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ヒデキ・マツイとめんたい塩昆布うどん

ここ最近のスポーツで、国民を感動の渦に巻き込んだと言えばやはり、ラグビーW杯だろう。
体の大きい外国人選手に向かっていく闘志、不屈の精神、統率のとれたプレー。
どの団体スポーツでも、ここ一番で強豪国にどうしても勝ちきれないという日本代表のイメージを変えてくれたように思う。
俺がアラブの石油王ならみんなに1,000万円ずつ上げていた。ありがとう。

今日は皆さんがあまり興味のないであろう、俺が一番感動したスポーツの瞬間を書いていく

小さい時からスポーツはやるのも見るのも大好きだ
。スポーツのジャンル問わず、スポーツならなんでも好き。
鮮明に残る感動の瞬間は多々ある。
ドーハの悲劇もジョホールバルの歓喜も、メイクミラクルも北川の代打逆転優勝決定サヨナラ満塁ホームランも、高橋尚子のマラソン・北島康介の連覇も、アンディフグの後ろ廻し蹴りでマイクベルナルドをKOしたシーンも桜庭のグレイシー狩りも、上げればきりがない。

日本のスポーツも好きだが、海外のほうが好きかも知れない。
Jリーグよりヨーロッパのリーグ、プロ野球よりMLBみたいな。
でもこれは、日本人選手が海外に挑戦して見る機会が増え、好きになったと言える。
そう、俺が一番感動した瞬間は海外で活躍したあの日本人選手です。

2001年にイチローが日本人打者として初めてメジャーリーグに挑戦した。
野茂を始め、日本人ピッチャーは成功を納めてきたし、日本で一流になったピッチャーなら普通に活躍できるだろうと勝手に思っていた。
ただ、打者はどうだろう?
もしかしたら日本歴代トップ選手のイチローですら通用しないかもしれない。イチローが通用しなかったら打者全員が通用しないことになる。
イチローもただならぬプレッシャーがあったことだろう。
しかし、そんな不安は必要なかった。
1年目に新人王・首位打者・リーグMVPの歴史に残る大活躍。
さすがイチローとしか言いようがない。
イチローがメジャーでもトップ選手になってくれた。
そしてプロ野球ファンなら、あともう一人絶対に成功してほしい選手が日本にいた。

松井秀喜だ。

2003年にメジャーの超名門ニューヨーク・ヤンキースに移籍。
前の年にホームラン50本を打ち、満を持してのメジャー挑戦だった。
ニューヨークは日本からゴジラが来ると持ちきりで、入団前から報道も過熱していた。
日本人ホームランバッターがメジャーで通用するのか?
プロ野球選手で松井秀喜が一番好きだったからこそ、不安でしかたなかった。

ヤンキースのホームデビュー戦、松井は開幕からビジターでの数試合はホームランはまだなかった。
ヤンキースのファンは日本のゴジラのホームランを期待している。
遂にその時がやって来た。
ヤンキースの伝説的選手・バーニーウィリアムズが敬遠せれ、満塁になった場面で松井に打席がまわる。
フルカウントから内角真ん中寄りに入ってきた球を振り抜いた。
打球は弧を描きライトスタンドへ。
満塁ホームランだ。
日本のゴジラがやった!
スタンドは熱狂し、スタンディングオベーション、松井はみんなに促され、右手でヘルメットをとってカーテンコールに応える。鳥肌。

大学1年の冬、朝8時に起きてNHKのBSで観ていた。

やっぱり松井秀喜だ!心配ない!
しかし、そこから松井はスランプに。
メジャー特有のバットの芯を少しずらす球種・ムービングファストボールと外角に広いストライクゾーンに手をやき、ゴロキングと評され、辛口なニューヨーク紙、ファンに叩かれる。
そこから復調し、チームもリーグ優勝してワールドシリーズまで行くがマーリンズに敗退。
終わってみれば、ホームランはわずか16本。
打点は106とさすが松井だか、やはり物足りない。

2年目はメジャーにもなれ、打率298、31本塁打、打点108とメジャーの一流選手並みの成績を残すが優勝できず。
ただ、この成績はメジャーで中距離バッターとして十分な活躍。
3年目もそこそこの活躍をしたが、優勝できず。
しかし新たにヤンキースと4年の契約延長。
松井の未来は明るいぞ!

