4月のタデ圃場日記
今年のすだちは花の蕾も多く豊作の予感がします。
昨年は柑橘類が大不作で、特にすだちはひどくて例年の3割ほどの収穫でしかなかったとのことでした。
酸味が強く香りのよいすだちは代替品となる柑橘果汁が見当たらない中で新規ユーザーさんのご希望には応えられずお断りをせざるを得ない心苦しい状況にもあります。
例年はゴールデンウイークが満開時だったのですが、タデ圃場にあるすだちはこの様に蕾だらけの状態です。
例年に比べ蕾をつけるのが少し早い感じがいたします。
今年はサクラの開花も東京では例年より10日ほど早かったようですので、すだちの開花も同様に早まると思います。
先日降った雨で、タデも元気いっぱい成長しています。
黄色く見える箇所は太陽光線が当たっているところです。
この成長状態から見ると、例年より相当早く収穫期を迎えるのではないかと思います。
タデの緑色は独特の色目で、このような色合いは他に見ることが少なく、植物の中では特異な部類に入ると思います。
しかも、噛むとしばらくしてからヒリヒリが始まりすぐにカーと強い辛みが口中いっぱいに広がり吐き出さなければたいへんなことになります。
※マイヤーレモンの幼果と蕾です。次々と蕾を作ってくれています。
きっと今年は豊作となるでしょう。