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【林業してる女子の生理の話Part2】ピルを飲むようになりました

 タイトルの通り生理の話をします。苦手な方はご注意ください!
 1年半ほど前、生理について以下の記事にまとめました。

 だいぶ時間が経って、生理の対応は上記の記事から色々変わりました。今回はそれをまとめようと思います。

変化1:低用量ピルを飲むようになった

 もっとも大きな変化がこちらです。
 昨年の夏ごろ、あまりにも生理周期が乱れていたので婦人科にかかりました。一通りの検査を行い病気など無いことを確認した後、「生理周期の安定と生理痛の軽減になる」とのことでお医者さんに低用量ピルを飲むことを勧められました。

  • ピルって何なの?
     (私も詳しくはありませんが)「女性ホルモンのバランスを整え、排卵を抑制し、生理痛を和らげたりするお薬」と認識しています。
     排卵が抑制されることで卵巣や子宮を休ませる効果もあるようです。(詳しくは調べてみてください!)

  • 飲んでみてどう?
     ピルを飲み始めて1年近く経ちます。飲んだ実感として、効果はあると感じます。
     まず、生理痛は軽くなりました。以前は、最も重い日の生理痛には鎮痛剤を1日に2~3回飲んでも効かない痛みがありました。現在、鎮痛剤は基本不要で、痛みがあっても鎮痛剤で対応できる範囲です。
     また、経血の量が減りました。前述の記事に書いた通り、以前は布ナプキン+月経カップで対応していましたが、現在は月経カップを使用していません。最も多い日でも布ナプキンのみで大丈夫です。
     生理前の不調(情緒不安定や眠気など)も以前よりは軽くなりました。あくまで「以前と比べて」なので、不調がゼロになった訳ではありません……。
     ただ、ピルの効果は個人差があると思います。その点はご注意ください!

  • 続けるうえでちょっとしんどいのは
     
    お薬なので当たり前ですが、処方してもらうには病院に行く必要があります。1回の診察で3か月分処方してもらっているので頻度は高くないですが、やはりちょっとだけ面倒です笑。また、現在は平日休みがあるので通院しやすいですが、前職の時のように平日および隔週土曜出勤だった場合は通院が難しかっただろうなと思います。調べると夜間や休日にオンライン診療でピルを処方してくれるサービスもありますが、初診は病院にかかった方が良い気がします。
     また、地味にお金がかかります。お値段は1か月分で3,000円弱。3か月分だと8,500円くらいが飛んでいきます。背に腹は代えられないですが、痛い出費です。

 メリットデメリットは色々ありますが、私は飲むようになって良かったと思いますし、今後も服用を続けると思います。
 婦人科にかかって思ったのは、「辛い状態が当たり前と思わなくて良い」ということです。自分の身体の状態を知ることも、適切に科学の力を借りることも、自分自身が元気に働き続ける上で大切なことだと痛感しました。
 色々な状況の方がいると思いますが、病院にかかることやピルを飲むことが、働く女性の選択肢に上がってくると良いと思います。

変化2:しんどい時は休むようになった

 昨年に転職したことで、休みがかなり取りやすくなりました。
 ピルを飲むようになり、経血の量は減り、生理痛もだいぶ軽くなり、休まずに現場作業も行うことも可能になりました。
 が、疲れがたまっていたり、危険作業を行わなければいけなかったり、いくつかの大変な条件が重なったタイミングでさらに生理となると、事故や怪我の発生リスクが高まりますし、何より私自身がしんどいです。自分の身体は自分で守るという意味も込めて、しんどい時はメンバーに伝えて休むようにしています。
 余談ですが、私は生理中は注意散漫になります(個人差があると思います!)。何となくですが、生理中の下刈り作業では誤伐本数が多くなる気がします。気のせいかもしれませんが……。

理想を言えば……

 現在、生理が理由で休む日もメンバーには「体調不良」と伝えています(以前、生理の話題を出した時にメンバーの戸惑いを感じたため)。私以外のメンバーは全員男性なので、戸惑うであろう気持ちも想像できます。
 ですが、個人的には「生理の話をタブーにしたくない」という思いがあるので、いずれオープンに話ができると嬉しいです。様子を見ながら少しずつ話題に出したり、信頼できるメンバーには自分の体調の傾向を伝えたりしています。
 時間はかかると思いますが、急がずやっていこうと思います。

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