だが4年目、左手首を骨折する大怪我。
選手人生初めての長期離脱。
見事復活するが、そこから5年目6年目と優勝できず、さらに膝の怪我との闘いがあった。

そして迎えた7年目、ヤンキースは2003年以来となるワールドシリーズに駒を進めた。
契約最終年の松井は、膝の怪我と付き合いながら試合に出ていた。
シーズン終盤、ポストシーズンと調子を上げていた。
そしてワールドシリーズ第2戦、対戦相手のフィリーズの先発ピッチャーはあのペドロマルティネス。
松井はペドロがボストン・レッドソックス時代全く打てなかった超一流ピッチャーだ。
カモにされていたのだ。
ペドロも怪我や年齢により、パワータイプから技巧派ピッチャーになっていた。
1ー1で迎えた6回裏、ペドロマルティネスのカーブを決勝ホームラン。ペドロはマウンドで立ち尽くしていた。

この時の松井は観ているファンが全員安心してみれた。とてつもなく集中していて、どんなボールにも対応していた。そしてあの苦手にしていたペドロマルティネスから打ったこと重要だった。

そしてヤンキースの3勝2敗で迎えた第6戦、あと1勝すれば悲願のワールドチャンピオンだ。しかも本拠地ニューヨーク。
ニューヨークのファンもテレビの前の俺も優勝を信じていた。
フィリーズの先発ピッチャーはペドロマルティネス。
ペドロマルティネス第2戦の雪辱なるか。
しかし、それは松井秀喜によって阻まれた。

2回裏ランナー1人を置いて松井に打席がまわる。
ペドロは慎重に攻める。
松井はボールをよく見て、強振する。
松井は何度もヒット性の当たりやあわやホームランのファールで粘る。
ペドロの表情に余裕など全くない。不安そうな顔をしている。
前回にカーブをホームランされているから変化球が怖くて投げれないのだ。
仕方なくストレート系のボールで勝負するしかない。
フルカウントになり、ペドロは何を投げても打たれる気がしていたように見えた。
ペドロが投げた、ストレートがど真ん中に。
松井がバットを振り抜く。
野球人生で最高に集中していたであろう松井にとって、いくらペドロマルティネスと言えども簡単なことだったように思えた。
ボールはライトスタンド2階に飛び込む特大先制ホームラン。
完全にペドロマルティネスに勝った瞬間だった。

第2打席でも2点タイムリーヒット。

第3打席でも2点タイムリーツーベース。
1試合6打点のワールドシリーズ記録。

俺がもっとも感動したシーンは、
第3打席ツーベースを打って二塁ベースに着いた時ヤンキーススタジアムの全員が『M・V・P!!M・V・P!!!』の大合唱。
日本のゴジラが世界のゴジラになった瞬間、号泣した。
ファンも契約最終年というのも知っていたし、怪我や年齢でもしかしたら、松井のヤンキースのピンストライプ姿を観れる最後かもと思っていた。

そのまま優勝し、松井はアジア人初となるワールドシリーズMVP。

次の年、ヤンキースからエンジェルスに移籍。
ニューヨークでの試合で、エンジェルスの松井にもチャンピオンズリング贈呈。
そしてエンジェルスの選手となってのヤンキーススタジアムでの第1打席
打席に入ると、観客のスタンディングオベーション。鳴りやまない。
松井は右手でヘルメットを取り、カーテンコールに応える。
初めてカーテンコールに応えた7年前よりスマートに。

さあ今日は、みんな大好きめんたいうどんを作っていきましょう!めちゃくちゃ簡単で激ウマです。
今週で3回も作りました。これ流行ったら!はなまるうどん潰れるかもだよ!作ってみなさい!おりゃ!

材料(2人前)

冷凍讃岐うどん    2玉
辛子明太子      80g
塩昆布        15g
ちくわ        2本
オリーブオイル    大さじ2
バター        小さじ1
レモン        半個

ボールに辛子明太子、塩昆布、半月切りにしたちくわ、オリーブオイル、バターを入れ混ぜ合わせる。

そこに湯がいた讃岐うどんを入れうどんとよく絡める

皿にもり、上からレモンを絞ったら!

はい完成!彩りでネギでも!
冷凍うどんはレンチンでもいいからめちゃくちゃ簡単!1日2食までならこれでいいくらいうまい!
レモン汁がさっぱりさせてくれて、酒にもあう!
人にあげるのが勿体ないと思うはず!

ではまた!

気が向いた時にでもサポートよろしくお願いしますm(_ _)m

このお礼はいつか必ず!