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教えることよりも引き出す指導を大切にしています

知識や技術、技能などを教えることをティーチングといいます。

直接答えを教えるやり方なので、短期間に効果が出やすく、多人数を相手に伝いたいことが伝えられます。

欠点としては、生徒側が指導者側に依存しやすくなり、なかなか生徒側が、自分自身でモチベーションを、コントロールすることが難しくなる。つまり、生徒側が自分で考えることが出来なくなってしまうということが、考えられると思います。


対照的なのが、生徒の考えていることに耳を傾け、質問しながら、生徒自身に問題解決の方法を自ら、見つけ出せるように引き出す手法をとるのがコーチングです。

生徒自身が主体的に問題解決能力があげられるようになったり、新しい解決法が見つけられるようになったりします。

欠点としては、答えを導くまで個人の考えを引き出す時間がかかります。なので、少人数でないと難しくなりますし、効果が出るまでも長期間が必要になります。


ここまでを踏まえて、既に僕の指導や、仕事でご一緒したことのある方はお分かりだと思いますが、僕は紛れもなくコーチングよりの方法をとります。

大人数にバンっと答えや、方法を伝えるよりも、個人の考えていることを聞きながら、動きを見ながら、アドバイスしていくことの方が性に合っています。

僕はこれまでの指導経験の中で、ほかの指導者の方から、「生徒がどうしたらいいのかは先に教えてあげないとダメだよ」とか、「一緒にからだを動かして見本を見せてあげないとダメだよ」とかといったことを言われては、言語化することはできなったものの違和感を覚えていました。

でも、生徒がどうしたらよかったかの答え合わせを、生徒の考えを聞きながら丁寧にしていくことで、その生徒の問題解決能力があがり、いずれは僕がいなくても課題に対して自力で向き合えるようになった方がいいと思いますし、一緒にからだを動かすよりも、観察する時間を大切にして、生徒から相談されたときに的確にアドバイスができることの方を大切にしたいと今ならはっきり言えます。

僕のコーチングのスタンスは、運動指導だけに関わりらずだと感じています。対象となる方の行動や仕草を観察し、ご相談されたときにその観察した情報も踏まえてアドバイスする。そしてその方ご自身がご自身の力で、ご相談された悩み事や不安に対して問題を解決し自信がうまれる。僕はこのようなスタンスで、人と関わってきたし、これからもこのスタンスで関わっていきたいと考えています。

僕の活動に関心を持っていただきご支援いただける方はよろしくお願いします。一人でも多くの人が心が弾むような生活が送れるように悩み事をひとつひとつ丁寧に対応していきたいと思います。がんばります!!