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日帰りで行けるリゾート『つけん島』


☆アクセス☆

つけん島は、沖縄本島中部勝連半島の南東に位置する人口約500人の小さな離島です。
うるま市勝連にある平敷屋港から1日5便の定期船が就航しており、高速船で約15分、フェリーだと約30分と、気軽に日帰りで行けるのが魅力の島です。

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島は一周しても約6キロという小さな島ですが、レンタカーショップがない為、ドライブや小さなお子さまをお連れの方は、フェリーに車を積んで乗船することをおすすめします。
一方で自然を満喫したい人には、レンタサイクルがおすすめで,つけん港にて1日¥500でレンタルすることができます。降り注ぐ太陽と心地良い風を浴びながらのサイクリングは、心も体もリフレッシュすることができます。

☆おすすめスポット☆

島の北部にある観光施設「キャッロット愛ランド」には、ニンジンをかたどった展望台バンタ(方言で崖・絶壁の意味)やキャンプ場・遊歩道などがあります。
海を一望できるテラス席や緑あふれるキャンプ場は、テントやBBQセットのレンタルもでき、気軽にキャンプを楽しみたい人や家族連れの人に人気のスポットです。(予約が必要です)

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島の西側にある「トマイ浜」では、真っ白な砂浜と透明度の高い海が広がります。
全長約1kmの広々としたビーチでは、ビーチパラソルやシュノーケリングなどのレンタルもあり、バナナボートなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
人懐っこい色鮮やかな魚たちと戯れることができる、シュノーケリングや熱帯魚ウォッチング(餌付)は特におすすめです。夏は海水浴や釣り、ダイビングをする人々で賑わい、年間5万人もの観光客が訪れているそうです。

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☆特産品☆

つけん島は農業と漁業が盛んな島で、特にニンジンともずくの養殖が有名です。

島の面積のおよそ1/3がニンジン畑で、別名「キャロットアイランド」とも言われ、
収穫期になると港には出荷するニンジンが山のように積みあげられ、島の風物詩となっているそうです。
ニンジンは沖縄本島のみならず、県外のホテル、レストランなどにも出荷されています。
つけん島ニンジンは甘くて栄養価が高いのが特徴で、地元では「にんじんしりしりー」はもちろん、生のまま「スティックサラダ」で食べるのもおすすめだそうです。

もずくの養殖では、島近くの海底から海洋深層水が上がってくる海流があり、
きれいな海水がそのまま礁池に流れ込むため、養殖にとても適しています。
自然豊かな海で育つ新鮮もずくは、シャキュッとした食感とヌルヌルとした強いぬめりが特徴です。

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もずくに含まれているフコイダンと豊富なミネラルには、肌の保湿力を高める働きがあり、肌のハリやつやをキープさせ、気になるシワを抑える効果が期待できるそうで、健康や美容に関心のある女性には特におすすめです。
つけん島産の塩もずくは、インターネット(おきなわんもーる)でも購入できるそうなので、暑いこれからの季節、夏バテ解消に召し上がってみてはいかがでしょうか。

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そのほかに、近海で獲れたイカを使った一夜干しや塩辛などの特産品もあり、お酒好きな人にはたまらない、おみやげもあるそうです。

☆文化☆

つけん島には、旧暦で行われる伝統行事が今も数多く残っており、島のあちこちに拝所や御嶽などの聖地があります。
そのひとつ、島の南西に位置する「ホートゥガー」はつけん港から徒歩約10分。
鳩(ホートゥ)がみつけた泉(ガー)から由来する井戸のことで、長い間、島の人々の大切な水源として使用されてきました。石の階段の途中には鍾乳石の御神体が祀られていて、子孫繁栄の神様として崇められているそうです。
また「中の御嶽」には村作りに貢献し、つけん島の名付け親ともされる喜舎場子の墓があり、うるま市の指定文化財となっています。

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このように由来や言い伝えが今も残っていることから、島の人が聖地や伝統行事を大切に守り続け、家族や仲間、人々との絆を大事にしてきたことがわかります。

☆まとめ☆

「つけん島」は、透き通ったキレイな海と素朴な田園風景が印象的で、
ゆったりとした時間が心と体をリフレッシュさせてくれる癒しの島です。
そんな「つけん島」へ皆さんも一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

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