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社会人大学院(修士課程)はジレンマとの戦い

前回からの続きです。あらっ、だいぶ時間が空いたのね😂

そんなこんながあって、入学しました。修士課程はたった2年なので、早いですね💦

何を研究する?

これは人それぞれだと思うけど、僕は学部生の時と同じ先生の研究室にお世話になったので、研究テーマも臨床から離れた基礎研究をしてました。

慢性疼痛を細胞シグナルの面から解析するというような内容です。

で、これが一番モヤモヤしたんですね。

結局、一度実験開始すると毎日作業があるので、社会人にはかなり厳しい。特に僕は隣県から片道2時間半かかるので、時間的にも体力的にも月に1〜2回通うのが精一杯だったのです。

だから実験はほとんどラボにいる人に頼まなきゃいけないので、申し訳ないというか、修士の学生の在り方としてどうなん?みたいな自己矛盾や葛藤はずっとあったわけです😔

ボスの懐の広さ

自分の検査技師人生で尊敬している人を挙げよ、と言われると間違いなくこの当時のラボの教授を挙げます。

なかなか当時は社会人大学院というのは理解されにくく、職場との板挟みになって、結局目標だった国際会議での発表もできなくて、ぐぬぬぅ〜😠ってなってましたね。

そんなときも、ボスはいろいろと褒めてくれたり、できる範囲でも挑戦させようとしてくれましたし、研究の奥の深さや臨床検査技師としてどう在るべきかなど、当時の自分には刺さる言葉がたくさんありました。

"ミケくん、今の検査技師はダメだ。もっと広い視点を持ちなさい。君たちが変えていきなさい。"

もちろん、僕にそんな能力はないので、「ははは、先生僕には無理ですよー!」と答えてましたよ。

スラムダンクの安西先生みたいな方ですね🤫

社会人大学院生(修士課程)はありか!なしか!

大学病院に勤めていれば、職場の理解も得やすいでしょうから、社会人大学院生はあり!と思います。ただ、普通の市中病院では「なんで?」ってなることが多いと思うので、修士までは学部からストレートで進学した方がいいのかもしれないですね😅

僕の今いってる大学院も学部からストレートで修士課程進学している方多いですよ!先生たちは、博士課程まで進学してくれる学生が少ないって嘆いてましたけど。今時の修士の学生さんたち優秀ですよー。分野違うからかもですが、僕が聞いても内容全然分かんないですもん💦

これからの臨床検査技師を担っていく方々、ぜひ進学してみてはどうでしょうか?やらない後悔よりもやって後悔した方が自分が納得できますよね。


by みけ☺️

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