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社会人大学院生(修士課程)が誕生した話をするよ💫

社会人として学び直すことを考えている人に届くといいなあ…。

僕はわりと奇妙な人生を歩んでいるのです。

医師を除いた医療系一般的に言えるかもしれないが、臨床検査技師というものは、大学や専門学校を卒業して、大体の人が就職する。就職先は検査センター、一般病院、大学病院、クリニック、製薬会社など意外と幅広い。あるいはそのまま大学院に進学するパターンもある。

僕も、大学卒業後はとりあえず社会人として働きたかったので、病院に就職することにした。

で、2ー3年くらい病院で臨床検査の仕事をしていたんだけど、なんというか、「危機感」を抱いたんだよね。仕事覚えるのに必死で一生懸命やってたけど、同じことの繰り返しで、何か自分で意識的に取り組まないとダメになる!と思った。

特に当時は検体検査といって、患者さんの血液や尿とかを分析する仕事しかさせてもらえてなかったので、患者さんと接する機会も少なく、物足りなかったんだろう。

これでいいのかなー?と。

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そんな悩める子羊(笑)に、学部生の時に研究室でお世話になった教授から、時折、ラボの様子がメールで送られてきてた。


気にかけてくれているのだろうな。もう一度研究室で学びたいな。。


少しずつ「大学院(修士課程)」というものが現実味を帯びてくる中で、クリアすべき課題があった。1つ目は金銭面。2つ目は職場の理解。3つ目は自分にできるか?という不安。。

1つ目の金銭面の不安。うろ覚えだけど、僕が行った大学院は国立なので、入学金は30万弱、学費は年間で60万弱、2年でトータル200万を覚悟しなければいけない。涙が止まらない。。

2つ目の職場の理解。当時の直属の上司に相談したところ、「そんなことして何になるの?」と言われたのは今でも鮮明に覚えている。捉え方は人それぞれだし、まあしょうがない。

3つ目自分の能力。僕の場合は社会人選抜として大学院に在籍しなければいけないので、休みの日にラボに出向いて研究しなければいけない。しかも、隣県とはいえ他県なので片道2時間のドライブ必須。研究内容も学部の時に少しはかじっていたけど、「慢性疼痛」「サイトカイン」やら難しい。。

こんな不安な状況であったけど、後悔はしたくない!!ということで、社会人大学院生(修士課程ver.)が爆誕したのである。基本的にほっともっとではチキン南蛮弁当しか食べない、知らないお店にはあまり行かないタイプの人間だけど、思い切りはいいタイプなので、笑。

続く。。






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