば2-1-1-1)
中京コースで唯一崩れたのはキックバックを嫌がった平安Sぐらい
内枠でもまれる心配はあれど、ここでも好走できるとは思うが…

3 ロードレガリス 牡8 57.0 松田 栗東野中
ハーツクライ×Fusaichi Pegasus
父ハーツは意外とダート馬が多く、昨年の勝ち馬スワーヴアラミス・芝G1馬タイムフライヤー・ロードゴラッソらがJRA重賞を勝利している
本馬は白山大賞典2着の実績があり、また1年以上の休み明けで挑んだプロキオンS→エルムSでは4→5着と掲示板に乗る活躍
この2戦ともに脚を余している印象があり、OPを勝っている中京は相性よさそう
追切談話では「力さえ出せれば、このメンバーなら一番強いと思う」と調教師が語っているように、力を出し切れればここでも通用しそう

4 ハギノアレグリアス 牡6 57.0 川田 栗東四位
キズナ×ジェネラス
父キズナは13年ダービー馬であり、海外重賞も制しているように海外の重い芝でも通用したパワーが持ち味
母父ジェネラス ・母母父クリスタルパレスともに欧州で活躍した種牡馬であり、近親馬にはダービーを勝ったタニノギムレットがいるという血統
キズナ産駒はダートでもそこそこ活躍しており、テリオスベルやバスラットレオンが地方重賞・海外重賞を制しているし、中央ではハピがG1 3着
先行できれば…と思います(キズナ産駒なので)
主な重賞実績はみやこS 2着
レース後コメントで福永が騎乗の反省をしており、能力はすでに重賞級なことがうかがえる
同じキズナ産駒のテリオスベルがパワーのいる馬場で活躍していたのもあり、この馬にもパワーがありそう
出遅れなければ…

5 ヴァンヤール 牡5 57.0 荻野極 栗東庄野
タートルボウル×ブライアンズタイム
父タートルボウルは仏のマイラー
母父は3頭のダービー馬を輩出したBT
母母父は天皇賞春秋制覇のタマモクロスと芝向きの血統
タートルボウル産駒のダートでの活躍馬と言ったらアンデスクイーン
地方重賞3勝・JBCレディス(京都開催)5着と実績はあるっちゃある
本馬は名古屋GP 2着の実績あり
また、実績といえるかわからないがみやこS 6着(0.3秒差)もあったりする
前走地方の重い馬場でペイシャエスとタイム差なしの2着だし、OP戦では4→5→6着と大きく負けていない
好枠を生かせばここでも通用しそうだが…

6 マリオマッハー セ6 57.0 酒井 栗東安達
ゴールドシップ×オペラハウス
父はG1 6勝の迷馬、母父はテイエムオペラオー・メイショウサムソンら芝G1で活躍する中長距離馬を輩出した名種牡馬
ただ父ゴルシは産駒の重賞4勝がすべて芝中距離以上、特別勝ちも芝が28/29(例外は本馬の雅Sのみ)
本馬の重賞実績は特になし
母ヤマトマリオンは東海S(中京2300m)1着の実力馬
時計のかかる今の時期のダートでは面白そうだが、いかんせん実績が…って感じ

7 ウェルカムニュース 牡4 56.0 イーガン 栗東池江
サトノアラジン×フレンチデピュティ
父サトノアラジンは父ディープ×母父Storm Catというキズナ配合
主な勝ち鞍は安田記念・京王杯SC・スワンSなど短距離志向のディープ産駒
ディープにしては馬体がでかく、異質なディープ産駒でしょうね
ミッキーアイルとキズナを足して2で割ったようなイメージかな
本馬のきょうだいにはヴォウジラール(北上大賞典2着)・グランデストラーダ(マリーン賞3着)らダートでの活躍馬がいる(いうほど活躍してるか?)
母父はFDで米国適性が強化されているのも良さそう
近親にはシンコウラブリイら活躍馬多い牝系
ただ、昇級初戦なためダート実績はなし
2歳時にはもちの木賞でクラプラの2着の実績があるが、昇級初戦の馬を軽率に買っていいのか?という思いはある

