やっていきたいと思うことについて「NZCTを例に」

Nga Haerenga (‘The Journeys’) New Zealand Cycle Trails(NZCT)について、自分の頭の中の整理もかねて紹介しようと思います。

百聞は一見にしかず、ということでNZCTも紹介ビデオを載せます。

こんな感じのトレイルが現在22か所登録されていて、自転車でニュージーランドの風光明媚な景観を楽しめるようになっているようです。

このNZCTに関するレポートに基づいて、レポートの中でサンプルとして取り上げられている4か所(Motu Trail, Hauraki Rail Trail, Mountain to Sea Trail, Queenstown Trail)の動画を載せた後にレポートの内容を簡単に説明しようと思います。

1.Motu Trail

2.Hauraki Rail Trail

3. Mountain to Sea Trail

4. Queenstown Trail

マウンテンバイカーがイメージするトレイルとは違いますよね笑

そうだと思います、でも遠からず近いものから学べることは沢山あると思っています。

Queenstown以外の町は住んだことがないので、どのような産業と人で成り立っている町なのかはググる以外知る方法がないのですが…この4つのケースを見てみるとそれぞれのトレイルを利用した人の行動(消費)パターンとかそれぞれの町にトレイルが存在することの強みと弱み、どういった点を今後伸ばせるのかなどがイメージできるのでとても面白いです。

新しくトレイルネットワークをこれから構築したい場合、これらの例から各々の町の産業構造とか経済活動に似通ったケースを参考に計画を立てたりイメージを膨らませたりと、ワクワクしてきます。

でも何かを参考にする場合は大まかに似通ったトピックだけをつまみ食いしても、その根底にある背景が異なる場合はよくよく考えると全く参考にならないというものもあると思います(むしろ90%以上そうなんじゃないかと)。でも多くの事例を理解すればするほどその引き出しは増えていくので、その引き出しをもとにどこかのトレイルのお手伝いができるようになってあちこちで気兼ねなくシュレッドできたら自分は幸せです(そしてどこかにデカいジャンプを…笑)。その引き出しを世に出せる実力をつけるために来年から大学院で勉強してくることも必要な要素かと思っています。(必要な調査の仕方や調査結果を有効なかたちでまとめるなどなど)

マウンテンバイクはアウトドアスポーツですが、他のアウトドアと同様ある程度の規模になると人工的な計画と作業が必要不可欠な遊びで、他の地域からノウハウを学ぶことも持続的な遊び場を保つには必要なことだと相模湖からカムループス、クイーンズタウン、オーストラリアとスペインでの会議、白馬までの経験から学んできてその役に立てるようになりたいと、そうなれる道をライディングと並行してずっと模索してきたので、これからとても楽しみです。

【競技】【エクストリームスポーツ】としてのマウンテンバイクは自分も大好きですが、その世界の中だけにいると見えなかったお宝が結構ごろごろしていると気がつきました。それはNZCTのようなゆるーいトレイルのネットワークだったり、スノーの世界だったり、トレランの世界だったり。

エクストリームマウンテンバイク好きな人からしたら退屈な内容かもしれませんが、興味があったら次の記事も読んでみてください。

次はレポートの中の上述の4か所の調査結果を簡単に見てみます。

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