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そこに彼らは生きていた。~ミュージカル 憂国のモリアーティOp.5 最期の事件~(ネタバレ有り編)

☟ モリミュを観ることになったきっかけ・ネタバレなし所感は以下☟



※今回はネタバレ前提で書いておりますので、嫌な人はそっ閉じ(死語)してください。

※オタクの乱文。長い。あくまで感想ですので、私の主観が多く入ります。

※ネタバレは、私が観劇した9/2(土)マチネ、配信された9/10(日)の大千秋楽の回からとなっております。

はじめての銀河劇場。でもあった。



いかせていただきます。

🎶舞台周りに関して🎶

🥀舞台セットに関して🥀
不穏!!
基本野外・廃屋・ボロ布・崩れてるのか作りかけなのか恐らく橋…。シーンが変わる毎に、プロジェクションマッピングも含めて"あそこはああいう使い方もできるんだなぁ~~~""あそこ、このシーンのためにああなってたんだなぁ~~~"とか発見沢山で使い方様々、楽しかったです。


🥀火の粉🥀
火の粉です。火の粉まじ綺麗な火の粉。
ネタバレなしの時も書いたんですが。
赤金テ。火消しシーンで風にたなびく上手のボロ布と、舞い散る火の粉が綺麗ですっげぇリアル火の粉じゃん!!って1人で感動してたんですよ。
観劇経験が少ないんですが結構アレは使われる手ですか?舞い散り方が綺麗で、リアルパチパチパチ弾ける音が聞こえてくるようでしたよ。
……これが火の神の力……(違う)

🥀音響🥀
音響さんが凄いんでしょうけど、ピアノ&ヴァイオリン、歌声、セリフそれぞれの音域の聴こえ方とか、劇場への広がり方とても綺麗でしたね。
何が何を邪魔するでもなく、それぞれ粒で均等に綺麗に聴こえてくる感じがしました。
大千秋楽配信観たんですが生配信撮って出しに関わらず「音でかい~~~セリフちっちゃ~~~」「歌の微妙なニュアンス聴こえ辛い~~~」も無いし、素晴らしいなと思いました。

あと、私の座席は割とフライングスピーカーの真正面・且つ近くだったのですが、全然耳痛くならなかった、というか何も気にならなかったんですね。音でグァッと持ってくとこも、変な圧を感じなかったし、その辺も拘って計算されてらっしゃるのかななんて思ったりなんかして。

🥀楽曲🥀
ミュージカルのメインです。
全曲いいですよね。
ちゃんと聴いちゃうし、また聴きたくなるし、歌いたくなる。でも難易度高〜い!
お話に聞くところによると、キャストそれぞれの音域に合わせて楽曲制作してらっしゃるんですね。ほえ〜〜。それでもやっぱり難解な歌が多いように感じるので、もうこれは作曲の方とキャストの皆様の信頼関係の賜物だなと思いました。「この人なら、歌えるだろう」という…。
舞台の音源をCD化したものとか持ってないんですけど、欲しくなっちゃいました。過去作、売ってらっしゃるとのこと。買います。
メインテーマはOp.1のラストで聞いた時からめっちゃ好きなんですけど、今回は「時は来た」みたいな曲と「最後の時へ」みたいな曲と、モランソロとハドソンさんソロと221Bでの友達ソングが特に好きです。(すいません曲名どっかに出てます!?)いやでも…すいません、やっぱり全曲好きです。


🎶物語に関して🎶

🥀ダイジェスト!🥀
1〜4の内容をダイジェストでやってくれるの、初めての方にも優しいなと。
誰かの付き添いで来た方にも親切・かつ、素早く沼にハマらせてくれるのでとてもいいですよね。
初めての方からしたら初っ端から主人公の見目麗しいウィリアムくんが犯罪卿として闇に身を隠しつつ、悪い貴族をバッタバッタと千切っては投げ、千切っては投げしているところから始まるので、戸惑いますもんね…。

🥀登場人物達のウィリアムに対する感情🥀
これまで、兄弟や仲間に対する葛藤、シャーロックに対する初めての気持ち、何より自分自身へのぐっちゃぐちゃな感情で苦しんでいる→何周か回ってむしろ悟り開いてそうなウィリアム君を観客の皆さんは観てきたと思うんですけど、今回、仲間達&シャーロックからウィリアムに対する各自の激重感情が鮮明に歌われていて非常に熱かった。
モリアーティ陣営、皆ソロ曲リアムへの重めのラブソング。

リアムはもっと愛されてる自覚持った方がいい。
(なお、ホームズ陣営ソロもレストレード除いてシャーリーへのラブソングなので、シャーリーも愛されてる自覚持って欲しい)
こんだけ各自重めの愛を持ってウィリアムに向き合っているのに、皆劇中で報われずに終わるのすごい(あくまでOp.5内では)。結局ウィリアムは皆の本音を振り切って死に向かうの、しんどすぎ。
私たちは生存知ってるからいいけど…。もう見てられんよ…特にモランとアルバート兄様は…明日への希望とか救いがない…。

🥀燃える英国🥀
そんなこんなで私、初生モリミュ、英国市民になりまして……(?)
私は"昨日の敵は今日の味方展開"・"今まで仲が悪かった組織同士が共闘する"などの"皆が結束して何かする系の"胸アツ展開が超絶好きなので、火消しのシーンは涙ボロボロで観させて頂きました。Op.5は色んなシーンで、アンサンブルの皆様の力にあてられました…。
素晴らしいぜ~~~全兼役の皆さんに役名くれ~~~!!!

