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言語化能力を高めるときは「言葉を定義し、差異を見つける」のが大事なのではないか

長文ファンの皆さまおはようございます。

言語化能力は、考えるためにも、また人に伝えるためにも大事だと思います。言語化能力を支えるために、知っておくべき大事な点が二点あると思います。

・言葉の定義をしようとすること。ただし、それには限界があること
・言葉の定義はどこまでいっても他人と同じにはならないこと

この二つを集約すると、言葉は明確に定義することはできず、人によって定義は違うが、それでも自分なりに定義しておくことが言語化能力にとっては大事、になります。

言葉は究極、定義できません。その言葉を定義する言葉を定義するために、また言葉が必要で、とぐるぐる回ると結局どこにも揺るぎないものがないことになるからです。言葉は「ぐるぐる回る中から立ち上がってくる曖昧な輪郭で意味がありそうななにか」です。

その限界の中で、定義をするわけですから、往々にして定義問題は差異問題になります。似た言葉を並べた時の違いは何かです。

不条理と理不尽の違いは何か。仕事と業務の違いは何か。知識と記憶の違いは何か。こうした言葉の境目を自分なりに決めておく必要があります。そうすることで言葉の輪郭がややはっきりします。

この輪郭は他者と完全に同じにはなりませんから、人がその言葉を使うときは、その人独自に言葉を定義していることになります。ですから、何かを話す前にまずどのような定義にしているかを聞かないと、永遠にすれ違い続けることになります。

難易度は高いですが言語化能力を高めるときは、「その言葉の定義は何か」と質問することが大事です。定義できた後は「その言葉と似た言葉との差異は何か」と追いかけて質問します。
この繰り返して言葉の世界が少しずつ鮮明になっていくのだろうと思います。

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