記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

大好きなBL♡『リカー&シガレット』座裏屋蘭丸先生著

noteの使い方がイマイチ分からんまま。。
二つ目の感想記事は、私が1番大好きな作品!
座裏屋蘭丸先生の『リカー&シガレット』!

これまで読んできた中でも、本当にたくさんたくさん大好きな作品がありますが、一つだけ!選べ!って言われたら、多分コレを選ぶと思う。そのくらい好きです。



通りを挟んで向かいにそれぞれ店を構える、幼なじみカミロとテオの物語。カミロはタバコ屋でテオは酒屋。お互いの両親は引退しててそれぞれ息子が後を継いでます。

攻めのカミロは長髪長身でカッコよくて優しくて、男女共にモッテモテ。(私はどんなカップリングも大抵読むけど、”カッコよくてモテモテの攻”っていう存在が一番好きです😭。)幼なじみのテオに長い片思いをしてます。
ある日2人でお酒を飲んでいた時、幼なじみのテオに「俺は?俺はどう?」ってアプローチをして、少しずつ少しずつ「お試し期間」を設けたりして幼なじみの距離を縮めていくんだけど、、、。

っていうストーリー。



座裏屋先生の作品はどれもとにかく!!絵が美しいし、特にこの『リカー&シガレット』は私の大大大好きな長髪の優男攻で、
受けのテオは目がクリっとしててチョットカワイイ。女の子みたいな体格じゃないけど、目がクリッとしててカワイイ。

要はカップリングのキャラクターが「好み」なんですよね。笑

↓テオとカミロのワンシーンの模写です(笑)


そしてそういう点も踏まえつつ、
イッチバンイッチバン好きなポイントは、

テオ(受)が自分を受け入れる様子が描かれていることと、その描かれ方。

なんです。

俺が、自分の「本当のところ」を受け入れられるか…
最初っからそれだけの問題だったんだ…っ


↑これは、テオが自分の気持ちに気づいて認めるシーンのモノローグなんですが、私はBLに限らずこの「自分を受け入れる」ということが人生でものすごーーく大事なことだと思ってます。
自分のことを認めないまま、違う自分を演じ続けるのって本当に苦しいし、
どんな自分も許してそのまんま受け入れることができて初めて、他人を愛する素地が整うと思うので。

なのでこの作品では、テオ(受)がなかなか認めることができなかったカミロ(攻)への思いを自認したそのシーンに、胸がじわっとなりました。

周りのキャラクターも愛すべき人たちで
(前回の記事でも脇キャラについて書いたけど、どうやら主人公たちの周りの人達っていうのも私にとっては大切な部分みたいです)
いつもカミロとテオと連んでいる、ディエゴ、マリノ、エランドみんな好きにならずにはいられません💕


そういえば座裏屋先生の作品は、この『リカー&シガレット』だけじゃなく、この「自己受容」ができてるキャラがすごく多いように思ってて、その点も私が座裏屋作品を愛する理由の一つです☺️。

好きなものに対して堂々と在りたいですよね。

そういえば少し前に「BLが好きなんだよね」って夫に言えた時(なーんか隠しときたかったんでしょうね!)、私はすごーく晴れ晴れとした気持ちになりました😂😂😂
認めて、受け入れる。←大事ですね😂

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?