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この間まで田舎の中小企業で中華食材の卸をしていた人間が、半年後にイーロンマスクが経営する新工場に世界初のゲストとして視察しに行った話

胡散臭い自己啓発系のビジネス書のような、あるいは、サムい感じの異世界転生モノのライトノベルのタイトルのような長いタイトルで失礼します。

連日Instagramに投稿ました通り、数日間の海外出張に行って参りました。そのことについて少し綴りたいと思います。初の南米訪問。余りにも長い渡航のせいで、インターネットはないわ、パソコンも開けないわ、眠たくもないわ、でも時間は山ほどあるわ、な状態が重なり、「そういえば最近note更新してないな」と気づいたのでこうして筆を取った経緯です。

この長い長い渡航もある意味貴重なものだと思うので、自らの備忘録としてしたためる傍らで、いつかどこかで誰かの何かに役立てばというささやかな希望の下で少し稚拙な作文を公開してみようと思います。

さて、sns上でわざわざ言ったか言ってないか記憶が曖昧ですが、というより言ったところで誰が興味あるねんという気持ちの方が強いですが、半年ほど前に転職をしました。

詳細はめんどくさいので省きますが、いまは大阪の片田舎にあるしがない電池工場で働いています。

一瞬話は逸れますが、転職したことを人に言うと「へーそんなに電池に興味あったの?」と聞かれることがしばしばです。でも胸に手を当ててよく考えてもらいたくて、逆に世の中に電池に興味がある人なんていると思いますか?という話です(いたらごめんなさいね)。電池なんて言われて初めて「まぁ確かに無くてはならんかな」くらいのものだと思っていますし、そこに何のロマンも感じなければ、こんな会社ではその日暮らしの雀の涙みたいな給料で毎日の暮らしがやっとですから、別に会社が社会にどんな影響を与えているかみたいな崇高な意識はまるでないです。

転職系の参考書や、転職エージェントの言うことを間に受けるなら、現職からの逃避を目的としたネガティブな転職はするべきではない、もっとポジティブで崇高な志の下、ステップアップを目指すようなノリで転職をすべきである、というのが最近の流行りだと思います。

しかし実際アラサーで転職をする身にとって、そんなのはツチノコの探し方を一生懸命説明されているような印象に近くて、要するに「もう聞き飽きるくらい聞いたけど、そんなん実際ありえます?」と言いたい気持ちで喉が詰まりそうになっている。

ぐだぐだとすみません。まとめますと、ちょっと前までは名前を言っても誰も知らないような神戸のローカル企業でひっそり食品原料の買い付けをして食品メーカーに納める、いわゆる卸問屋系の仕事をしていました。いえ、あえて格好良く言わせてください。専門商社の商社マンでした。ちなみに主力商品は中華麺です。

 でも仕事が、というより、会社が余りにも肌に合わなかったので30歳になる前に一発転職しとくか、というノリで転職をかました。その先がたまたま電池業界でした、というのがざっくりの私のバックグラウンドです。

ちなみに新卒で入った会社は、むやみやたらに歯ブラシを作りまくる会社で、その中でも特異な「犬猫用の歯ブラシ」を販売する関連会社に初期配属から出向していました。

すなわち、私の履歴書は今の所
犬の歯ブラシ

中華麺

電池

となります。まったく意味がわかりません。一貫性がなくて面接でとても説明がつきません。
ヤンキーまみれの田舎から血反吐吐く思いでようやく普通の大学を出れたのに、結果こんな激キモキャリアになるとは、私自身が一番びっくりしています。

そんな私が、ちょっとだけ間接的にイーロンマスクに関わることになった話を少しだけ記録しておこうと思います。

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