パンデミックへの危機対応

2003年のSARS、2012年のMERS以来、新型コロナウイルスに世界が震撼しています。

私が、企業の総務仕事をしていた時には、「パンデミック危機管理」も重要なミッションでした。

衛生マスクが市場から消え始めています。

組織の「リスク管理責任者」(普通この役割は総務部長が担います)は、社会が動揺し始めてから、予防対策(マスク調達等)を取るではなく、予め「危機管理プログラム」を設計・デザインし、対応シナリオとマスク等の備蓄を行なっておく事が最低限の準備です。

そして、今の状況然り、実対応が必要となる本番
時に、どのように組織対応・対処してゆくかが最重要のミッションとなります。

マスク配給も必要ですが、情報収集(出張者や旅行者の状況把握と管理)、分析、動揺マネジメント、適宜出退勤指示、BCP発動の検討と指示、社員等関係者が罹患した時の対応計画と指示...などなど、リスク管理責任者(総務部長)は、経営側との意思疎通・連携をとりながら、実践的実務の的確かつ迅速な対処を行なってゆく実行力と行動力が求められます。

総務の仕事は、萬プロフェッショナル。
組織社会において『総務部門』の真価が問われる「パンデミック危機対応」!

しばらく緊張期間が続きますが、早期終息を祈るばかりです。

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