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京都・葵祭を最前列で見てきました(5月15日)

京都三大祭りの葵祭(あおいまつり)にいきました。平安貴族のみやびな装束を身にまとった500人の行列を、下鴨神社の境内の特別な席で拝覧させていただきました。

葵祭は京都に都が移る1400年前から続くお祭りだそうです。凶作を嘆いた欽明天皇が五穀豊穣を願って馬を走らせたことが始まりだそうで、行列には約50頭の馬や牛の姿がありました。藤の花に彩られた巨大な牛車は圧巻でした。


平安時代は身分の制度が厳格で、着ることのできる色も限られていたそうです。目の前を通り過ぎる色とりどりの衣装は、美しいだけでなく、社会的立場を誇示する意味もあったといいます。現代にように着る服が選べるという自由も、時代や国によっては「当たり前」ではないのかもしれないなと思いました。


このお祭りを最前列で見ることができたのは、昨日の雨の順延で残念ながら行けなくなった記者時代の取材先が、大変ご親切にチケットをお譲りいただいたおかげです。感謝とともにお伝えさせていただきます。

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