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ワンピースオンアイス④

続きです。
アンサンブルメンバーやスタッフなどについて書きます。


Mr.2・ボン・クレー:本郷理華

りかちゃんも結構早い段階でキャスティング発表になって話題になってたけど、原作ほとんど知らない私は妹(漫画持ってた)に色々と情報を聞いてて、ボンクレーはちょっとかわいそう…と。
でも、アニメの動きを見ればみるほど、納得のキャスティングでした。
誰よりも回転数多かったと思うけど、スピン、ツイズル、そしてウィンドミル。どれも本当に美しかったです。
そして一番見ごたえあったサンジとのバトルは、二人の見た目から美しくかっこよく、スピンなどの回転系もハイキックなどの回転系もよく映えた素敵なシーンでした。
間違いなく、アイスショーでやった意味の大きな部分を占めたと思います。

ミス・オールサンデー:小川真理恵

アニメで予習した時、知的でミステリアスな美しさに惚れ、女性キャラでは一番好きなくらいでした。妹との役の予想は、荒川さんでしたね…
キャラ的にも(キャストの)位置づけ的にも目立った出番は多くなかったですが、立ち姿だけでも存在感あり、素敵でした。
特にクロコダイルとのシーンは大好きなシーンの一つでした。

バロックワークスエージェント

敵役で格上の存在感、まさに「プロのお仕事」でした。登場シーン、めちゃくちゃかっこよかった。
あの着ぐるみきて滑るのとかすご技(ミスメリークリスマスとMr.4/よーじくんとおぬくん)だし、魅せ方っていう部分ではすごく力強い存在だったのではないかと。
Mr1(コバヒロさん)はさすが準ラスボス、そりゃそうだよねってキャスティングだし、バックフリップも期待通り披露してくれたし。
樹希ちゃん大好きなので、ダブルフィンガ―役と発表になった時は嬉しかったです(アニメみて女店主の時の姿に一目惚れしました)。

国王軍

国王:妹と、タケシ先生を予想してましたが、違う「本田」さんがくるとは思いませんでした(笑)でもすごく似合ってました。
あのハリツケになった腕とか(どう表現するんだろうと密かに気になってた)、ボンが化けたところとか、印象に残ってます。

ペル:予習の段階で、めっちゃいい役じゃん、吉野さま大正解って思いました。冒頭やクライマックスで重要なシーンがありますが、間違いないなと(氷艶の旅人の役を思い出しました)。フライングをちょっと期待してしまったけど、鳥らしい動きとか研究してて、さすが振付師。そもそもペルの声もよかったし、しゃべり方も似てる気がして、まんまペルでした。

チャカ:橋本さんて、POI(セーラームーン)にもキャスティングされていて(四天王ゾイサイト/敵役)、中止になった時に「出演者として楽しみにしてたから残念」みたいな発信があって、救われた記憶があります。
私は真央ちゃんサンクスツアーで知りましたが、(お父様のこともあり)2.5次元アイスショーのキーマンの1人になりそう。チャカはコーザとの絡みも多く、コーザとは違った熱さを持った役柄でとても見ごたえありました。

トト:松橋さんがキャスティングされて、もしやと思ったらやっぱりでしたね。ユバのシーンは欠かせないし。(大人になった)コーザとの絡みは本編では無かったですが、フィナーレのジャンプ大会で上着を預けるなどのやりとりがあり、映画のエンディングを彷彿とさせました(私が行ったのは初日だったので、そのやりとりはまだなかったのですが)。

カル―:PIWメンバーが順次発表になり、あれ、一人足りない、あ、有香ちゃんかと気が付き、今年のPIWの黄色の衣装の姿が思い浮かび、カル―と予想したら大正解でした。可愛かったし、結構出番も多く、とても印象的な役でした。衣装含め、人間じゃないって難しそうだけど、ご本人がキャスティングにとても喜んでいる姿を見て、こちらもとてもっこりしました。

アンサンブル

まさか砂役になるとは思ってなかったので、演出にびっくりでした。しかも女子4人で男子選手(現役、しかも世界王者)リフトした!
早着替えや大人数でのバトルシーン、そして最後民衆に戻るシーンなど、PIWの経験がかなり活きていたのではないかと思います。
間違いなく、アンサンブルの力がなければこういった演劇要素の強いエンターテイメントは成り立たないと思いました。
個人的には、琴葉ちゃんの大ファンなので、コーザの相棒として大活躍で嬉しかったです。

スタッフ

振付:宮本賢二さん

今回絶対一番大変だったと思います。でもご本人も原作に対する愛があったからこそ、強い気持ちで実現できたのかなと。
それぞれの役に対する思いとか、どうやって振付に落とし込んだのかとか、聞いてみたいです。

演出:金谷かほりさん

エンタメとはこういうもの!というのを経験値から存分に発揮されたのではないかと。バックグラウンドを知って、私が今回OPOIにはまった理由がわかった気がしました。

声優さん

今回取り直したそうで…あらためて映画版と見比べてみたら、話すスピードなどが全く異なることに気が付きました(特にクロコダイル、アニメに比べてかなりゆっくりしゃべってました)。ショーで見る人に伝わりやすいように工夫されたのでしょうか。
それにしても、声だけで演技するってすごい…

音楽

映画やアニメの段階で、いいなと思っていたのですが、とにかく良かったです!フルオケっぽくて、ちゃんと楽器の音が聞こえて個人的にテンションあがりました。
特にテーマ曲をインストゥルメンタルでゆっくりめにアレンジするのが大好きなのですが、ルフィとビビのデュエットシーンで使われててかなり感動ポイントでした…
(ただ、新横浜の音響はちょっとね…いい加減なんとかしてほしいな…)

衣装、ヘアメイク

こちらもプロのお仕事。キャラクターのイメージを壊すことなく、なおかつきちんとスケートらしい動きを見せられるように、すごく工夫されてたと思います。
特に麦わら一味の砂漠バージョンの衣装がキラキラしてて素敵でした(たぶんあぁいうアラビアンなのが個人的に好きなんだと思うけど)。

広報・宣伝関係、マーケティング

パンフレットのスタッフページを見ていて(見開きの2ページ分まるまる使うこと自体凄いなぁと思いました)、一番気になったのは、某広告代理店グループが絡んでいたことです。
私が就職活動していた時期はコンテンツマーケティングが注目され始めた頃でしたが、特にこの代理店系列は力を入れていて、今では2.5次元の舞台化などに欠かせない、重要な役割を担っているようです。
今回、SNSの使い分けや発信の仕方がすごく上手だと思いましたし、(ネットニュースの取り上げ方にはいろいろと思うことがありましたが)全体的に広報宣伝関係もうまく機能していたように感じたので、このあたりも成功の要因だったのかなとみています。

長くなりましたが、以上です!

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