【林業してる女子のあれこれ】チェンソー3台持ちになりました
どうも。ミヤマイラクサです。タイトルの通り、チェンソー3台持ちとなりました。
今回はチェンソーに関する雑記を綴りたいと思います。
私のチェンソー遍歴
私がチェンソーを使い始めたのは3年前の林業大学校時代からです。
その時から今までで使ってきたチェンソーをまとめてみます。
・【前職場に返却済み】550XP MarkⅡ(ハスクバーナ社、排気量50㏄)
林業大学校時代および前職場で長い期間使用していたのがこちらのチェンソー。前職場では職場からの貸与という扱いで使用していました。こちら、動いてくれれば動作やパワーは問題ないのですが、キャブレターの電子制御に異常があるとエンジンの挙動が不安定になってしまうという問題がありました。専門店で修理してもらえば治るのですが、現場にいると対応できないため、だんだん不便に感じてきました。後述するMS261を購入した後は、こちらはほとんど使わず、前職場を辞めるタイミングで職場へ返却しました。
・MS261(スチール社、排気量50㏄)
前述の550XPの代わりとして購入したのがこちらのチェンソー。スチール社はエンジンのかかりが安定していると聞いていましたが、期待通り安定した仕事をしてくれます。主に太い樹木を伐倒する時に使用します。
・MS201(スチール社、排気量35㏄)
こちらは造林仕事用に購入しました。前述のMS261はパワーはありますが、そのぶん本体の重量が重いため、斜面で持ち歩くのが大変です。地拵えなどの造林仕事ではそこまで太い木を伐らないため、小回りの利くこちらを購入しました。今後、細い木の切り捨て間伐などでも使用したいと思っています。
・MS151(スチール社、排気量23㏄)
こちらは枝打ち用に購入しました。トップハンドルという片手でも使用できるタイプです。MS201よりもさらに軽いため、太い木の無い現場ならば地拵えでも使用できそうです。
チェンソーがたくさんあると
前職場では排気量50㏄クラスのチェンソー1台で仕事をしていましたが、複数台のチェンソーがあると仕事によって使い分けることができるのが一番のメリットです。
現在は造林仕事を行っているため、MS261を使用する頻度は低いですが、たまにMS261を持って歩いてみるとその重量感に驚きます。1年前はよくこれを担いで、一日中、山を歩けたものだと昔の自分に感心します笑。
仕事内容によって適切なサイズのチェンソーを使用することは身体の負担を減らし、効率的な作業を行うことにつながると実感します。
一方、些細なことですが、チェンソーの台数が増えて大変になったことはあります。それは管理するパーツや目立て治具の種類が増えたこと。ガイドバー、ソーチェン、丸ヤスリ、スパークプラグ……。チェンソーに合わせて違うものを用意しなければいけないので、正直面倒だなぁと思います。こればっかりはしょうがないですけどね。
なんだかんだチェンソーは楽しい
造林仕事に転職して、チェンソーを使う機会が減る覚悟はしていましたし、実際、使う回数も減りましたが、やはり使っているとチェンソーは楽しいです。(もちろん、「チェンソーを使うこと」が目的になっては仕事が進まないので、「楽しい」だけでは良くないですが。)
林業の現場に飛び込むと決めたとき、「チェンソーを使えるようになりたい」というのも動機の一つだったので、仕事でチェンソーを使わせてもらえるのは有難いと思っています。
ただ、私の技術はまだまだ成長の余地ありまくりなので、今後も精進していきたいと思います。
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