バケツリレーはもう神ですよ。
青年達の逞しさに涙涙。皮肉とも言える冗談も混じえながら進んで火消しをしてくれる。貴族は貴族で皆彼らに感銘を受けて協力してくれる。これもある種、心の汚い貴族はモリアーティプランで削っていったから…っていう結果でもあるんでしょう。
貴族の少女が市民の少女に声をかけ、一緒に逃げ、娘の行動に最初は戸惑いの表情だった貴族の母も市民の少女に優しくして……という階級社会の壁が消えていく流れも最強に泣けました。

これがウィリアムさんの言っていた優しい世界……プランは成功したんだ……(byモリアーティ陣営の私)
私も市民となってあの火を消した気がしますし、貴族となってバケツリレーした気がしました。
ノブレス・オブリージュ、胸アツすぎた。
本当に本当に最高だった。

🥀手紙からラストまで🥀
モリミュ原作未読組だった私ですが、配信観て「あっ、原作読も 」となり、Op.5を前にして原作でネタバレを踏むと言う"良いんだか悪いんだか"な行為に出てしまったんですけど、まあ読んでおいて良かったですよ。
いきなり舞台であのラストを見たら理解が追いつかなくてその場で爆発していた可能性がありますからね。

ラスト、橋落ち→屋上ベンチでしたね。

もう221B訪問⇒手紙のシーンからヤバかったんですけど。
あの手紙を書いて、あそこに隠して、221Bに行って、シャーロックに"ダチだから"と言われた後のウィリアムの噛み締めるような表情含めて泣ける。同じ気持ちだったんだって、221Bであの時知った心境を、1000字以内で答えよ。
って言うか、221Bの2人のやり取りというか、二人でいる時の二人の顔、もうすでに「気のおけない友人同士」って感じなんだよな〜。先読みされて「さすがだね」の顔も、ズバズバ言い当てられてどこか嬉しむような、寂しがるようなぼーっとした表情も、シャーロックとだから引き出された顔なんだよな…。
シャーロックも、この場面で初めて、0p.3くらいまでの元気なシャーロックに会えた気がしました。
2日に観に行かせていただいた時は椅子に座らなかったんですけど、途中から座り出したんですね…。素晴らしい改変。
また、手紙を読むシャーリーのそばに腰を下ろして"ずっと謎解きに興じていたかった。楽しかった"と語るリアムの切なさ…泣いた。
手紙読後夢中で駆け出すシャーロックに惚れるしかない。
追記:大千秋楽、シャーロック手紙泣いてましたね。あんなに泣かれちゃ私も一青窈です。

橋落ち、ミュであの一瞬をどう表現するのかと思っていたのですが…なるほどそうきたか。
確かに、落ちていました。
落ちているその一瞬をスローモーションというには特別な、"2人だけの異空間"的な表現をされていて、もうそこは、シャーリーにも仲間達にも生きてて欲しいし皆の事は大好きだけど、罪に苛まれて自分は早くいなくなってしまいたいリアムを、罪を背負いながらも生きようと導くシャーリーが救うためだけの空間。切なすぎるけど幸せな二人の世界で…。尊すぎて私の語彙力ではもうなんと表現したらいいのやら。
着水の瞬間、思いっきりウィリアムを抱きしめるシャーロック…これはもう、愛じゃん…。
あのシーンが頭から離れない…動悸息切れがすごいので救心持ってきて。
友情だよね?魂の友、魂の共犯者、ブロマンス…ってことでいいよね?……………………………………………………友情だよね???

屋上ベンチラストの神々しさたるや。
眩しすぎる光に照らされて、二人のこれからが明るいものになるんだろうなと感じられて、とても眩しかったです。
あんな素敵なエンジェルラダーを見せてくれてありがとう照明さん。
そんな中交わされる、穏やかで優しくて、胸が苦しくなる二人の会話…自然と涙が出ました。
ウィリアムの息苦しさと苦悩と葛藤と空っぽな自分をある種責めるような(に、聞こえた)哀しい声に対して、とにかくシャーロックの優しく諭すような声…そして最後、2人の声が重なる時は、ウィリアムの声にも未来への希望が感じられました…。悩め、生きろ2人で…………………。

生きてました!やったね!~to be continued~。ではなく、且つ、真正面からじゃなくて2人の背中で物語を終結させたの、演出が美し過ぎてそのセンスが羨ましい。

5まで続いた舞台のW主人公、ラストがずっと後ろ姿!?それでいいの!?

