物差し

ネットとかテレビとか雑誌とか、
インフルエンサーや有名人が言ってたからとか、家族が言ってたからとか、
パートナーが言ってたからとか、
信用できる人が言ってたからとか、
誰かの物差しで自分の選択を決めるんじゃなくて、自分の物差しで自分の選択を決めること。
僕は大事にしたいと思っています。

前にも書いたことがあるけれど、プロ野球のオフシーズン。自主トレを選手同士で行う最近の風潮に、僕は疑問を抱きます。

大谷選手が、ダルビッシュ選手の事を、「いろんな事を先に経験して情報を発信してくれたお陰で、僕らは最短距離でいい結果を出すことができる」みたいなコメントにも、僕は疑問を抱きます。
そして、ダルビッシュ選手や大谷選手の取り組み方がトレンド的になってる風に感じることも、ムズムズして落ち着かない感覚を持っています。

誰かに教えてもらって、その教えてもらったことで結果を出して。僕がもしそれで結果を出したとしても、僕はきっと自信を掴むことはできないでしょう。
きっとまた、結果に行き詰まった時、教えてくれた誰かを頼ってまた、答えを聞き出そうとするはずです。

それでは、ずっと自信は掴めないし、いつも不安と隣り合わせでなければならないはずです。

不安でも、自分の歩幅でいいから踏み出してみてみること。成功することもあれば、失敗することもあるでしょう。でも、その積み重ねを諦めず続けることが、自信を掴むんです。

これが僕の考える、強くなるための方法です。

他者が発信する情報は、どんなことでも他者の経験によるもの。発信した他者にとっては最善なことです。

成功者をみて、「こうすればああなる」なんてそんな簡単なこと、もしできたとしたら、元々の潜在能力が高かったんでしょう。

僕は自力で取り組む人が好き。
自分の独創性や独自性を大切にできてる人が好き。
だから、対話をする時は、相手のそういう部分を引き出すような関わり方をしたいなあって思っています。

みんなが唯一無二を感じられる社会。
それでいて、いい感じで絡まりあってる社会って素敵なんじゃないかって思うんです。