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銀河アリス 2nd Anniversary Live ~BIG LIVE / BIG LOVE~レポート

2020年8月1日、SPWNの配信限定イベントとして『銀河アリス 2nd Anniversary Live ~BIG LIVE / BIG LOVE~』が開催された。侵略活動2周年を迎えた銀河アリスの、圧倒的ライブパフォーマンスを爆発させる"BIG LIVE"と、"愛"を地球人類さんに届ける"BIG LOVE"のレポートをお届けする。

今回のライブイベントの出演者は銀河アリスと、ゲストのときのそら奏天まひろの計3名だ。今回このイベントに際して、3人でユニット『おくらぶ』を結成している。このイベント限定のコラボ曲もあるため、未試聴の人はぜひアーカイブを視聴して欲しい。

なお配信中のスクショについては公式からOK・NGのアナウンスがなかったため、今回は文字のみでのレポートとなる。

圧倒的ライブパフォーマンス"BIG LIVE"

開幕は銀河アリスの『ア・イ swear』『新・羅万象』から始まる。『ア・イ swear』は「誰も置いていかない」という想いを込めたと以前本人が語っていた通り、今日このライブを見に来た人たち全員を楽しませようという熱を感じた。和ロックな『新・羅万象』では、舞い散る桜の花の中で踊る銀河アリスからは、普段の活発で明るいイメージとは異なる妖艶さが交じり合った雰囲気を放っていた。

そして本日のゲスト一人目ときのそらが登場。彼女のオリジナルソング『Wonderland』を披露した。彼女らしい明るさや可愛さを全面に押し出した曲で、曲中の「じゃーんぷ!」という部分では部屋で配信を見ているにも関わらず飛び跳ねたくなった。もしライブ会場でこの曲を聞いていれば、みんな一斉にジャンプをしていただろう

再び銀河アリスが登場しときのそらと初めて共演したイベント『TUBEOUT! Vol.1』のことを振り返る。そしてYouTubeでの無料配信がここで終了する旨が伝えられ、次の曲は銀河アリスと今回のゲスト2人にゆかりのある曲であることが告げられた。

次の曲は銀河アリスで『Brand New Days』『Someday Someday』。どちらも『TUBEOUT! Vol.1』で披露されたこの曲は、これまでの2年間の活動で何度も歌われてきた。サイリウムを振ったり隠したりするタイミングや、「もしもし、聞こえますか?」「聞こえてるよー!」のリバーシブルゴング(コールアンドレスポンス)も定番となっており、配信限定イベントでもそれらはコメントで行われていた。

そして曲の後にも「馬の耳に~?」「念仏ー!」「小脇に~?」「コシヒカリー!」と、これもまた定番となったリバーシブルゴングを挟み、次のゲストの呼び込みを行う。そしてゲスト2人目の奏天まひろが登場、二人の馴れ初めの初動画コラボの話に花を咲かせる。

そして奏天まひろが『WONDERLAND』と『太陽系デスコ』を披露した。奏天まひろのダンスは、その小さな体とは裏腹に大きなエネルギーを感じさせる。『太陽系デスコ』では背景に太陽を背負っていたが、それに負けないほどのパワーと存在感を感じさせた。

「アリス」のイベントで二人のゲストが「ワンダーランド」を披露するという狙ったようなこのセットリストは、完全に偶然のたまものというのだから驚きだ。(※まりなす(仮)のTwitter参照)。これが記念すべき2周年ライブがなせる奇跡か。

そして奏天まひろが盛り上げた空気を引き継ぐように、銀河アリスが『振りかぶって猫パンチ』で会場をさらに盛り上げていく。コメントもそれに応えるように「にゃー!」「MEOW!」という文字が大量に流れていく。そして今回のイベントでは出演はしていないが、普段銀河アリスのYouTubeチャンネルで一緒に侵略活動をしている猫ちゃんたち一同が背景の映像に流れるという、粋な演出も見られた。

再びときのそらにバトンを渡し『エイリアンエイリアン』を披露。彼女はこの高い原キーの曲を安定した高音で歌いこなした。歌いながらの振り付けは本能に任せている(本人談)そうなのだが、好きな歌を歌い踊る彼女は本当に楽しそうだった

そして出演者3人が登場し、ゲスト2人が活動2周年を迎えた銀河アリスへのコメントを寄せた。ときのそらは「出会った時から支えてくれる頼りがいのある最高のお友達です。会うたびにダンスが素敵になっていて私の目標です。」と、奏天まひろは「こんな素敵な女の子に出会えて幸せと毎日思っています。これからもアリスちゃんの姿をいち地球人類さんとして、お友達として見ていけると良いなと思います。」と暖かいコメントを述べた。

ここからの歌は2人ユニット、銀河アリスとときのそらで『海より深い空の下』、銀河アリスと奏天まひろで『UFO』が歌われた。『海より深い空の下』は銀河アリスとときのそらが共演した『TUBEOUT! Vol.1』で初めて披露された曲で、『UFO』は銀河アリスと奏天まひろが初めてコラボしたときに一緒に歌った曲だ。彼女たちが歌う背景には、過去に共演したイベントや動画の映像が流れており、当時を知るファンにはたまらない演出だろう。箱は違えど、これまでの活動でともに切磋琢磨した仲間だからこそ生まれる曲の文脈だ

