【休日コラム】 『エキササイズ・GYM』と『サウナ』をワークプレイスに設置する意味と効果

  

日曜日の昼下がり、今朝の『所さんの目が点』でサウナ効果を番組で取り上げていたのを見て、いつも思っていた事を綴ってみました。

外資系企業やWhite 500企業では、エキササイズジム施設やシャワー、サウナエリアをオフィススペースの一部に設置しているところがあります。

表面上は『充実した福利厚生施設』を謳い、リクルーティングや、スマートな企業ブランドとしてPRされる目的もありますが、実は、働く人々のワーク&生活リズムを「整え」、価値創造に向けた「知的生産性」と「創造性」をエンハンスしてゆく効果があることを、「場」のプロデューサーとして知っておく事が大切です。

人間誰もが、社会生活を通し様々な「ストレス」を受けるものです。
「ストレス」とは、そもそも外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。

例えば、
天候や騒音などの『環境的要因』

病気や睡眠不足などの『身体的要因』

不安や悩みなど『心理的な要因』

仕事や人間関係の悩みの『社会的要因』

などがあります。

特に、仕事のストレス(上記の複合要因です)を、職場で適切に自己管理・マネジメントできるかどうかにより、所謂、生産性や創造性の質が変わることも。

私は、ワークプレイスの「場力」のプロデュースにより、ストレスフルに働く人々の『ストレスマネジメント』をサポートしてゆく事も可能なのでは!と考えています。

具体的には、人間の感性や五感に配慮しながら「リラクゼーション環境&時間」をプロデュースする「場」つくり、
そして、生物としての人間が持つ「概日リズム(サーカディアンリズム)」やバイオリズムに逆らわず自然体の時空の流れをプロデュースすること。

などと言っても何の事!と思われますよね。

要は、働く人々が集中して仕事や活動に励み、疲れたら休憩する「エネルギー消費とリチャージ」のリズムを自分自身のペースで作れる「場」をオフィス等職場の中に創出することです。

やり方は様々ですが、一つ「サウナテーマ」で考えてみましょう。

エキササイズGYMやサウナを職場につくる意味は、福利厚生の視点だけでなく、働いている人たちが、蓄積してくる「ストレス」を適時に発散させて、疲労・意欲回復と創造力が「整う」効果を期待するものです。

「整う」とは、リラックスしているのに感覚が研ぎ澄まされている状態。

エキササイズして、サウナで発汗し水を浴び皮膚を刺激することで、人間の体や意識が「整う」状態になります。

リラックスは、休日にするのも良いですが、On Dutyでのワークリズムの中で「整う」状態を作れる機会提供をしてゆくのも意味のある事だと思います。
リチャージタイム30分の時間があれば効果が期待できます。

但し、「自社内に、GYMやサウナをつくっていくら儲かるの!」「どうせ作っても、同じ人しか使わないような設備は意味無い」との「天」からの声です。

『意味ある投資』である事をセンスメイキングできるストーリーと、数値での仮説検証をどのよう示すかは難題ですが、自社に作る事ができなければ「スポーツジム」と提携すれば良いのです。

私は、現役の頃、昼休み、あるいは終業後すぐに30分ほどエキササイズ&サウナで、気持ちを「整えて」仕事をしていました。
健康増進と仕事の捗りは実証済みです^_^

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