記憶

記憶と言えば、自分が覚えているこれまでに生きてきた記録のようなものだ。良い記憶もあれば、悪い記憶もある。どうせ思い出すなら良い記憶がいいのだが、悪い記憶の方が思い出されがちだ。

記憶力には個人差があるが、年齢を重ねるほど、記憶力は衰えていく。自分に都合の悪いことは忘れやすくもなる。長く生きていると、全てを覚えていたら耐え切れないほど悪い記憶が溜まっていくからかもしれない。だとしたら、いろんなことを忘れていくのは人間の防衛本能なのかもしれない。

脳が記憶できる量には限界があるので、古い記憶を忘れていかないと、新しい記憶を覚えづらくなってしまう。部屋の本棚がいっぱいだと新しい本が置けないのと同じである。

知識のインプットとアウトプットも同じだ。インプットするだけでは覚えが悪い。アウトプットすることで定着しやすくなる。

呼吸とも同じだ。息を吸い続けるだけでは生きていけない。息を吐き続けるだけでも生きていけない。息を吸っては吐いてを繰り返すことで人間は生きていける。

呼吸と言えば...

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?