他作品画像失礼。
でも、あのラストが本当にベストです。

これ以上は"ない"でしょう!!
西森さん、ありがとうございます。いいもの観せてもらっちゃって…。
三好先生、素敵な展開を描いてくださってありがとうございます…。

続編を望む望まないはおいといて、ここでこの二人の背中で終わったのは何度も言いますが、世界で一番美しいラストだったと思います。



🎶登場人物(キャストの皆さん)に関して🎶

まず、キャストの皆さんに関して、一つだけ、オタクのバカなIQ2くらいの感想書かせてください…。(なお、IQは今後もずっとない模様)

みんな美しい(物理的に)。無論、アンサンブルの皆さんも含め。
目に映るものみな美しいとは前回も書かせていただいたんですけど、びっくりする本当に。あっち観てもこっち観てもどこ観ても視界に美しかない。
皆さん全員のそれぞれのとこに"顔がいい"って書こうかなと思ったんですけど、役者さんの顔の良さを褒めるのは失礼かなと謎に思ってしまっている節があるので、こちらにまとめました。
皆さん舞台の前の方にラインで並んで歌うとかあったじゃないですか。なんかちょっと直視できないレベルだったもんな輝きすぎてて。
もちろん演技が一番なんですけど、書かずにはいられませんでした。


🌹ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ(演:鈴木勝吾さん)

・儚くて消えてしまいそう。光に溶けそう。闇にも溶けそう。
美しくて聡明で天才に間違いないのに、自分については分からない。自分に興味が無いわけじゃない、でも彼自信が描いた結末は、"自らの死"の他に思いつかなかった。極論的な自己犠牲。
「だから僕は死にたいんだ」「卑怯なことにまだ死ぬわけにはいかない」
ひたすら哀しくて寂しげで罪悪感と自分に対する怒りの感情が乗ったように聞こえたその声に、このウィリアムは本当はまだまだ純粋で、危うい幼さも残した人間みのある人だなぁと感じた。アルバートと出会ったあの頃から、もしかしたらその前から、根本的に時が止まっているのかもしれない。
「たばこは吸いたくないんだけどね、肺が汚れてしまうから」
まるで泣いてるような笑顔、しんど。
眉の動き、口角の微かな動き、眼…細かい表現が、人間ウィリアム・ジェームズ・モリアーティを創り上げていた。
だから、漫画のキャラクターで異次元な性能を持つ人だけど、こんなに感情移入できるし、漫画のコマのそのもっと奥を想像させてくれるんだな。と思った。
鈴木さんのこういうのを観ると、鈴木さんは舞台化でキャラクターの解像度を上げることができる人なんだなと思う。多分私もそこにやられた。

・上手から観た、ゴルゴダの丘を登るウィリアムの表情のなんと危ういこと…。
焦点が何処に向いているのか、分からない。光に導かれて登っているが、先には死しかないのであろうことが分かる、凄く軽い耳障りになってしまうが、"イっちゃってる"目をしていた。怖いぜ!!!
かと思えば、フレッドに心中吐露するシーンや、221Bでの仲間には見せない顔…しっかり者じゃない寂しい顔も、戸惑いの顔も、アイツになら見せられるんだな……羨ましいなシャーロック……生まれ変わったらシャーロックになりたい。……ウィリアム、放っておけないひと!(モリアーティ陣営皆そういう気持ちなんだろうな。みんなオカン。)

・生歌よ。
ド頭のアカペラソロ、えらいこっちゃ。
圧倒的に澄んで響き渡りまくる高音を劇場で生で喰らった。殺陣しながら自然に歌ってるの凄くないですか。普通もっとしっちゃかめっちゃかになっちゃいそうと言うか、絶対どっちかに気を取られて呼吸おかしくなりそうなのに。そんなわけで「地獄へいざゆかん」もどちゃどちゃカッコイイですよね。
走馬灯のように、鈴木さんがキンブリー役と発表あったとき、厄介原作オタクなので"鈴木勝吾"でエゴサしたんですが(嫌な奴)、その際に見つけた「声の高いすごい歌が上手い人」という誰かのツイートを思い出すなどしました。声の高い歌すごい人だった。銀河劇場突き抜けてた。
彼自身の葛藤や死を象った曲が多く、ロングトーンの最後が喉を絞りに絞った苦しげな声で終わらす…みたいな曲が多かったなという印象でした。聴いてるこちらが苦しかった(⇽共感できるという、いい意味です)。


🌹シャーロック・ホームズ(演:平野良さん)

