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twitter凍結の体験共有

Noteにはたくさんのクリエイターの方がいらっしゃると思いますので、ナレッジのシェアのためにこちらにことの顛末を書き記しておきます。たぶん、みなさんにも関係する話です。

凍結の時系列


2024年5月21日10:55凍結判明

津田大介さんからあんた凍結されてますよとの一報が入る。さすが津田さん、早い!そしてメールを見ると。

2024年5月21日11:30最初の異議申し立て

その後2024年5月24日昼まで合計10回の異議申し立て。メールの返信はなし。

5月24日の19:19ごろ解凍。

そしてこちらがメディアの方から来たメールです。凍結が解除されたのはこの日の19時19分でした。まあ、これはあんまり関係なさそうですが

凍結理由

多分これが引っ掛かったんじゃないのと言われてはいますが、本当にこれなのかはわかっていません。

私の友人関係が結構広めで上は84歳から下は19歳までいて、同世代より年齢差がある方が、性別が一緒より違う方(LGBTの友達はさらに)の方が教えてもらうことが多いので、ここ十年ぐらいはずっとあちこちで推奨していました。

今回の件で、そう捉えない方もいるようで(単純に私がおじさんになっただけかもしれません)、自分の当たり前で話してはいけないなと反省いたしました。

凍結基準と対象のツイート

さて、みなさんご興味がある凍結の中身ですが、

なんと!凍結の理由はわからずどのツイートが凍結の原因になったのかも教えてもらえませんでした。

私のことですから色々過去のやらかしが問題かなとも思ったのですが、実際はよくわかりません。数年前のものが引っかかっているかもしれないし、政治的な発言が引っ掛かった可能性あります。
多分上記のものだとは思うので、今のところどんな文脈であれ、年齢や性別に言及するものは全て凍結可能性があるという理解でいます。

文章はベースが英語だったので、もしかしたら日本語に精度良く対応していないのかもしれず、単純に単語をピックアップしているだけなのかもしれません。

想定される問題点

さて、この体験から
「大人数で抗議するとまあまあの確率で凍結させることができるのではないか」
と考えるようになりました。そうなると起きそうな問題は、

・恨みを持っている対象者に、その他のインフルエンサーをぶつけて凍結させる

・五輪前のアスリート、新曲発表時のアーティストにぶつけて凍結させる

・空売りをしておいて、企業のスキャンダルを誰かに持ちかけ炎上させ、集団で抗議し凍結しさせる(法的に許容されるか?)

・選挙期間中、候補者のアカウントを集団で抗議し凍結させる

・漫画などのクリエイターは、凍結を恐れ萎縮し、Twitter上で表現が制約される

・一方全く気にしない荒れまくりアカウントは、凍結されては、新しいアカウント作りを繰り返し、牧歌的な場と戦場のような場所の二極化する

・集団で固まり抗議することで凍結可能であることを学習し、主義主張でグループができ相互に抗議活動を行い凍結合戦が始まる。

今回の一件で、日本人のかなりの割合が使っているプラットフォームが日本の企業ではなく、どのようなルールに基づき、いつ凍結するかを開示していないことはなかなかリスクあるなと思いました。

特にクリエイターの方は、どの表現がアウトになるか分からないまま表現をしなければならず、それはかなり窮屈なことなんじゃないかと思いました。
私は少し影響力があるのでジタバタできますが、もっと困っている方が多いのかもしれない、と今回の件で思いました。

不思議なことに情報発信が本業のネットメディアさん一社から取材依頼があったのですが、凍結理由が開示されないまま凍結されたこと自体には興味を持っておられませんでした。

最後になりますが、名誉のために申し上げるとTwitter社(人間です!)の方には真摯に対応していただきました。本当にありがとうございました。

みんながいるプラットフォームですからよりよい未来を作るにはどうしたらいいか、自分なりに考え、みんなで対話をしていきたいと思いました。

現場からは以上でした!

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