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大東祭リレー小説in2022

今回の大東祭では創作部誌『飄々』の配布だけでなく、リレー小説にも取り組んでいました!
リレー小説とは、複数の人が順番に、思い思いに文を書くことで作られる小説です。今回は国文研の教室に来ていただいた方に書いてもらうこととなりました。

以下の文章は実際に書かれたリレー小説となります。自由で混沌とした世界をお楽しみください。

10/29(大東祭1日目)
昨夜見た夢の話をしよう
「みなさーん。おはようございます」
これは夢だ。こんな変なモノが俺の前にいるとか、まじあり得ないんですけど。
「無視しないでくださいよ〜」
変なモノが俺の方へと近づいてくる
足音をたてて近づいてくる
蒙昧無知な私は
語感が多感なので
第一言語を
第二言語にしたい。
「我在学习中语」。
「加油!!」
と、中学校の頃好きだったXの声が聞えてきた。
「その打球、消えるよ」
その時悲鳴が聴こえた。

10/30(大東祭2日目)
今朝のニュースは、ひどく私を驚かせた
宇露戦争の影響で、
ソバ粉が高額になっているのだ。
メロスは激怒した。
私も激怒した。
この戦争を終わらせなければならぬと決意した。
あらゆる物をリュックにつめ
私は家を飛び出した
四十秒で仕度した
「適当」って概念むずかしいよね


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