第一印象(Op.1の配信観た時)から決めてました。(何を?)
平野シャーリーさん、過去作で事件に飢えてるヤバい事件中毒者な感じとか、かと思えば軽くてウィットに飛んでて変人だけど不思議とどこか人懐っこさもあって悪気の一切ない図々しさ具合が可愛くてもう「たまんねぇなぁ!このシャーロックはよぉ!!」って感じだったんですよ個人的に。ルックス(再現度)も正直ど真ん中ストレートですのでね。
原作でもある訛りの表現(だと思っている)「~じゃん」ってよく言うと思うんですけどその言い方もいちいち好きで…。とにかく好きなんですよ…。
今回もミルヴァートンのあれこれがあって、ジョンに言う「よかったじゃん」の言い方に焦燥感とか、何かやらかした子供のように色々誤魔化す感じとか全部詰まってて、声の使い方上手〜!と思いました。
(Op.3ラストでウィリアム訪ねて大学くるシャーロックの流れがほのぼのしてて超好きなんですけど可愛いですよね…。余談でした。)

今回シリアスシーン大多数の中で、彼の人間的に成長した部分がまた良くてジョンと一緒に「安心した!」という気持ちでした。話し方とかも変わった風でしたよね…大人になったよね…もうソシオパスじゃないのかな…少し寂しいな…。
ウィリアムに対する全部がいい男過ぎて本当になんなんだよ。落下中・ベンチ…ウィリアムに対する声…あんな優しさ、好きになっちゃうよ…。

平野さんの解釈が加わって、落ち着きなく動く感じとか、立ち方の微妙なクセひとつにしても、こちらも平野さんの表現で憂モリのシャーロックというキャラクターの解像度が爆上がりしていると思います。
W主演、すごすぎる。

・前提として平野さんの歌声、めちゃ好きなんですけど、リズム感どないなっとんねんっていう。
時には不規則に、時には早口で捲し立てるように、時には通常のトーンで、とにかく話すように歌うのすごすぎんか。他の皆様もそれはもう上手い人ばかりなんですけど、シャーロックのテンションとあのリズムのとり方は難易度高いな、思っていて。何言ってる(歌ってる)かちゃんと理解できるし。技巧派な人だなぁと。通常運転ですか?そうですか.…。
モリアーティ兄弟の事実に気付くシーン以外は、今回事件に狂ってないからなのか、歌い方がなんとなく落ち着いているように聴こえました。
主旋律がハッキリ分かる楽曲もものすごい通るし圧巻だし鈴木さんの高音と交わる曲の歌い方はなんとも男らしくて、鎌苅さんとの友情ソングでは凄い爽やかな表現をされていて、鳥肌オールスタンディングでした。

・おもろい人で大変良き。
過去作配信のカテコの話しの内容とかいちいち"おもしれー男"と思いながら見ておりました。("チイ兄""とか奇跡の人"とか焚き火の話をしております)頭の回転の早い人ですよね。アドリブパートで思いました。粋なことも言うし。
大千秋楽でも楽しいカテコの挨拶でまたかましてくれてて良かったです。すごく安心感がある人だ。合わせてツッコミの鎌苅ジョンさんも対応早くて本当にいいコンビ…マジもんの221Bボーイズを見ているよう…2人合わせて好き…。ずっとやってて欲しい。
大千穐楽最後でのウィリアムを追いかけて行ってからの肩組みもスーパー癒されました。トータル、平野シャーロックに感謝しかない。


🌹アルバート・ジェームズ・モリアーティ(演:久保田秀敏さん)

・凛々しすぎ。立ち居振る舞いが本物の貴族。無表情。感情はどこに。
しかもめっちゃいい声してますよね。この人に何か話されたら全部納得して肯定してしまう危うさがある。というか、もうアルバート兄様は久保田さんなので(?)、役のアルバートではなく、本物のアルバートから発せられる言葉だから重みと説得力があるんだよな(伝わってください)
それにしてもアルバート兄様も、今回ずっとしんどい。
誰かとちゃんと話すシーン、モランか、兄対談か女王だけだけど、誰と話している間もずっと孤独。とにかく感情を抑えまくっている。自らの贖罪を、誰からも理解されなくていいし理解されたくないと言わんばかりに壁作りまくってる。辛さ倍増。アルバート兄様に救いを頼むよ。

「私がイブを唆し、禁断の実を……」の発言、そんなこと言うな!自分を責めるな!と思いつつ、その例え、めっちゃ色っぽいな…と思ってしまった私を罰して欲しい。教養のある人間が故の色っぽい例えを久保田さんに言っていただけて感無量。ありがとうございます。

・「生きなければ」も名曲。ここでだけ兄様の感情レベルがマックスになっていた。今まで誰にも何も話すそぶりも見せなかった、兄様はどう思ってるの?がこの歌で全て解決する。この歌でアルバートという"人間"をさらけ出すために、これまでずっと無表情だったのでしょうか…。


🌹ルイス・ジェームズ・モリアーティ(演:山本一慶さん)

