見出し画像

正義感とサバ缶トマトペンネ

高校時代から連絡をとっているのは、同じクラスで共にバスケ部だった山縣という男と大名(だいみょう)あだなの男二人だ。

昔から良く3人でつるんでいた。

今、山縣は熊本の銀行の東京支社で働いているので、年に数回飲みにいくし、ライブにもたまに顔出してくれる。なぜかユニットコントライブの稽古にも参加させたこともある。
大名は熊本にいるので、山縣と飲んでいるときに、あいつに連絡してみるかぐらいでしか話さない。

友達少なくない?とよく言われるが、
気の合う仲間は数人いれば十分だと思っていたし、今もそう思っている。
実際今も仲良い芸人としかつるまないし、芸人以外で連絡して飲みに行くのは、元晩杯屋渋谷店店長の熊谷さんしかいない(おごってくれるし)

山縣は、足は遅いが綺麗なシュートホームからの3ポイントシュートと良くできたエピソードトークの持ち主。
3ポイントの成功率よりもエピソードトークの成功率のほうが高かった。
山縣のエピソードトークの中で一番気に入ってるのは、山の上にあった大学に原付で通っている時に留学生が山縣の原付に足を置いてきた話、山縣の友達がiPhoneに機種変更をしにauショップに行った話もいいが、なんと言っても竹中直人似の親父の話だ。

山縣の家の近所で、連続不審火事件が発生した。
親父さんは持ち前の正義感と定年退職してずっと家にいて暇だったのを理由に、連続不審火事件が起こってから毎日、家の2階のベランダから近所を監視し、自ら犯人を捕まえようとしていた。
不審火が見つかればいの一番で現場に行き、野次馬の中で怪しい奴に目を光らせていた。
ある日警察がパトカーに乗って家にやって来た。
親父さんは善意で毎日ベランダから監視し、不審火を通報したことあったので、警察が感謝状を持ってきたと思っていた。
しかし、警察が目の前に突きだしてきたのは連続不審火事件の現場の写真だった。
放火犯の多くは、自分が放火した場所に戻ってきて野次馬の中に紛れ込む特性がある。
そう、警察が持ってきた連続不審火事件の現場写真のほとんどに、山縣の親父が写っていたのだ。
山縣の親父は警察に犯人の疑いがあると連行され、事情聴取。
近所のみんなは、犯人は山縣さん家のお父さんと噂が流れた。
その後疑いは晴れたが、親父さんは悔しさ恥ずかしさのショックから、シャンプーの時に爪を立ててゴシゴシ洗うから俺の頭は薄いんだ!というわけわからん言い訳の薄い頭が、さらに薄くなり、焼け野原ようになった。
まるで不審火があったかのように。

という話。

ちなみに、俺の友達なのでもちろん博才はないよ。

次回はクリスマスイブに呪われている男、大名のお話です。

さあ今日は、トマトパスタでも作ろうと思ったら、肉もパスタもなく、ペンネとサバ缶があったから作ってみたら好みの味になったサバ缶トマトペンネを作っていきましょう!昼飯なんにしようかなぁって時に何も考えずに作ったらいいやないですか!なんなんですか!おりゃ!

材料
ペンネ           100g
オリーブオイルサバ缶    1缶
カットトマト缶1缶
玉ねぎ           ½個
しめじ           一袋
にんにく          1片
鷹の爪輪切り        一つまみ
塩             少々
ブラックペッパー      少々
コンソメ          1個

まずフライパンにたっぷり目にオリーブオイルサバ缶のオリーブオイルだけを入れます。そこに刻んだニンニクと鷹の爪を入れて香りを移します
オリーブオイルサバ缶はセブンイレブンにも売ってたよ

次に玉ねぎのみじん切りを入れをいれ軽く炒め、そのあとしめじを入れて軽く炒めます。

そこにカットトマト缶を入れて混ぜ合わせ、そこに
コンソメと塩、ブラックペッパーを入れ味を整えます。ここでトマト缶の水分をしっかり飛ばす。

そこに残りのオリーブオイルサバ缶をそのまま投入
荒く形が残るようにほぐし、和えます。

そこに湯がいたペンネを入れて、さっと和えます

皿に盛り、上にパルメザンチーズとパセリを降ったらはい完成!

安くてかなりボリュームありますよ!残っても次の日チンして食べたらいいやないですか!なんなんですか!とりあえず、家にトマト缶とサバ缶が同時にあるときに作ってみてよ!

ではまた!

気が向いたときにでもサポートよろしくお願いしますm(_ _)m

このお礼はいつか必ず!