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体系的「場」つくり理論シリーズ その38SDGsとWellを意識した「智場創造」


このシリーズではさまざまな視点からの「場」つくりを考察していますが、今回はSDGsとWellを意識した「智場創造」を考えてみます。

今更ですがSDGs簡単に解説すると、(外務省HPより引用)

『持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます』

私が「幸福社会創造」を目指し、「幸福価値創造コンサルタント」としての活動しているのも、自称SDGsアクティビストの意識からでもあります。

日頃活動していて感じることは、問題意識が高く熱い想いを持つ人々が沢山いるのに、其々の活動が相互にそして複合的に繋がる機会が十分ではない事。 
これはデジタル田園都市国家構想応援団での活動からも同様の思いがあります。

「場」つくりに大切な視点は、其々の意識や想いのWEB化(活動主体の有機的な結合)」を、ネットワーク社会の強みやメタバースの手法を絡めながら、其々のクラスターを繋ぎ合せて想いを束ねてゆくプロデュース活動を本格化してゆく事です。

組織社会で、さまざまな「しがらみ」や就業規則等に制約を受けながら、組織の「細胞」として実直に着実な仕事をしてゆく事も仕事人生! 

同じ「細胞」でも、「iPS細胞」として多能性活動に取り組む事もクリエイティブワクワク仕事人生!
私は、この「iPS細胞」タイプの人財は、一つの組織に留め置くのはもったいないと思っています。
こうした「知力」を持つ人財は、どんどん組織外に出て行ってて、オープン・ナレッジオーデトリアム(智場)でパフォーマンスを披露して欲しいと思います。
勿論、勤務先のコンプライアンス遵守は言うまでもありませんが、組織外のネットワーキングでの、新価値創造のチャンスバリューチェーンは、計り知れぬ効果をもたらす事が期待できます。

私は、こうした方々もネットワークに入っていただきながら、智慧の場創りのプロデュースをしてゆきたいと考えています。
その目的は、SDGsに資する「幸福社会の実現」と人々のWell being を最大化してゆく事です。

組織社会視点から見れば、SDGsはコストの一部としかみていないところもあります。
HLD Lab として、組織社会に対し社会貢献CSRからCrestive Shared Value(CSV)への意識転換や、その先にある人間社会の幸せ価値創造事業に繋げてゆくSDGs的「Euphoria Management 」へシフトチェンジしてゆく新しい経営スタイルを提言しています。
しかしながら、中には組織の「儲け」にならないものは、やっているように振る舞う「ウォッシング」しているところもあるように感じます。
その場合にはESG に繋げてお話しをします。
本気で取り組まないと「株価」への影響が出てくるとなると経営陣は意識が変わります。

これも「智場創造」のテクニックとも言えるもの。
本気で幸福な社会を共創してゆきたいですね。

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