・Op.5で私の中でストンときた男。
今まで優秀に、時に冷徹な考えで兄のサポートをしてきた、ウィリアムをとにかく敬愛している人。だけど肝心のウィリアムから守られているが故に、なかなか作戦に参加できずにいた人。
今回も戦闘員たちにはそれぞれ役割が振られていたものの、肝心のルイスは蚊帳の外に等しいポジション。その中で、フレッドと共に奮起し、兄を救いたいが故に奔走する姿は胸にくるものがありました。
感情もこれまでと違って溢れ出ていたというか、色んな顔が見れました。民衆がウィリアムが犯罪卿だ!と責め立てる街で狼狽える姿とか、すごく悲しくて…その分、後半のたくましい彼が生きるのですが、山本さんのルイス、こんなに感情豊かなんだなっていうことが、このOP.5でわかりました。
橋落ち後、ルイスがMI6のMとなり、決意新たに覚醒する場面も滾りました。
兄の意志を理解し、受け入れ、別の角度からその後の英国の平和を保っていこうというその意気…めちゃくちゃ全てを受け入れた顔をしている!!山本さんのこの時の顔、これまでのルイスにはない表情で、傷を隠す前髪を耳にかけた瞬間の指先まで美しかった…。
Op.5ではルイスに肩入れまくりでした。誰より潔くて頼もしい男じゃないか。続編お願いします。

・ひょろりとしたスタイルに意外な太めの強い歌声、っていうか歌すごくないすか??生で聞いてある意味一番びっくりしたというか。あんなに張り上げる感じで感情むき出しソングが過去作にあんまりなかったからか、迫力すごかったですよね。
沢山歌ってらっしゃった…まぁ全部兄さんのラブソングなんですけど…最後の兄さんラブソング(曲名すいません)、そりゃもう兄に対する感謝とか愛とか悲痛とか思い出がとんでもなく入ってるんですけど、最後は少し吹っ切れている印象があると言うか生きることを決めていると言うか…1曲の中でルイスの成長と感情の変化が感じられて心にキました。それにハッとさせられたのも山本さんの歌の表現力あってこそ。名曲。


🌹セバスチャン・モラン(演:井澤勇貴さん)

・一番、救われないまま終わってしまった…という印象。
ルイスもフレッドも、橋落ちの前後は、シャーロックの救いを信じて・ウィリアムの意図を受け入れて、いい意味で吹っ切れていたと言うか、前向きなラストだったと思う。
だがしかしモランは…モランに対してウィリアム、残酷なんじゃない!?
「シャーロックがやらなそうだったら僕を奈落に落としてくれ」ってモランの気持ちもっと考えなよ!!撃ち落とす時の顔見たのかよ!!お前を殺して俺も死ぬ顔だったぞ!!
モランしんどい…「この命ささげてもかまわない」「お前のヒーローになりたかった」ってソロ曲で歌いながら、それすらも、ウィリアムのために誰かを撃つことすら叶わない…。
更にその先もしんどい…ルイスが前向きに"生きることを決意"した歌の後ろでも、モランは銃のスタンバイをしながら、やりきれない叫び・慟哭…。この時の迫力がすごい。リアムの声と例の時計が印象的に使われていて、切なさ倍増。
…私もちょっとチョけてる明るい井澤モランさんが見たかったよ…橋落ち後の民衆大喜びの時とか見てられんかったぞ、痛々しくて…。それだけ井澤さんがモランの心境に入り切ってたということですね…。これが役者…。
カテコの顔も明るくなかったし…。心配でした、戻ってこい…。

・原作のキャラデザからして、モラン、健康にいいな〜って思ってたんですけど、井澤さんのスタイルと佇まいとお顔でなおかつ片手袋、ウィリアムからの時計を触る仕草、タバコを吸う姿、銃を構え放つ姿、など全てが良すぎて病気が治癒することが、研究の結果わかりそうな気がする。そろそろ井澤モランさんは治療に使われる。存在が私に突き刺さっている。モランそのものだったな。カッコよかった~。

・本筋逸れますが、井澤さんが撮られるオフショ、とても良かった。写真センスは勿論、皆さんの身近にいるからこそ・被写体の一番の良さをなにより理解しているからこそああいう写真が撮れるんでしょうね。あとツイート可愛いすぎて、この期間中のつぶやき全てにありがとうを言いたい。それで言うと、Twitter(X)では明るい井澤さんが見れて良かった。


🌹フレッド・ポーロック(演:長江崚行さん)

・いい子すぎるじゃん…(涙)
ワンちゃんに人を例えるのはいけないことだってわかってるけど忠犬じゃん…一途じゃん、一生懸命じゃん。
私たち観客も、なんとかしてウィリアムに生きて欲しいと思ってるので、今回の客観的感情移入キャラ第一位だったのではないかと思う。
寡黙キャラだからか、その分表情変化が結構激しくて見ていて興味深かったです。話す時に吃ったりオドオドしてしまう感じがとても上手いし、かと思えばウィリアムとの会話の中でみるみる顔を歪ませて思わず涙目になって思わず必死になって声を荒げてしまったり…。
この後モランにも声を荒げる場面がありますが、ウィリアムに対する感じとは違くて、仲間としてって感じでモランとの関係性を感じられて、とてもその"差"が生きていて印象的でした。ウィリアムに対しては、懇願。
ルイスに手紙バレした時のヤバい!って顔と、ルイスも同じ気持ちで、反対じゃなくて一緒に動いてくれると分かった顔も可愛かったです。

