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日本一!!の産地。ミネラル豊富な「勝連もずく」

☆「勝連もずく」とは

沖縄県は全国でも、もずくの産地として有名です。
もずくの養殖研究が始まったのは1975年ごろで、研究グループと水産業改良普及所との共同研究により1977年に初めて養殖もずくが水揚げされました。
その後、いろいろな改良や試験を繰り返し、現在の養殖技術が確立されました。

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沖縄のもずく生産は、全国シェアの約9割以上を占めております。
その中でも、うるま市勝連地域は県内でも有数のもずくの産地として知られています。
勝連もずくは、噛みごたえのあるシャキュとした食感と、強いぬめりが特徴です。
低カロリーでミネラルや食物繊維が豊富なため、以前より健康志向な人や、美容やダイエットに関心のある女性に注目されてきた、自然食品のひとつでもあります。

☆知ってほしい「勝連もずく」

もずくは古くから全国各地で食されている海藻の仲間で、「フトモズク(オキナワモズク)」と「イトモズク(ホソモズク)」「イワモズク」の3.種類があります。
勝連漁業では、シェアの約9割を占める「フトモズク」を栽培しています。
もずくのヌルッとしたぬめりには、干潮時に太陽や外気にさらされた時に、乾燥から身を守ったり、海中で細菌が入ってこないように侵入を防ぐ役目があるそうで、
私たちがもずくを安心・安全に頂くことができるのは、強いぬめりのおかげなんだそうです。

☆「勝連もずく」がおいしい理由

うるま市勝連地域は沖縄本島の東側に位置し、広々とした漁場には、理想的な水深と透明度の高い水質でたっぷりの陽光が降り注ぐため、もずくの栽培にとても適しています。そんな抜群の環境で育てられた、勝連もずくにはフコイダンがたっぷり含まれており、多くの機能性が期待される食材として、様々な機関で研究が進められているそうです。

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そんな新鮮で美味しい「勝連もずく」は、インターネット(おきなわんもーる)でも購入することができます。

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☆もずく栽培の流れ

・採苗(10月初旬から)
野菜などの栽培と同様、まず始めに苗を作ります。
勝連漁業協同組合では、海中で手作業での苗作りを行っています。
サンゴ礁やほかの海藻に付着して成長するもずくの性質を活かし、海底に採苗シート(ビニールシート)を張り、そこに芽を着床させます。海底での栽苗期間は約1ヶ月。
この間に、海が荒れて採苗シートの上に砂がかぶってしまうと、せっかく着床したもずくの芽が成長できないため、台風シーズンでもあるこの時期、漁師さんは天候の変化にとても敏感になるそうです。

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・種付け
海底で育った苗は、大きな水槽に移動させ種付け作業を行います。
水槽の中に採苗シートを広げ、ゴミやもずく以外の海藻をきれいに取り除きます。
この作業(雑草取り)は、栽培していく上でとても重要な作業のため、こまめに定期的に行われます。
そしてロープの周りがヌルヌルし始め、水槽の水が少し茶色に変わります。
これは苗が順調に成長している証拠で、約1ヶ月間、この状態でしっかりと種付けを行います。

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・種付け完了(1月初旬から)
水槽での種付けが完了したら、もずくを再び海へと移動させます。
透き通ったきれいな海水とサンサンと降りそそぐ太陽の元へと戻されたもずくは、海の中で大きく健やかに成長します。

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☆まとめ

豊かな自然環境と徹底した安心・安全管理の中、漁師さんたちの深い愛情と手間暇かけて育てられた「勝連もずく」は、日本一と言われる最大の理由なんですね!
皆さんも、美しい海の恵み「勝連もずく」を毎日の食事に取り入れて、ヘルシーな生活を始めてみませんか?

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