マウンテンバイカーによる新たな森林利用の試みと可能性

引用元

日本森林学会誌 著者 平野悠一郎

ここに頻繁に書かせてもらっていて、今現在京都の森林総合研究所関西支所でお世話になっている平野先生のマウンテンバイクに関する恐らく最初の論文です。

平野先生との出会いは前にも書きましたが、2013年に自分が法政大学の3年生だった時に受けた「地域コモンズ論」の教壇に立っていたのが平野先生でした。

その授業で「山のステークホルダーとしてのマウンテンバイクにはいろいろ課題があります」みたいなことを相模湖での体験から先生に話したところ、興味を持ってもらえて一緒に相模湖ののりさんのところに取材に行き、その時の話も内容に入っています。

その後、王滝村と伊那のマーシーさんのところへの取材も同行させていただきました。

同行はできませんでしたが、西多摩マウンテンバイク友の会、山伏トレイルツアーへの取材内容も載っています。

森林のタイプとして国有林、公有林、私有林等の区分がある中で、土地所有者との関係性や、保険等のリスク管理のやり方、地域での役割などをそれぞれの事業、活動者さんに伺っていました。

そういった森林の新しい利用形態の試みとしてのマウンテンバイクと、手入れが滞っている森林の現状がマッチしていくのではないか。現状と今後の課題はいかに、といった内容です。

大学4年の夏に相模湖のコースが閉鎖になることが決まって危機意識を自分の中でも実感と共に持っていたタイミングで、「どうしたらこうならないですんだんだろうか」と思っていたところで先生がマウンテンバイクの可能性を論文として形にして世に出ていくのを身近に体験させていただき、その時から「こういうことがしたいな」と思うようになりました。

日本語なので、詳しいことはぜひ読んでみてください!

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