・歌の伸びと、感情の乗せ方がとても上手な方なのだと思う。
「ウィリアムさんに未来を」のあの歌には切望と悲痛の叫びがものすごく詰まっていたし、もう泣いちゃってるのに正しくブレずにグアーっと伸びていてすごい!となりました。


🌹ジェームズ・ボンド(演:大湖せしるさん)

・ソロ曲……ボンド⇒アイリーンの変化……すごい良かったな……。立ち位置・微かな動き立ち方・微かな声色チェンジ、2段変化でしっかりボンドとアイリーンを顕現させていらっしゃった。
取り囲む照明の美しさ含めて"ホームズシリーズ聖典"のメインヒロイン(?)たる彼女の存在感が眩しすぎたシーンでした。
最後、かけ出す時はポケットに手を突っ込んで走り出して、芸が細かい…。

・2人の橋落ちあとの英国住人大喜びシーンのあの表情よ……泣かないで~~~~~~ッッ!!
あのシーンで私が涙したのは、間違いなくボンド(=アイリーン)がいたからで、大事な人を一度に2人も目の前で失ったやり切れない感情が痛いくらい詰まっていて痛々しくて観てられないくらいだった。(比喩表現です。ガン見してました)

・私が人生でハマっては行けないと思っている沼堂々1位が「宝塚」なんですけど、大湖さんボンド(アイリーン)見てると本当にハマってはいけないと思う。軽率に好きだし転がり落ちると思う。だってボンド超かっこいいもんな!!余裕ある感じもスマートだし、モリアーティ陣営の皆に対して宥めたり、諭したりできるのはあのボンドだからなんですよ。助けてもらった少女、絶対初恋決まったな。
あんなのが階段から大量に降りてきたら人生がめちゃめちゃになる。やめてください。(※やめないでください)


🌹ジョン・H・ワトソン(演:鎌苅健太さん)

・ジョ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!
眼差しが優しすぎるぞジョ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!
かつてここまで人柄が眼に出る人がいただろうか。いやいない。(反語)
劇中シャーロックに向ける視線はもちろん、カテコ中観客に向ける眼・話しているキャストさんに向ける眼、全部優しいからな!!鎌苅さん!!

・シャーロックの友情永久不滅相手にして、オカン。怒ってる時も悲しんでる時の慟哭も全部深い愛のものだと分かる。
冒頭、ムショ入り(言い方)したシャーロックに怒りと、相談してくれなかった寂しさで声を荒らげぶつかるシーンだって、感情がこちらにスっと入ってきた。怒ってるけど、愛しかない。
机、ひっくり返してましたね。ひっくり返し方にすら愛があったけど。

役として"普通の人"に徹しているのがまたいいなと。なんというか空気感が、本当に普通の人(最高に褒めてます)。凄まじい安心感。圧倒的太陽。
シャーロックにいろんなことを気づかせて、成長させたのはジョン、間違いなく君なんだよ。ジョンはシャーロックの今の気持ちを聞いて「安心したよ」と言っていたけど、シャーロックがそうなったのは君のおかげだから…。
歌声も太陽なんですよね。明るくて聴いているだけで周りがパッと明るくなる、華やかな声をしてらっしゃる。
こんな人が自分を肯定してくれたらそりゃシャーロックもジョン大好き人間になりますわ。安心するもんね。ジョンそのものな鎌苅さんがジョンで良かったよね。


🌹ハドソンさん(演:七木奏音さん)

・とにかくキュート。Op.5、明るいシーン全然なかったけど、通常運転で怒っててコミカルな動きをする彼女も生で観れて嬉しかった。レストレードとのやり取りはほっこりしたし、とにかく幸せになってほしい…っていうか、ハドソンさんってそうなの!?シャーロックに対してそういう…そういう感情なの!?結局真意は不明ですけど!応援するね!!

・シャーロックに対する気持ちの歌、ま〜優しすぎて心地いい。歌声がとても好き。元気で溌剌としているお声ばかり聞いていたので、このしっとりさにはやられました。っていうか七木さんの声、めちゃくちゃ好き。
「あなたが思うより、ずっと…」紡がれない「ずっと」のその先の言葉が、七木さんの歌声から想像できて、また泣けた。


🌹ジョージ・レストレード(演:髙木俊さん)

大好き。
どんな場面でも無理やりでなく、やかましさもしつこさもなく、場を汚すことも崩すことも違和感もなく、皆が皆「ふっ」と笑顔になれる笑いを取れる人って本当に凄い、尊敬する。と常日頃から思っている。この人がそう。
これは高木さんのセンスであり才能であり手腕なのだろう。大好きです。
応援をなにか形に表したかったので個別ブロマイド買い足しました(哀しき消費者の発想)。

