見出し画像

三バカトリオとまじで一回作って欲しい紅茶煮

初めて手料理を振る舞ったのは光栄丸でバイトして慣れてきたぐらいに、親父とお袋に夕飯を作った。
確かサラダ、アスパラと牛肉炒めだったような。
親父がやたら、うまいうまいと気を使って言ってくれていた記憶がある。もう17年も前か、やば。

芸人になってからは特に手料理を振る舞う機会が増えた。

三軒茶屋に通称[三茶ハウス]と呼ばれる芸人がルームシェアしている家がある。
家主のマチルダのグチヤマ、インディアンス田渕につい最近までいたアイロンヘッドの辻井ひげまみれさんと3人で住んでいた家である。

時々手料理を振る舞いに三茶ハウスに通っている

好きで何度も作って自分で食べたことあるはずの料理でも、人に振る舞うとなると少し緊張する。
それは『俺の餃子食べたら他の食べれなくなりますよ』などハードルを上げたこととは関係なく。

立ち慣れた舞台・やり慣れたネタでも少し緊張するのと似ているかな。

気心知れた3バカトリオに作るときだって多少の緊張感はある。それは『俺のおでん食べたら、コンビニのおでんなんてツンツンしたくなします』などよくわかんないことを言ったこととは関係なく。

ネタも手料理もいまいちだったらどうしようという不安がある。
でもこの不安が一瞬で消えてなくなるのは
笑い声であったり、うまいの一言だ。

この3バカトリオに手料理を出すのが好きなのは
食べたときのリアクションが作り手を最高に喜ばしてくれるところだ

辻井ひげまみれさんは手料理を口に入れると
『うまぁー』と言い体を少し前方に傾けて、ねじりをいてれ元の姿勢にもどり白米を箸でガッ!ガッ!
と2回かきこむ

グチヤマは口に入れると、笑顔になり顎を上げて目を見開いて『うめえー!』叫び、左手を股間にいれたまま、白米をガッガッガッ!と3回かきこむ

田渕は口に入れると、目を瞑り天井を向いて『はっはっはっはっー!』と大爆笑する。

みんなテレビ番組の観覧のお客さんぐらいあったかい。そりゃー気分よくなりますよ

拓に出しても、うん、まあうまい。ぐらいしか言えねえんだよどうせ!しょうもねえ奴だ!

さぁ今日は、おもてなしにも酒のつまみにもなる、紅茶煮にしましょう!
今回は豚ロースブロックで作ります!豚モモ肉でも鶏の胸肉でもうまい。スーパー行って安いやつにしたらどうですかね!
俺もヘビーローテーションで作る紅茶煮!おりゃ!

材料
豚ロースブロック  500g
紅茶        3パック
★濃口醤油      100cc
★みりん       100cc
★お酢        100cc
★酒         50cc

まず鍋に水、豚ロースブロック、紅茶パックをいれる。水は豚がヒタヒタになるくらい。(豚に蛸糸はめんどくさいから巻かない派)

強火で煮て、アクを取りながら沸騰したら火を弱めて煮込む。40分ぐらいかな。

★のつけだれをジップロックに入れて、茹で上がった豚のブロックをそこにぶちこみます!

あとは冷蔵庫に入れて味が染み込むまで待ちます。
3時間くらいは漬けたほうがいいですかね。
俺は夜に漬け込んで寝て、半日ぐらいつけて取り出します!一緒にゆで卵入れても美味しいよー。

はい完成!めっちゃ簡単!うまそー!最高!
もう少し味欲しいなら漬けだれを少しかけたらいいよ!

気が向いたときにでもサポートよろしくお願いしますm(_ _)m

このお礼はいつか必ず!