ここからは銀河アリスからファンである地球人類さんたちへの感謝の気持ち『My Dears』と、新曲のプレゼント『Distance of LUV』が贈られる。そして最後の締めは『Link』だ。

『My Dears』はそのタイトル通り彼女にとって地球人類さんがどれだけ大切かを歌った曲で、新曲の『Distance of LUV』ではさらに深い愛を感じた。社会情勢的に今まで当たり前にできていたリアルイベントができず、会えないことで募っていく愛情を歌から感じた。そしてこの曲の振り付けの最後は、ステージの中心で体育座りをして空を眺めている。この時、銀河アリスが誰を思っているのかは言うまでもないだろう

最後は最高に盛り上がる曲『Link』で締められた。ゲストの2人も舞台裏から「はい!はい!はい!はい!」とコールを入れ、コメントもみんなで「はい!はい!はい!はい!」や「LINK!」と打ち一体になっていた

合計14曲も歌うという大ボリュームのライブだったが、ここで終わりではない。ライブパートが終わり、ここから後半戦のバラエティパート"BIG LOVE"が行われた。

『銀河アリス 2nd Anniversary Live BIG LIVE』セットリスト
1.ア・イ swear(銀河アリス)
2.新・羅万象(銀河アリス)
3.Wonderland(ときのそら)
4.Brand New Days(銀河アリス)
5.Someday Someday(銀河アリス)
6.WONDERLAND(奏天まひろ)
7.太陽系デスコ(奏天まひろ)
8.振りかぶって猫パンチ(銀河アリス)
9.エイリアンエイリアン(ときのそら)
10.海より深い空の下(銀河アリス・ときのそら)
11.UFO(銀河アリス・奏天まひろ)
12.My Dears(銀河アリス)
13.Distance of LUV(銀河アリス)
14.Link(銀河アリス)

地球人類さんへの"BIG LOVE"

後半戦はバラエティパートで『"LOVE"を伝えて!もじもじくん』が行われた。3人がジェスチャーで問題を出して、視聴者がコメントで答えるという簡単なルールだ。問題は下記の6問だった。

1.アリス
2.のそら
3.UFO
4.ホラーゲームから逃がしてくれないおそら
5.くさむら
6.オクラを食べるおくらぶ

このコーナーもとても面白かったのだが、写真も映像もないため面白さが半分も伝えられないのが申し訳ない。個人的な見どころとしては「すぐ寝転ぶ銀河アリス」「目を輝かせてホラーゲームに誘うときのそら」「オクラが苦手な奏天まひろ」だろうか。そもそも問題にもツッコミどころが多く、3人が体で文字を表現する問題と、文章になっておりジェスチャーで伝える問題が混在していた。このカオスなところも銀河アリスのイベントらしい

ここでゲストの2人とはお別れとなり、感想が述べられた。

ときのそら「地球人類さんとアリスちゃんの絆をすごく見ることができて、こんな幸せな空間に一緒にいられて幸せでした。アリスちゃんと地球人類さんがとっても幸せな3年目になってくれたらいいなと思います。こんなに素敵な2周年に一緒に出演させていただいて、本当にありがとうございます。」
奏天まひろ「今日はアリスちゃんへの尊敬の気持ちとか、大好きという気持ちとか、これからもずっと応援してるよ、という気持ちを込めたので、それが少しでもアリスちゃんに届いていたら良いなと思ってます。アリスちゃんは地球人類さんが大好きで、地球人類さんはアリスちゃんが大好きで、そんなあったかい雰囲気が私は大好きです。3年目も素敵になっていくアリスちゃんの活躍を楽しみにしてます」

そしてこのイベントの最後のメッセージとして、銀河アリスから地球人類さんへの手紙が読まれた。全文が本人のTwitterで投稿されているので、ぜひ読んでみて欲しい。

そしてイベントの最後は本イベントのリバーシブルゴング「BIG~?「LIVE~!」「BIG~?」「LOVE~!」で締められた。このリバーシブルゴングにはすでに舞台袖にはけたゲスト2人も参加してくていた。

本イベントは文字通り、大ボリュームの歌とダンスによる圧倒的パフォーマンスの"BIG LIVE"と、銀河アリスの愛、ゲスト二人の愛、地球人類さんの愛というたくさんの愛であふれた"BIG LOVE"で構成されていた。2部構成のどちらもそれぞれ単体のイベントとして成り立つほどのボリュームで、大変満足感があるイベントだった。

今回の司会進行は銀河アリスが行っており、兄貴分のMZMのコーサカから「アリスは意外と回せる」と評されるだけあり、トークを盛り上げつつも、しっかりとした進行をしていた。歌とダンス、バラエティ分野、司会進行と着々と能力を伸ばしていく銀河アリス。この素敵な宇宙人の3年目のさらなる成長を私は楽しみにしている。

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