・私が入った回のパートお裾分けなんですが、
警官「男性が呼んでます」→レ「今時間ない」
警官「女性が会いたがってます」→レ「時間できたから会いに行くわ」
警官「女性はウチのばあちゃんです」→レ「時間無くなったわ」
→警官「ウチのばあちゃんにも時間ありません」
→レ「お前のばあちゃんには時間あるだろ!変なこと言うな!」
→警官「大丈夫です、ばあちゃん元気です」
という一見不謹慎漫才でしたがすんごい笑ってしまった。

・大千秋楽、絶好調でしたね……。
ヴァイオリン弾けたし(ご本人もビックリ。すごい)。
何よりシャーロックにとってはこれまでもずっと光でヒーローだったよって言われたし……これは良かった。平野さん、粋すぎるだろ……喜ぶレストレード可愛すぎる……いいコンビだね……救われたね…。
いや、思ってたよ。だってジョンが現れる前からレストレードは態度は違えど、シャーロックと交友(仕事でだけど)を持って、味方であろうとしてくれる警部だったわけですから。ひらシャロさんまじありがとう。
あとハドスン夫人とのやり取り可愛すぎる。
この2人で幸せになってくれてもいいんだよ…。



🌹マイクロフト・ホームズ(演:根本正勝さん)

・どうも、マイクロフト兄様にリアコです。
誰に対してもスマートで本心が見えにくいけど、"弟は大事"だから感情露わにするの良すぎる。今後、弟の生存を知ったところを、根本さんのマイクロフトで観たい。
兄様ズ(兄様ズ?)、アルバート兄様が壁作りまくりで感情隠しまくっているのに対し、意外とマイクロフト兄様は対外的に友好的で、誰に対しても優しく穏やかな話声でベストな対応をするところが大人で最高。
モリアーティさん家にお宅訪問兄対談とかも、アルバートのこと気遣ってでしょ?好きだが?
あと、ウィリアムに対して「これから償いながら一緒に悩んで生きていこうね(意訳)」って諭すシャーロックと、ルイスにポジションを与えて、「厳しい道だけどこれからも共に惑い続けようね」っていうマイクロフトは結果的に同じことを言ってモリーアティ兄弟を次の道に進ませよう・救おうとしているからもうホームズ兄弟のシンクロが天才的であります。敬礼。最高。

・色気がすごい。兄様ズ共通。
私はこの方の薔薇ブロマイドのことを申し訳ないんですが悩殺フォトと呼んでおりますが何か?
舞台上で動く姿は凛々しく、所作の一つ一つがピシィっとしてて少し神経質そうでなおかつ紳士的で、しまいにゃタバコなんて吸っちゃうもんだから何回か死んじゃいましたね。タバコの時だけちょっと弟みが出るというか、ちょっとダウナーなんですよね。たまらん。存在が犯罪卿…。
対女王に対する態度も好きです。
「Yes your MAJESTY」「御意に。」
ホームズ家の罪滅ぼしのため英国に人生を捧げているこの男がこれをどういう感情で言っているのか…腹の内が知りたい。読めない。Love…これが"英国政府そのもの"の男…ならば、英国人に、俺はなる。


🌹アンサンブルの皆様
伊地華鈴さん/大澤信児さん/木村優希さん
熊田愛里さん/柴野瞭さん/白崎誠也さん
高間淳平さん/竹内一喜さん/永咲友梨さん
中村祐輔さん/蓮井佑麻さん/山下真人さん

いや…それぞれ役名与えてもろて…。
役名があった方も勿論いらっしゃったとは思うのですが。女王陛下とかグレッグソンとか一部貴族とか…もう私はグレッグソンも愉快な警官達も好き過ぎる…ヤードいいよヤード。
いやいや皆にそれぞれ名前があっていいと思いますね。全員が全員、活躍の仕方が貴族A、市民Bとかのレベルじゃないぞ!!ってね。

エヴァンの演技も半端なかったし。幼女2人も可愛くて一生仲良しでいて欲しいし、民衆大歓喜シーンで2人だけめちゃくちゃ意味深な顔してて鳥肌立ったし、そしてエヴァンには申し訳ないけどお前さんの父親は死んでよかったと思わせてくれる演技をしていた(酷い)。
あとダンサーさんというか、皆さんダンスも踊れちゃうもんだから、ルイスの件の曲で踊ってた方とか、ハドソンさんのソロで踊ってらっしゃった方とか、良すぎて思わず目がいってしまうという…。
書ききれんけど皆様本当に良かったんですよ…あの、Twitterとかで僕は私はあの時この人をやってました!みたいに教えてくれませんかね。

〈23/09/17 追記↓〉
いや皆様のTwitter見たら書いてありますやんどの方がどの方か!ということで、おひとりずつ、特に印象的だったキャラクターの感想を失礼致します!

