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いきなりひとりラブホ?「ソロ活女子のススメ」第3話。原案全文公開!

第3話 ソロプラネタリウム&ソロラブホテル

いきなりラブホですか(汗)


ひとりプラネタリウム

ソロ活ポイント
難易度 ★☆☆☆☆
孤独度 ★☆☆☆☆


ソロ活女子のススメ-ひとりプラネタリウム

癒しを求めて、あえて寝る!? 「快眠ソロ活」

 働く女性が癒しを求めて、会社帰りにひとりでプラネタリウムに通うと聞いたことがある。これにはなるほど、と思った。夜遅い時間までやっているところが多く、仕事帰りでも行ける上、プラネタリウムならばソロ活ビギナーでも挑戦しやすい。何しろ、暗闇の中で座っているだけでいいからだ。暗ければ人に見られることもない。

 また、特別星が好きというわけじゃなくても、最初から疲れを取る目的で行くのにプラネタリウムは非常に適しているのではないかと思うのだ。ボカさずにありのまま言ってしまうと、「プラネタリウムに仮眠を取りに行く」という選択肢があってもいいのではないか、ということだ。
 以前ひとりでプラネタリウムに行った際、1時間のプログラムなのに、私は最初の5分しか起きていられなかった。隣に友達がいたら、せっかく来たプラネタリウムで寝続けたことに対してバツの悪い思いをするのだろうけれど、こういうときひとりって最強だ、と改めて思った。何より、暗い中でヒーリング効果がありそうなBGMとともにグーグー眠る1時間の心地良さったらなかった。しかも、ふかふかの椅子で。

 特に、プラネタリウムはライトに疲れを取りたいときに最適である。マッサージやスパに行くほどでもなく、短時間でいいから座るか横になるかしたい。そんなときは気軽なひとりプラネタリウムの出番だ。

 癒し目的でのひとりプラネタリウムがもっと流行ってほしい。仮眠するのに特化したプログラムなんかが登場したら最高である。いっそ、枕や毛布も全員に一式支給され、椅子もすべて睡眠に適したタイプのものに一新。施設の名前はプラネタリウムとスリープを掛け合わせて、「プラネタスリウム」がいいと思う。全国のプラネタリウム関係者のみなさまに届け!

こんな人にオススメ!
★短時間でリラックスタイムを楽しみたい!
★暗闇の中で人目を気せずソロ活したい!

ひとりラブホ

ソロ活ポイント
難易度 ★★★★★
孤独度 ★☆☆☆☆

ソロ活女子のススメ-ひとりラブホ

受付までが緊張のピーク! 「ドキドキソロ活」

 難易度が高いように見えて、入るときと受付をするときさえ乗り越えてしまえば、あとはなんてことはない単なる宿泊でしかないのがひとりラブホテルである。
 その「入って受付をする」というハードルが何よりも高いのは重々承知だが、それでも私は強くオススメしたい。それだけの魅力が「ひとりラブホ」にはある。

 まず特筆すべきは、アメニティーの充実度合い。バラエティー豊かなバスソルトに化粧品、シャンプーにリンス、最低限のものしか置かれていないビジネスホテルと比べたら段違いの品揃えなのだ。
 その上、お風呂も広い。トイレも洗面台もお風呂場とは別にある。たいていのビジネスホテルがユニットバスなのに対し、ラブホテルはほとんどがバス・トイレ別になっているのだ。引っ越しをするとき、「バス・トイレ別」を必須条件としてあげる人は多いと思う。だったらホテルに泊まるときだって、バス・トイレ別がいいじゃないか。
 それだけじゃない。大きなベッドをひとりで使うことができるのも最高だ。思い切り大の字になってもベッドに余白がある。
 また、無料で利用できる足湯があったり、カラオケがついていたりすることも。とにかく娯楽に癒しに、至れり尽くせりなのである。

女子会プランも?

 「女子会プラン」を展開するラブホテルがある。これは2名以上からと記載されているプランだが、先日試しに「2名分の料金を支払います」と言ってみたら、なんと女子会プランを利用させてもらえた。何事も言ってみるものである。それは果たして「女子会」なのか、と問われたら、そうだ女子会だ、と私は胸を張る。屁理屈を言わせてもらうと、女子が参加するならば、それは立派な女子会だ。参加者1名の女子会である。

 この女子会プランが非常に良かったのだ。「休憩」だと2名分で8000円程度、「宿泊」だと1万8000円くらいだったと思う。高くはつくが、その金額分の特別感があった。
 まず、女子会プランを利用すると、お酒が飲み放題のほか、軽食、スイーツが無料でいただける。風船を借りて、部屋中を埋め尽くす遊びをするのもいい。お風呂に浮かべるお花をもらって、優雅なバスタイムを演出するのもありだ。美容家電を無料で借りることもできる。

 ラブホを出る頃には、入口や受付で恥ずかしかった気持ちはどこかへ消えていることだろう。代わりに手にするのは、癒しの時間を過ごした満足感と、「ひとりでラブホに行けた……!」といういくばくかの自信である。

こんな人にオススメ!
★充実した設備でラブホ女子会がしてみたい!
★ソロ活の達人を目指したい!



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