【用語解説】ダイナミックプライシング
マーケティング用語など、気になった用語を解説…
というより、自分の理解と整理のために、個人の解釈として書く場としたいと思います。ご参考までにどうぞ。
背景
時期によって需要が大きく異なる旅行業界(ホテルや航空券など)では早くから導入されていたようです。
スポーツ界隈でも、天候によって左右されるケースも多いため、導入が増えてきているようです。
メリット
・需要が少ない時期など、安く買えることがある
・収益増加や在庫の減少につなげることができる
デメリット
・需要が高い時期などは、高くついてしまう
・導入、運用コストがかかる
・価格の変動により、顧客の不信感や購入意欲の低下を招くことがある
フィギュアスケートでの導入について
「適正価格」による購入が可能となれば、チケット購入時に納得して買うことができるようになり、購入者側にとってもメリットはあるのかなと感じています。
また、時期(曜日や時間)によっても需要が異なるので、そのあたりもふまえて柔軟に対応できたら、チケットの売れ行きも変わっていくのではないでしょうか。
ただそのためには、きちんと実施してデータを蓄積していくことが重要となるでしょう。
うまく利用できれば、効果的な方法かもしれませんが、特にフィギュアスケートはわかりやすい変動要素(時期や気候)が少なく、単発や短期間のイベントとなるので、データ蓄積や解釈が難しいのではと考えます。
個人的には、色々チャレンジはしてほしいと思うので、導入じたいは良い試みだと思っています。
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