食後眠たくなるor疲れる人!危険です
こんにちは!
体調不良・病気で苦しむ人を1人でも減らしたい
東大薬学部卒アンチエイジングアドバイザー
福嶋大介です。
今回は「食後眠たくなるor疲れる人!危険です」というテーマで解説して行きます。
●食後の眠気はほとんど”糖分の摂りすぎ”
食後に眠気を感じる主な原因は、"血糖値の急上昇”です。
血糖値が上昇するのは
一番問題になるのはもちろん
”糖分の摂りすぎ”です。
●糖分とインスリン
糖分の摂りすぎが眠気を起こすのは
”インスリンが出過ぎる”から
が一番大きい原因と考えられます。
糖分を摂ると
①血液の中に入るまで
口から入る→胃で消化→腸で吸収→血液の中へ
②エネルギーになるまで
血液から細胞に入ってエネルギーになるまでの流れは以下の通りです。
血糖値が上がると→膵臓からインスリンというホルモンがドバッーっと出る→糖くんとインスリン子ちゃんのカップルが成立すると初めて細胞の中に入れる→細胞の中に入ったら糖分がようやくエネルギーとして分解される
●インスリン抵抗性とは
糖分摂りすぎると
”糖分が、血液→細胞へ入る時、入場規制が起きて、結果として高血糖&エネルギーが作られない”
となってしまう
これはインスリン抵抗性といいます。
糖くんとインスリン子ちゃんのカップルが
細胞という会場に行きたいけど
カップルが1000人、1万人とかなってしまうと
入場制限がかかる!
ということです。
●インスリン抵抗性があがると何が危険なの?
インスリン抵抗性があがる(入場制限)と
血液中に糖分がめちゃくちゃ余る
↓
①メタボになる
→メタボ部屋に連れていかれて中性脂肪として蓄えられる
②血管が詰まる
→余った糖分(異物)が血液に溜まって血液の中が酸化、炎症が起きて血管が詰まる、ボロボロに
これによって
血管詰まって血液ドロドロするので
糖尿病、高コレステロール、高血圧から始まり
末端まで栄養運ばれなくて
全身ボロボロになります。
●インスリン抵抗性があがる食材、あがらない食材は?
ざっくりいうと
糖分はインスリン抵抗性(入場制限)がめちゃくちゃかかります。
タンパク質も(糖分ほどじゃないけど)少しインスリン抵抗性があがります。
逆にいうと
脂質と食物繊維はインスリン抵抗性があがりません。
*例えば
芋は食物繊維だからインスリン抵抗性があがらない?
っていうと芋には糖分もたっぷり入っているのでインスリン抵抗性は上がります。
サラダチキンなら大丈夫かな?
と思っても味付けでドレッシング、糖分たっぷりのタレをかけていたらインスリン抵抗性があがってしまいます。
●インスリン抵抗性アップからの副交感神経スイッチONで眠くなる流れ
インスリン抵抗性により、エネルギーが効果的に供給されない。
↓
細胞や組織がエネルギー不足に
↓
エネルギー不足によって、副交感神経スイッチがON(外の活動ではなくて、省エネモード。風邪ひいた時や真夏に海で日焼けして疲れて眠たい時と同じモード)
↓
リラックスや休息モードへ
●食後の眠気にどう対処すれば良いのか?
1.糖分の摂りすぎをやめる、または低Gi値のものを摂る
血糖値が急上昇しにくいものを摂ると眠たくなりにくいです。
2.低糖質なものを食べる、または糖分を食べる
(例えば、サラダチキン、豆腐、納豆(タレなし)とかは眠くなりにくいです)
3.ベジファーストで食べる
血糖値の急上昇を防ぐために、野菜などの血糖値があがりにくいものを先にとることもおすすめです。
4.ケトジェニック食にする
低糖質、適度なタンパク質、高脂質
この食事をすると眠気は気にくくなるし
インスリン抵抗性もあがらず、血液の流れは良くなるのでおすすめです。
●その他食後に眠くなる原因
もちろん他にも
夜間の睡眠不足、仕事疲れやストレスが多すぎると眠たくなりやすいです。
どっちにしても
副交感神経スイッチがONになってしまっている状態です。
●まとめ(食後に眠たくならないように)
健康的なケトダイエット(多くの野菜、適度なタンパク質、脂肪)を試してみることを検討してみてください。
食事の後に眠気や疲労感を感じる方々にとって、これらの情報が役立つことを願っています。健康な体と心を保つために、食事と生活習慣に気を配り、適切な対策を取ることが大切です。次回の記事もお楽しみに!
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*アメリカの最先端研究者、Drたちの見解などを参考に記事を作成しております。
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