・伊地さん→市民少女!もう少女にしか見えなかったのですが立派に成人女性だったのですね…(それはそう) 家族とはぐれて怯える姿がとても可哀想で、それだけで涙腺にきました。橋落ち後の喜ぶ市民達と対象的な反応/表情がとても印象に残っております…。

・大澤さん→グローヴァーを演じてらっしゃったと!もうずっと癪に触っていたのですが、そう思わせてくれて感謝です(?)かと思えばマイクロフト兄様の執事の方、主に似てシャンとした方だな~と思ったら同じ方でしたか…素晴らしい…。

・木村さん→大火事協力貴族…。バケツリレー参加するけどスタミナあんまりなさそうな感じ好き…。煤まみれにしてしまった…とか気にかけてくれるの優しすぎるし、言葉のかけ方にも愛があった。隠しきれない優しさが滲み出てる貴族さん。最後の大演説も迫力あって素敵でした!

・熊田さん→貴族少女エリン!純粋で天真爛漫な天使的可愛さ&優しさが溢れ出てて、手を差し伸べたとこで泣きました。この子の優しさが母にも伝染したんだろうなぁと思うなどしました。伊地さんの少女と同じく、橋落ち後の喜ぶ市民達と対象的な反応/表情がとても印象に残っております…。

・柴野さん→貴族のハチャメチャ声がいい人だ!!!すごい低音の綺麗なセリフ&歌声でその場の響に重厚感を与えていらっしゃった…。警官など顔があまり見えない役でも声ですぐ分かった。とても印象に残っている方。

・白崎さん→火消しリーダー格~!!(ウッズさんと仰るのね…。)その頼もしさと説得力が、火消しシーンで私の涙腺を真っ先に緩めたのだ。泣かされました。木村さんをはじめとして貴族達への熱い言葉、差し伸べた手、トータル男前すぎる。

・高間さん→ルイスの前で踊ってらっしゃったのは貴方様だったのですね…!ダンスはてんで素人ですが、あんなダイナミックなのに優雅に踊られていて凄かったですし、なんであんなに静かなんでしょうね…着地音が静かすぎて"猫かな?"と思いました。目を引きました…。

・竹内さん→エヴァンやばかったですね…。
まず少年そのもので年齢疑いましたし、何より父親の前に躍り出てからの、父親への疑念の眼差し、からの、乳を殺されてしまったあとの叫び…怒り憎しみフルスロットルで感じられました。

・永咲さん→女王とエリン母同じ方だったんですね!?感慨深い…。女王は貫禄たっぷりでしたし、お母様は市民少女に上着をかけてあげる姿が暖かくて大好きでした。え?ハドソンさんに激烈アタックかます人も同じ方…あの人おもしれー女ですよね…振り幅よ…。


・蓮井さん→私はもうヤードを愛してますんで、蓮井グレッグソン好きですね。可愛いよね…こういうプライド高々だけどここぞと言う時に3枚目な子は皆から愛されるからなぁ!蓮井さんが演じられているから上記ポイントが増し増し可愛さ倍増でしたね。
火消し市民も最高でした。ノブレス・オブリージュ!

・山下さん→最初は貴族助ける気0だったのに結局助けてくれた人だ!!配信でアップで見て初めて知ったのですが、木村さんの貴族がバケツリレーに加わってくれたところで驚いて一時停止したとこ、いいなぁ~と思いました。あそこで貴族への偏見を捨てたんだろうなぁ。



🌹境田桃子さんと林周雅さん

クラシック素人通ります。すいません。
本当にすごいと思う。
毎日あの公演時間中、ほぼほぼ手を止めず演奏してらっしゃる。
たったの二人で。舞台の上で。
生で聞いて、2人しかいないのになんだこれ!なんだこの迫力!と驚きました。
歌パートなくともBGMとして、時には登場人物の感情の表現の手助けも、SEめいたことにだって役立っていた、お2人の生演奏。
音楽で世界、変えられそう。っていうか変えられる。
というかおふたりは、音楽でモリミュの世界を創っていたので変えるも何も世界の始祖です。
ずっと聞いていたかった。心地よ過ぎた。

そして、単純な疑問として、手がどうにかならないのか。手がもう…腱鞘炎手前なのではないだろうか。労わってください……。




終わります。(長いこと頭の悪い文章失礼致しました)

改めまして、あの頃私に「モリミュだ!モリミュだ!」とモリミュ一揆を仕掛けてくださった皆様、ありがとうございました。
おかげさまで、ミュージカル・原作ともに、また一つとても美しい作品を知ることができました。素敵な役者さんたちもまた知ることができましたし、沼は続いていくもんですね…。かけがえねえ〜〜!!!!

そんなこんなで、この1週間でOp.1〜4までの円盤もコンプしたことですし、Op.5の見逃し観つつ、5の円盤を待とうと思います。
今1〜3あたり観ると謎に癒されますね。皆、笑ってらぁ…。


ここで完全終幕が美しいのか、続篇も観たいのか、
皆様各々色んなお考えあると思いますが、これだけファンの皆様に熱い支持を得ている、原作超絶リスペクトな作品なので、どんな形であれ私には明るい未来が見えますよ。

我が家に揃いし圧倒的ホームズ陣営。リアムごめん。


さて…………





マイクロフト兄様の悩殺フォトを枕の下に入れて寝ます。
いい夢見れそう。
皆様もまた会える日まで、いい夢みろよ!!!!!!!

色気アカン



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