ここまでのまとめ、そして白馬へ


2018年は新年を迎えたニュージーランドで20人の同居人との生活、平野先生と調査、MTB漬けとビザ取得、カナダで最大のチャレンジと挫折を味わって、日本では日雇いバイト三昧とシンポジウム、スペインでは最高の歩き旅と出会いがあり、最後は女の子を追っかけてポーランドで年末を迎えることになるとは…自分がそんなことをする人間になるとは、数年前は思いもしませんでした。

何かを成し遂げたわけでもなければ、すばらしい結果を出したわけでもありませんが、覚悟次第でどんな行動でも起こせるんだなと、振り返ってみると実感します。


ここまでの道のりは大学時代に働いていた相模湖プレジャーフォレストのMTBパークを目の前で失ったことで

「理想のフィールドとそうなれない所の違いは何だろう?」

「自分が求めるフィールド環境は自分から出向くしかない」

という自転車が好きな人なら恐らく誰でも一度は考える二つの思いから始まっていて、今もそれは変わりませんし、これからも変わりません。自分の中の2本の柱です。


そして、2018までの経験から自分が乗り手として求める環境のお手本に近いフィールドの雰囲気と背景を現地での生活を通してなんとなく理解したうえで

「欲しい環境は自分で作るしかないから自分の望む環境に近づけるためにも、強みを生かして地域に貢献できるポジションに自分を置く」

という段階に白馬村で入っていきました。

もちろん、全てを最初からプランしていたわけではなく、過去の記事を読んでもらえればわかる通り「偶然」と「ご縁」の連続で、後になって振り返った時にそういうまとめかたができるだけです笑

誰しも何をやっていても同じ道をたどる人はいないので、その時その時は先の事なんて分かりませんよね。


さて、ポーランドから帰ってきてお金が完全になくなり、住むところもなかったので「春を待たずに冬の白馬で住み込みで働いてみようかな」という理由で1月から白馬村の八方尾根スキー場でリフト係をすることにしました。


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