月と太陽と豚キムチクリームパスタ

2020年5月21日 20:14

日本の伝説的コメディアン・萩本欽一さんは、人気絶頂のときにテレビのレギュラーのほとんどを自ら降板した。

関係者は皆、なんでそーなるの！！と飛びながら両足を開いたという。

萩本欽一さんは、人生での運と不運は50%ずつである。それはみんな平等にそうだ、と語っている。
なので、売れなかった期間と売れ続けた期間がトントンになったから辞めたそうだ。
人生上手くいかない時にこそ、実は運がたまっていっている。
苦しければ苦しいほど大きな運がたまるとのこと。
スゲー人だ。

数年前に、とある深夜のバラエティー番組のロケで
四谷三丁目にある、宇宙村というパワースポット好きには有名のお店に行ってきた。

宇宙の隕石や価値があるのかないのかわからない骨董品がところ狭しと置いてある摩訶不思議な店内。
奥に手作りの、宇宙神社？だったかな、もある。

店主は白髪に長い白髭、仙人のような出で立ち。
高齢な方とは思えないほど頭の回転が早く、よくしゃべる。とても変わった愉快な方。
話を聞くと、小学生の頃から天才で、中学生くらいの時にロケットを作ったらしい。ロケットの写真も見せてくれた。

若くして起業したが上手くいかず、倒産寸前の時に隕石を大金払って買い、それを販売したところ一気に好転、地元に城を作るほど儲かったそう。
ユリゲラーが来店している写真も見せてくれた。
地元の城の写真も見せてくれた。

有名芸能人の多数来店し、みんなそこの隕石を買って帰る。そして、そのほとんどが芸能人として成功してるという。
一緒に撮った芸能人の写真いっぱい見せてくれた。

なので僕らも、ロケだが自腹でその隕石を買うことにした。できるだけ大きい隕石を買うほうが売れるらしいが、何十万何百万とするので、とりあえず
小指の爪の半分くらいの大きさの隕石の欠片を、
2,000円で購入。
それと宇宙パワーシールという、月と太陽のシールが対になって10枚ずつ付いてあるものを1,000円で購入。スマホに月と太陽のシールを貼ると、仕事の電話がなりやまないらしいので。

そしてサイン色紙にダイタクのサインを書いて、
宇宙神社に飾って、店主の仙人がお祈りしてくれた。

楽しいロケが終わり、次のパワースポットのロケに向かう前にディレクターが、
四谷三丁目の交差点にある宝くじ売り場で、スクラッチくじを一枚ずつ買って下さいと200円ずつ渡してきた。

俺も拓も、
そんなの当たるわけないですよ！と言ったが、
まあまあ、ここは使うか使わないかわからないけど一応。
というので買うことに。

販売員のおばちゃんに、
スクラッチくじをバラで２枚下さい！

するとおばちゃんが、
バラ３枚ありますけどどこからにします？

僕らは、
上から２枚下さい！

最初に俺が削る、

ハズレ

次に拓が削る、

２００円当たり

おーー！２枚買って１枚２００円当たりはいいほうでしょ！さすが宇宙村！と無理やりリアクションをとる。

２００円の当たりくじをおばちゃんに渡し、２００円貰う。