8 サンライズウルス 牡5 57.0 岩田望 栗東安田翔
ヘニーヒューズ×チチカステナンゴ
父ヘニヒュは朝日杯を制したアジアエクスプレスを輩出
早熟傾向のあるアメリカダート血統
母父チチカステナンゴはフランスの芝G1馬
重賞実績はなし(プロキオンS 11着)
出遅れから速い上がりを使ってOP戦で追い込んでいるイメージだが、中京ではこの戦法は合わなそうな気が…
OP大将な気が…

9 デルマルーヴル 牡7 57.0 松岡 美浦戸田
パイロ×コマンズ
父は米国血統のパイロ
母父は豪州の種牡馬コマンズ
3~4歳時にはJDD 2着・川崎記念3着などJpn1で活躍実績あり
ただそれ以降は全然な成績
父は燃え尽き系の種牡馬パイロ(ex. ミューチャリー)、母父は早い時期に活躍しやすい豪州の種牡馬ということでなかなか買いにくい

10 プロミストウォリア 牡6 57.0 ムルザバエ 栗東野中
マジェスティックウォリアー×フジキセキ
父はベストウォーリア・サンライズホープなど長く活躍しがちなAPインディ系
母父フジキセキはSS系
長期休養してから条件戦を3連勝して初の重賞となる
そのため重賞実績はない
今回が初の重賞である
2頭出しの野中師のコメントを見てるとそこまでポジコメントではないのが気がかり…

11 スマッシングハーツ 牡7 57.0 鮫島駿 栗東新谷
父ヘニヒュは朝日杯を制したアジアエクスプレスを輩出
早熟傾向のあるアメリカダート血統
母父ゼネラリストは父ディンヒル
朝日杯・NHKマイル3着、金鯱賞1着の実績あり
ダート重賞では平安S・武蔵野S 4着
前走チャンピオズCでは0.7秒差の7着…といっても+12kgだし相手も強かったししょうがない面もあった
前走の様な中団のポジションが取れれば面白いのだが、この枠なら後ろから言ってそれ4…というのはありそう
まあ古馬のヘニヒュを買うかと言われたらそこまで買いたくはないが、母系が長く活躍した馬なので相殺される…とかありませんかね?

12 クリノドラゴン 牡5 58.0 武豊 栗東大橋
アスカクリチャン×ロージズインメイ
父は芝重賞を勝利するも父父スターリングローズはJBCスプリントを制したダート馬
母父ロージズインメイはDWC 1着、産駒にはJBCスプリントを制したドリームバレンチノや弥生賞を制したコスモオオゾラらを輩出
重賞実績は浦和記念1着、JBCクラシック・シリウスS 4着
後方から追い込むorまくる馬であり、展開が向かなそうな感じはあるが実力はある

13 ハヤブサナンデクン 牡7 57.0 福永 栗東吉村
ゴールドアリュール×クロフネ
父はNARの名血
SS産駒で産駒にコパノリッキー・エスポワールシチー・スマートファルコンを輩出
芝でもゴルア自身がダービー5着、産駒のナランフレグも高松宮記念を勝利しており、芝適正もないこともない
母父クロフネは芝でもダートでも活躍した馬
重賞成績はG3で7→5着
どちらも人気以上には走っていない
三宮Sで1:50.0の好タイムで勝利しているものの、今の中京はタイムがかかるダート
外枠を引いたし、OP大将な感じがするし、過剰人気な気はする

14 ゲンパチルシファー 牡7 57.0 幸 栗東佐々木
トゥザグローリー×クロフネ
トゥザグローリーはキンカメ×SS
G1勝ちはないものの芝重賞を5勝している
母トゥザヴィクトリーはフェブラリーSやDWCでも活躍しており、そのダート適正が産駒にも受け継がれている…のかな?
母父クロフネは芝でもダートでも活躍した馬
実績はプロキオンS 1着
ただフレグモーネからの長欠明けなのでここでは…

15 アイアンバローズ 牡6 57.0 和田竜 栗東上村
オルフェーヴル×Royal Anthem
母系はコテコテの欧州系
半兄こそベルモントSなどを勝利しているが、それは父がCurlinだったからではなかろうか
自身はステイヤーズS 2着馬、半弟は菊花賞(阪神)3着馬とスタミナよりな家系かなと思う
今回初ダートなのでダート実績はもちろんなし
OPぐらいなら買えるかもしれないがG2じゃ敷居が高いような…
個人的に初ダートはワナだと思ってるので買わない派
大幅距離短縮だしね

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