先輩

先輩と言えば、自分よりも先に経験を積んでいる人間のことだ。日本人が本格的に先輩を意識するようになるのは中学校からだろう。中学生にとって1つ上の先輩は体格的にはそんなに違わないのに体が大きく見える。2つ上の先輩はもはや大人に思える。そして、基本的には先輩の言うことは絶対だ。キツい練習やちょっとしたパシリも経験するだろう。むちゃぶりや悪ノリが続くとキライになってしまうこともしばしばある。学生だからこその先輩との関係だ。

ところが、こういうノリを社会人になってからも続ける人がたまにいる。もちろん、後輩からしたら先輩にいわれたことは守らなければならないし、先輩も後輩に命令しなければならない立場だから仕方がないことではある。しかし、無理な量の仕事をふったり、自分の召使いのように後輩を使う人もいる。そこに意味があるのなら別だが、私利私欲のために後輩に接している人間は考えを改めてほしい。後輩は後輩で、自分が見本にしたい先輩を見つけておいた方がいいだろう。

見本と言えば...

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?